14期 予想歴7年
◎レッツゴードンキ
17着/3人気
○タッチングスピーチ6着/2人
▲ミッキークイーン1着/1人
△トーセンビクトリー8着/4人
コース形状などから、実質的には緩急が小さい流れからの上がり勝負になりやすく、前・内に付けた総合力上位馬が有利なレース。総合力上位馬(できれば前に行ける馬)を素直に評価します。
なお、小回りのため道中の不利が発生しやすいので、買い目は割が悪くなっても手広く。
◎ レッツゴードンキ
○ タッチングスピーチ
▲ ミッキークイーン
△ トーセンビクトリー
▽ クイーンズリング
買い目はなるべくシンプルに。
3連複:◎○▲-◎○▲-◎○▲△▽(7通り。本線◎○▲を厚く)
今年の3歳牝馬路線はローズステークスのレベルが抜けて高く、他路線組が逆転するのは難しそうです。
そのローズステークスがハイペース(≒小回り向きのスピードの持続性を問われた)だったため、コース形状や展開が大きく好転しそうな逃げ・先行馬=レッツゴードンキの巻き返しにもっとも注意し、差し馬勢は枠番による内外の差や、斤量増の影響を加味して印を調整。
~ 以下は各馬の短評など ~
◎ 5-10 レッツゴードンキ
短評:
底力・先行力に優れる千八巧者??
ローズステークスはかなりのハイペース・追い込み決着で逃げ粘っての4着で、負けて強しの内容。条件が大幅に良化する今回は巻き返しに期待できます(コース形状:大回り・長い直線・急坂 → 小回り・短い直線・平坦。展開:前走が速すぎたため楽になる確率が高い)。
先行力の高さから他馬の挙動による不利を受けにくい&コースロスを抑えられる、人気上位馬の中で馬格がある方で斤量増のマイナスが小さい...なども、人気上位の差し・追い込み馬に対して有利な要素で、桜花賞に続いての逃走劇があっても。
チェック:
ツナギはやや短い(前脚長さ普通、後脚やや長い)、太さ普通(蹄はやや大きい)、やや立ち(蹄はやや寝る)。直飛節。 標準的な芝の1800m前後向き、血統はマイル~中距離向き(?)で、標準的な芝の1800m前後◎?(軽い芝▲? マイル○??) 荒れ馬場・道悪○? ゲート:▲-?(ほぼ改善?) 先行力:F? 底力:E-?(甘め) キレ:G+? 持続力:F? <s>斤量少注?(やや小柄)</s>
○ 6-11 タッチングスピーチ(55.0kg・前走比+1.0kg/やや小柄)
短評:
持続力優位の末脚のバランスに優れるマイル~中距離馬??
ここでの不安を強いて挙げるなら、内外の差。
末脚の総合力はメンバー最上位クラスで、有力馬の中では馬格がやや大きいことも負担斤量が増す今回は有利な要素。大きな不利がなければ3連勝でのG1制覇があっても驚きません。
ただ、秋華賞(京都芝2000m)は小回りコース。先行力で劣るタッチングスピーチは他馬の挙動で仕掛けが遅れたり、内外の差が響くシーンに注意する必要があります。夏を越して大きく成長した実力は確かですが、着順固定や1頭軸で狙うのは慎重に。
チェック:
ツナギは長さ普通、太さ普通、角度普通(蹄は寝る)。標準飛節。 標準的な芝のマイル~中距離向き、血統はマイル~中距離向き(??)で、標準的な芝のマイル~中距離◎?? 荒れ馬場▲?道悪▲-? ゲート:△+? 先行力:G-? 底力:E-?(甘め) キレ:F-? 持続力:E-?(甘め) 斤量少注(やや小柄)
▲ 8-18 ミッキークイーン(55.0kg・前走比+1.0kg/かなり小柄+キレ優位)
短評:
キレ優位の末脚のバランスに優れるマイル~中距離馬??
ここでの不安は、斤量増、内外の差(大外枠で不安増)。
末脚の総合力はメンバー最上位クラスで、オークスを制した実力は確かです。しかし、かなり小柄な馬体(人気上位馬の中ではもっとも小柄)+キレ優位という特徴から、斤量増は明らかなマイナス。調子が上向いても大きな上積みを期待できない可能性があります。さらに、秋華賞(京都芝2000m)は小回りコースなので、先行力で劣るミッキークイーンは他馬の挙動で仕掛けが遅れたり、内外の差が響くシーンに注意する必要まであります(大外枠なので不安が増しました)。
総合力の高さから軽視禁物ですが、人気に見合う勝率はないかもしれません。妙味の小さい相手候補として扱うのが良いのでは。
チェック:
ツナギは長さ普通(前脚やや短い)、太さ普通、角度普通(蹄は寝る)。直飛節気味。 標準的な芝のマイル~1800m向き、血統はマイル~中距離向き(?)で、標準的な芝のマイル~中距離◎? 荒れ馬場▲?道悪▲-? ゲート:△+?(少し改善) 先行力:G-?? 底力:F?(甘め) キレ:E-?(甘め) 持続力:F?(甘め) <strong>斤量特注</strong>(かなり小柄+キレ優位) 全兄トーセンマタコイヤ
△ 4-7 トーセンビクトリー(55.0kg・前走比+1.0kg/やや小柄)
短評:
持続力を中心とした能力バランスに優れる中距離馬??
ハイレベルの決着だったローズステークスでは、上位2頭より負荷の高い挙動(上位2頭と比較して、前に付ける、早めに動く、少し外を回る)での3着で、小回りの秋華賞では上位2頭に迫る~逆転の可能性に期待できます。
ただ、父キングカメハメハと父ディープインパクトでは、平坦コースでのキレ(=トップスピードと急加速力。特に前者)比べで分が悪く、ローズステークスと同じように早めの仕掛けか、内外の利が欲しいところ。枠順や当日の時計レベルなどに注意して、評価順を決めたいです。
チェック:
ツナギは長さ普通(後脚やや長い)、太さ普通、角度普通。直飛節気味? 標準的な芝の中距離向き、血統は中距離向きで、標準的な芝の中距離◎??(2000m◎?? 1800m○??) 荒れ馬場・道悪▲? 先行力:G+?(甘め) 底力:F? キレ:F-?(甘め) 持続力:F? 斤量少注(やや小柄) 全兄トゥザグローリーほか
▽ 5-9 クイーンズリング(55.0kg・前走比+1.0kg/キレ優位)
短評:
キレ・底力に優れるマイラー??
ここでの不安は持続力を中心とした実力不足。
高いパフォーマンスを見せたのはマイル前後&キレを生かせる条件で、距離延長や緩急の小さい流れなど持続力の要求度が高まると詰めが甘くなっています。前走からの距離延長はこの点からマイナスだと思われ、小柄+キレ優位という特徴から斤量が重くなる点もマイナス。人気上位4頭を逆転するのは難しいのでは。そこそこ人気なら苦戦するシーンを前提に考えたいです。
チェック:(評価は全体的に甘め)
(誤差注)ツナギは長さ普通、太さ普通、角度不明。標準飛節? 標準的な芝のマイル~中距離向き、血統はマイル~中距離向き(??)で、標準的な芝のマイル前後◎??(重い芝○?? 1800m○-?? 1400m▲??) 荒れ馬場○??道悪??(レース振りから) 先行力:F-? 底力:F?(甘め) キレ:F?(甘め) 持続力:G+↑?? 斤量少注(キレ優位)
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