15期 予想歴21年
◎アルフレード
7着/5人気
○マジェスティハーツ10着/2人
▲アヴニールマルシェ15着/4人
△ユールシンギング18着/17人
2015年の新潟記念こそディープインパクト産駒が1,2,3着を占めたが、新潟記念は直線が長いにも関わらず過去10年をみてもスペシャルウィーク・マヤノトップガンが２勝しているように、他の王道の競馬場（東京や京都）では少し足りない重い馬場でも走れるような血統の好走が目立つ。
2013
1着 コスモネモシン （ゼンノロブロイ産駒）
2着 エクスペディション（ステイゴールド産駒）
2012
2着 タッチミーノット （ダンスインザダーク産駒）
3着 アスカクリチャン （スターリングローズ産駒）
2011
1着 ナリタクリスタル （スペシャルウィーク産駒）
2009
1着 ホッコーパドゥシャ（マヤノトップガン産駒）
2008
1着 アルコセニョーラ （ステイゴールド産駒）
2006
1着 トップガンジョー （マヤノトップガン産駒）
他に特筆すべきはアドマイヤベガ産駒。といってもサンライズベガとトウショウシロッコの２頭が走っているだけで、そもそも産駒の数が少ないのであまり参考にはならない。
イメージとしては、重い馬場を走れるような血統で、上がりの脚も使える馬でないと好走できない。
今回のメンバーを見ていて、真っ先に思いついたのが◎アルフレード。
少し重い馬場もこなせて、早い上がりも使えるシンボリクリスエス産駒はイメージ的にもピッタリ。
前走の七夕賞が早めに動いたことでいつもの脚が使えず5着だったが、0.3差なら悲観する内容ではない。
新潟大賞典でも３着で新潟での好走実績もあり、今回は狙い目。
後方からの競馬になり展開やコース取りなどの注文もつくが、今年好調の柴山騎手の手腕に期待したい。
ここも好走できて完全復活といけば再びG１へと行きたいところだったが、条件的には安田記念が向いていただけにその点は残念。
なにより長期休養をした２歳王者の復活といえばアドマイヤコジーンを思い起こさせる。
そういったドラマにも期待したい。
〇マジェスティーハーツ。
王道のハーツクライ産駒ということ、去年も好走間違いないと思っていた関屋記念で惨敗しているように、突然崩れる可能性もありそうなので少し評価を落とした。末脚はトップクラスでG１でも十分通用すると思っているので、ここを勝てるようなら天皇賞秋はチャンスがあるだろう。あとは鞍上の問題。マジェスティーハーツといえば森騎手というイメージが出てきているほどなので、ぜひこのコンビでG１へと向かってもらいたい気持ちもあるが、馬のためを思えば結果を出して欲しい気持ちもあり、一流の騎手が乗った場合の競馬も見てみたい気がする。結果さえだせば乗り代わりという話もでてこなくなると思うので、森騎手も正念場と思って頑張ってもらいたい。
▲アヴニールマルシェ
同じ３歳馬のミュゼスルタンの方が人気しているようだが、個人的にはこの馬の方が強いと思っている。当然クラシックへ行くものと思っていたが調子が上がってこなかったのか、皐月賞もダービーにも出れず、ぶっつけのNHKマイルCしかまともに走れなかった。じっくり調整してきたのなら本来の力をだせるとみて期待したい。
あとは、人気薄のところから△ユールシンギング。
なかなかいい頃の出来に戻ってこないようだが、2014年の新潟大賞典でも好走できているように条件は合うと思うので、３着あたりなら。
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