マーメイドS2009予想
好メンバーですね

スナフキン
09期 予想歴26年

◎ベッラレイア
  4着/1人気

○マイネカンナ11着/14人
▲リトルアマポーラ3着/2人


内回りとあって追走のスピードと瞬発力を持ち合わせた能力が勝ち馬に必要と思います。

リトルアマポーラの信頼度ですが、エリザベス勝ちは圧倒的実績ですが京都2200m外回り、先行策から押し切りました。
時計の出る馬場状態で12.8が一番遅いラップですが、通常に置き換えれば13秒台。
やや緩みのあった平均ペースの力勝負になり、距離ペース位置取り追い出しと完璧なレースでぴったりハマったとも取れました。

リトルアマポーラの戦績の中で東京を外回りと考え、

阪神 外 新馬 1着
阪神 外 500 1着
東京 外 クィーンC 1着
阪神 外 桜花賞 出遅れ5着
東京 外 オークス 大外枠から7着
京都 外 エリザベス 1着
阪神 外 マイラーズC 牡馬相手7着
東京 外 ヴィクトリア 6着

中山 内 京成杯 牡馬相手4着
京都 内 秋華賞 6着

敢えて外回りを選ぶかのような戦いぶり、阪神外回りの敗戦2レースには敗因も少なからずあるように、やはり内回りからの影響は勝ちのない内容が示す通り、経験不足と適正に不安はあると見ていいでしょう。
力は上位と思いがちですが、今回の条件では抜けた存在ではないはずです。
近走もいまひとつ。


上がり馬ニシノブルームーンの前走、府中Sは平均ペースを先行押し切りと強い内容、前2が前半緩み後半へ自ら動きだし勝利、最後は上げ下げでもぎ取ったが、中山の小回りよりゆったりと行ける馬場の方がいいようですが、勢いは買えます。


小回りという点ではベッラレイアはどうでしょう。
エリザベス、オークス、ローズSと外回りでの好走と、前走金鯱賞ではサクラメガワンダーの0.2差で3角から遜色ない末脚を披露、過去中京1着があるように小回りへの対応はアマポーラよりこちらほうが有利。
先行するスピードもあり、枠順次第で対応できる強みもあります。


51キロの軽ハンデからタガノティアーズが気になります。
ダート路線から芝を2戦していい内容、

前 パールS 1800m 55k 2着 448k
前2 朱雀S 1600m 52k 5着 448k

朱雀Sでは、立ち遅れて後方に外外を回って4角から大外から伸びて来る。
勝ち馬スズカコーズウェイから0.5差は、この内容から牡馬相手によく頑張っています。
3戦目の芝慣れと、馬体重が休み前が424キロ、2走しても馬体減がないことから448キロへは成長分と考えています。
前走のように好位での競馬にも対応できることで自在性もあり、父タニノギムレット母父ダンスインザダークからも芝で走らないわけもなく、今後を占う意味でも先行投資ではありますが買いたい一頭です。(出走がなく次走に期待です。)


ハンデ戦になってからハイレベルなメンバー構成、内回りで直線が短いとあって3角からの動き出しが予想されます。
斤量とカブッた人気が、4角の好ポジションを要求されるアマポーラが先団を飲み込む勢いで直線に向くはず、先行勢にとっては厳しいかもしれない。
マーメイドの傾向は今回働かないと見ています、好走例の少ない追い込み馬に展開利が訪れそうです。


前走今季一番の出来にあったマイネカンナ、福島の道悪で力を出せず仕舞いに歯がゆい思いをしました。
マイネルキッツ同様に早目に栗東へ入厩し、410k台の馬体を426kまで回復し輸送ベリ対策は良しとする。
珍しく本追い切りを坂路で仕上げ、その変化がある意味いい刺激となっている。
脚をしっかりタメれば馬群をひとまとめにする能力は、昨年の中山牝馬で証明していて、気軽に乗れる立場からマッスル幸が追いまくるシーンは見られないだろうか。
希望は追い込みに賭けてほしい。

復調しているレインダンスは今回適距離とあって前進が見込め、いい追い切りをしたレッドアゲートも距離は合う。


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マーメイドS2009回顧
和田君ウマかった

スナフキン
09期 予想歴26年

次走狙い:ウェディングフジコ
次走狙い:ニシノブルームーン


コスモプラチナが道中緩みのない流れを作り、天の川の再現ですね。キレ味勝負のならない展開を演出することで、2着以下にはタフな上がりが必要とされました。
リトルアマポーラにとっては力勝負は望むところ、展開が向いたようですがこの程度では買い材料にはならず次走はどうでしょうか。

上がり馬ニシノブルームーンは近走を見る限り、2000m以上に適正がありそうですが、1800mでは少し忙しい感じです。
直線の走りには、牝馬ながらフットワークが大きく前かきの強さがあります。
ペースが遅いより速い方が、スタミナ勝負に持ち込む展開をムーンのスタイルと考えます。
牝馬限定opよりも牡馬相手の条件戦を勝つ方が、実績面では重視した方が良い傾向があり、現夏競馬は3歳-古馬、降級-昇級、混合ハンデ戦とゴチャゴチャのなか牡馬相手の勝ちあがり牝馬には一理ありそうです。

後続に脚を使わせる逃げには、当然直線で目立つ差し馬はなく逃げ馬のお手本と言えます。
阪神2000の牝馬戦なら落ち着いた流れから上がり重点と考えていたので、予想は逆になりプラチナにはシテヤラレタ、乾杯ならず完敗っと言ったところ。

ザレマの行き脚のなさが最後まで響き、直線もコースがなくなるというより間を突けない差し脚が見られず疲れか距離面なのか精彩がありませんでした。

この流れでは先行したベッラレイアは力が出せず、差しに撤する方がやはりいいでしょう。

今年の阪神は重たい馬場からのイン伸び、突然速い時計のクラシック戦は外伸びに、今回開催はコスモプラチナやシルポートのような逃げ先行有利なのか、エリモファイナルのような切れかどちらにしても時計は速くアン上のペース勘が問われる状態。
次週も馬場の速さは変わらずレコードが出そうな勢いで、前が止まりにくいとあっても人気を被ると道中動くに動けず、自在性のある馬以外はスタイルを崩せず、プレッシャーのない先行馬たちには注意が必要と見るのが賢明でしょう。
やや重程度なら良馬場と見ていいぐらいの馬場です。

回顧以外に、道悪の場合にはウェディングフジコを推すつもりでした。爪の形状は適していました。


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