宝塚記念2009予想
律儀なおじさんに報われるときはくるのか アドマイヤフジ

編集長おくりばんと
08期 予想歴19年

◎アドマイヤフジ
  10着/9人気

○アルナスライン6着/4人
▲スクリーンヒーロー5着/6人
×スマートギア
×サクラメガワンダー


アドマイヤフジは思い返せば、毎日王冠33秒台の脚でウオッカ、スーパーホーネットの3着したこともあるし、仮にスローの瞬発力勝負になっても、ウオッカのいないここなら、振り切る可能性はあるのではないか・・・
また、逆に、今の阪神は上がりに関してはけっこうかかるようになってきていて、いわゆる瞬発力だけの34秒台で上がるような競馬になりにくいのではないか。

アルナスラインは、よく不可解な負け方をするが、乗り難しい馬なのではないかと思う。
和田騎手が続けて乗っていたときは、一時安定して走ったし、その後、ペリエ、武豊ところころ手変わりしたときにはいまいちのパフォーマンスだったように思う。トップジョッキーのひとり蛯名が続けて乗れば、この馬の能力を引き出せるのではないか。ある程度先行してくれるという話も心強い。

スクリーンヒーローは、非常にレベルの高い相手なりの馬なのではないかと思っている。距離さえ合っているところなら崩れないのではないか。斤量さえ大丈夫なら。。
JCのように、総合力ではなく、瞬発力と立ち回りだけで決まるようなレースでこそレース巧者ぶりは活きる。そういうレースになる可能性はあると思うので。
これだけ人気薄なら狙ってみたい馬。

インティライミだけは内から先行しそうであり、不気味なので押さえようと思う。

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+アドマイヤフジ
大阪杯でのパフォーマンスを買いたい。
あのどっからどう見ても外しか伸びない馬場でも
律儀に内を回って、マツリダゴッホも止まった内を回って、ひとり頑張った内容は、
すごく評価してあげたい気持ちになる。
そうなんです、アドマイヤフジはああするしかないんです。
キャリアの長い馬で、色んな競馬を試してきたが、
昨年あたりから、先行して早めに仕掛けて叩いて叩いて粘り込むといった、パターンを完全にマスターしてきているのが素晴らしい。
今の有力馬というのは大抵、周りの状況見つつその場次第で臨機応変に相対的に乗る馬が多いので、
こういうちゃんと自分の持ち味を持った馬というのは素晴らしいと思う。
GⅠで上位に来るには、やることが決まっているというのは強み。
何も迷ったり悩む必要がないですから、ロスのない競馬をできるでしょう。
もちろん内枠が欲しいが。

前走もまあまたばか律儀にそういう競馬をしたわけですが、
新潟2000の外回りでそんな競馬で勝てるわけがない。
でもまあ58.5背負ってもきちんと上位に来てるあたりがまた偉い。
阪神2200の内回り、条件は絶好ではないですか。
宝塚記念は、4着、6着で差のない競馬をしていますし、この馬にとっては絶好の舞台、絞って狙ってきているところだと思うのです。
阪神2000の若葉Sを勝ったり、中山2000の金杯をハンデ背負って連覇しているように、このくらいの感じのコースが一番得意だと思うので。
あとはどんな馬場になるか。この馬にとっては少し重たいくらいの馬場のほうが良いかもしれません。

内ぴったり回ってきてください。
立派な馬体の持ち主、58キロを背負うGⅠでこそ、
チャンスはあると思う。


+ディープスカイ
大阪杯の内容からして、少なくともドリームジャーニーよりは上に取らなければいけない馬だと思う。
あのときからパフォーマンスが落ちることはないだろうし。
あと、どちらかといえば大型大飛びでもさっとしたタイプ、
1600→2400のダービーや、2000→2400のJCで非常に強い競馬をしたように、
距離を伸ばしてきたときにパフォーマンスが上がるのではないかと思っている。

-スマートギア
小さいので58キロが重くのしかかる。

-スクリーンヒーロー
ここ2走、58キロ以上での内容が不甲斐ない。


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宝塚記念2009回顧
斤量とは何か ドリームジャーニーとサクラメガワンダーの克服

編集長おくりばんと
08期 予想歴19年

次走狙い:サクラメガワンダー


なんと×をつけた2頭で決まうという最悪の予想になった。
でもまあ馬券なんて外れるときは際どく外れるより思いきり派手に外れたほうが、
精神的にも後腐れなくてよい。
大外れすると倍額持って行かれますとかいうことはないわけだし。
と開き直っておこう。

ドリームジャーニーに関しては、深い意味もなく×を付けてしまっていた。
前走距離的に怪しい天皇賞で58キロを背負いこなしたのだから、
ああもう58キロはこの馬は克服したんだと思っていた。
なので今回は特に不安要素はなかった。

サクラメガワンダーも今回で58キロを克服した。


斤量というのは、ロサードで学んだが、
だんだんと耐性ができてくる。だんだんと克服するものなのだと思う。
慣れるのだと思う。
いつを境に慣れるのかはわからないから難しいわけで、
サクラメガワンダーを買えなかったわけだが。
多分もう慣れたからサクラメガワンダーも58キロを苦にすることはないんではないかと思う。

逆にスクリーンヒーローはまだ克服しきれていないのかもしれない。

個人的には斤量耐性に対して色々と考えさせられる興味深いレースとなった。

◎にしたアドマイヤフジについてだが、
素人の勝手な考えとしては、インティライミくらいの位置につけて、
早め先頭、叩いて叩いて粘るという今年の金杯のようなレースを期待していた。
若干位置取りが後ろになり、勝負どころでも内に閉じ込められ、後手後手に回っていたように思う。
上記のような競馬をして勝てたかどうかは別としても、
馬券購入者としては消化不良だった。

これは先週のザレマと同じような感じ。

馬に行き脚がなかったのか、騎手の判断の問題だったのか、、、


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