15期 予想歴21年
◎エイシンヒカリ
1着/1人気
○ディサイファ2着/4人
▲アンビシャス6着/2人
△イスラボニータ3着/7人
×ヴァンセンヌ
先週のスプリンターズSの回顧と感想を書かせてもらうつもりだったが、タイミングを逃してしまい気がついたらもう週末・・。
予想が的中したわけでもないのと、レース内容もぜひ取り上げたいと思えるほどの馬も特にいなかったので、何かしらコメントしたい馬もいたが自分の中に留めて次へ進みたいと思う。
さて、今週から東京・京都開催が始まる。
毎日王冠と京都大賞典といえば、昔から競馬を見ていたものとしてはさあG1が始まるぞ!とワクワクする時期が来たという感じ。連休のため京都大賞典が月曜開催になったのは残念だが、ともに少頭数とはいえ面白そうなメンバーが揃ったと思う。
毎日王冠といえば一昔前はG1に格上げしたらどうかと言われたくらいG1馬が揃い、豪華なメンバーが集まったものだが、今年は出走馬が全て重賞勝ちがあるとはいえやはり小粒な印象は拭えない。
世代の中でも実力上位と思われる3歳馬のアンビシャスが参戦してきたことは楽しみだが、4歳馬・5歳の出走が少なく、6歳馬が6頭、さらに7歳馬が2頭という昔馴染みな顔ぶれが半数以上を占めるという構成。キズナやエピファネイアが引退してしまったとはいえ充実期を迎えるだろう4・5歳馬が少ないのはやはり残念。
さらにディープインパクトが13頭中10頭という明らかに異常な状況に加え、「えっ!?」と驚く騎手の乗り代わりも多数あり、いろいろなしがらみがあるのだろうが、一筋縄ではいかないのかも・・漠然と感じている。
今回は個人的に注目馬のアンビシャスとディサイファが出走してくる。
特にディサイファは札幌記念を勝てれば天皇賞・秋で好勝負できると思っていた馬で、G1へ直行でも良かったと思っていたのだが、そこは少し残念。好走はすると思うが逆に勝ちきってしまうほど仕上がっているとしたら本番ではお釣りがなくなってしまうことが少し気がかり。
アンビシャスは3歳馬の中では能力的にはダービーに出ていても2,3着争いは出来ていたと思うほどの馬なので、能力のある3歳馬が参戦してきた時にはかなり馬券に絡む印象がある(カレンブラックヒル1着・リアルインパクト2着など)が、なかには惨敗してしまうケースもある(ペルーサ1人気5着・コディーノ2人気7着など)ので、手放しでは高評価するのもどうかという感じ。あと、ルメールからM・デムーロへの乗り代わりも残念。個人的にはルメールの方が手が合っているイメージがある(あくまでイメージ)ので、その点はマイナスかなと・・。
あとは乗り代わりについても
グランデッツア 川田 → 福永
ヴァンセンヌ 福永 → 横山典
アンビシャス ルメール → M・デムーロ
トーセンスターダム 武豊 → 内田
リアルインパクト 内田 → ルメール
という感じで、結果が出ていたにもかかわらず乗り替わっている馬が目立つ。やはり競馬は馬と騎手が揃ってこそいろいろなドラマがあるのであって、そういう意味では結果重視の最近の風潮は残念な部分もある。
なので、今回はあえてこの馬で勝負したいという気持ちを持っている鞍上を配してきた馬を本命にしたい。
本命は ◎エイシンヒカリ。
サイレンススズカとよく比べられている馬で、とてもその域には達していないというのは承知の上。エプソムCを好走した馬は毎日王冠でも相性がいいし、前につけるという意味では一番安心できる。差しが決まる馬場状態で雨予報というのは気になるところだが、そこは充実期の4歳馬。能力で全て克服してほしい。本番の天皇賞・秋ではわからないがここでは凡走することはないと思う。
〇ディサファ
奥手の充実期に入ったことと、東京1800での相性もいいので、素直に対抗。
▲アンビシャス
ルメールとのコンビでこの秋の飛躍を期待していたので乗り代わりは残念だが、未知な魅力ないっぱいで古馬相手にどんなレースをするのか楽しみ。
△イスラボニータ
本来ならこの馬を本命にしたいところで、この程度の扱いでは申し訳ない気もするが、個人的には能力は落ちているとは思わない。やはり一頓挫あった半年以上の休み明けではさすがに厳しそうで、ここは一度使ってからとみているが、最低でも掲示板あたりには来て欲しい。
あと、消し評価としては、×ヴァンセンヌ。
乗り代わりもそれほどプラスとは思えず、距離もどうかなあという感じなので。
G1へ向けて個人的にもそろそろ予想のピントが合ってきて欲しいので、相性も悪くないこのレースは自信度Bで勝負したい。
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