七夕賞2009予想
この季節はいいゾ

スナフキン
09期 予想歴26年

◎デストラメンテ
  5着/8人気

○イケトップガン8着/9人
▲ホッコーパドゥシャ3着/2人
×ミヤビランベリ
×シャドウゲイト


ミヤビランベリは、前走強い競馬の印象が各ジョッキーに残っていることでかなりのマークに合う恐れ、3角から人気馬勢が早めに動き出しそう。
同馬は平均ペースから粘る形が理想、そうなれば息の入らない淀みのない流れとなり上がりのかかる時計勝負になるか、渋ればハンデが重くのしかかりはしないだろうか。


先行馬なら軽斤量馬と、勝負がかりのない瞬発力のある差し馬にチャンスあり。
馬場の回復があれば、外差しの効く馬場からこの展開に追い込み勢にもギリギリ届くとも考えられる。


デストラメンテ
気温が上がるとともに調子も上げて来るデストラメンテは、期間限定馬なので今がお買い時。

休み明けと寒い時期は走らないので陣営も夏を意識して春から使いだし、前走1着時の5月末の気温が27℃と初夏を思わせる陽気と、先行押し切るパワー型で力のいる馬場も味方につけていた印象があります。

夏場の成績を見ますと

07.6.30 福島未2000 2着0.1差 56k
07.7.15 新潟未2000 1着4馬身 56k
07.8.05 新潟500万下2200 1着2馬身1/2 54k

08.7.05 福島500万下2000 2着0.0差 57k (1.59.5)
08.8.10 新潟1000万下2200 1着2馬身 57k
08.8.23 新潟1000万下2200 2着0.4差 57k (1着オウケンブルースリ)
08.9.13 中山1000万下1800 1着4馬身 57k
08.10.12 東京オクトーバーs2400 7着0.6差 57k (1着ジャガーメイル)
10月のこの時期デキが落ちてくるが、スクリーンヒーローなどと渡り合う。

09.5.31 東京むらさき賞1800 1着首差 56k 不良 

前走はまだ本来のデキになく陣営も弱気のコメントでしたし、調教を見ても

1週前追い切り 美坂 52.3-37.9-24.3-12.2 ナリ
本追い切り 美坂 51.5-36.9-24.1-12.0 一杯


今回の1週前追い切りでは、馬なりで前回を上回るデキ

美坂 51.1-36.7-23.8-11.9 ナリ (3頭併せ先着)
本追い切りを見るまでもなく上積みがあります。

今年も軌道に乗った感があり後は力関係ですが、距離が少し長いと思われた57kを背負ったオクトーバーsの内容は良く、今回は斤量差の助けもプラス。

最終週のタフな馬場もパワー型の脚質が合って来るのでは。
時計の決着にも対応できるし、道悪もok。


イケトップガン
52kで中日新聞をヤマニンキングリーの0.1差、今回53kと恵まれ善戦可能。
近走12戦して(4.0.4.4)8着降着が1回あるだけで、11戦掲示板に載せて来る堅実馬。
道悪もこなすと来れば、勝負がかりのない追い込みが自分の中では当てはまってきます。

ホッコーパドゥシャ
好時計で快勝した前回と同斤量、弱メンバーだったこともあるが強さを見せた。
近走前目での位置取りが可能で、脚質に幅があり好勝負でしょう。
渋ってもかなりこなして来ると予想され、重馬場だった阪神垂水s1800m戦をスピード感のある逃げで後続を引き離し、3馬身1/2差と寄せ付けない内容。


不安点
ミヤビランベリ 前走、後続はレースにならず前残りの有利さは少なからずあったと思う。1年以上人気を背負ったことがない馬にトップと0.5kのハンデ差、乗り難しくはないだろうか。
かなりひどかった道悪の長丁場のダメージは?中間軽めの追い切りしかないので・・・。

シャドウゲイト 前走2着もサクラメガワンダーには完敗、ホワイトピルグリムに差し込まれる。芝のレースをこの2年で連対したのは前走の1回だけ、その同馬がトップハンデ。


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七夕賞2009回顧
今開催福島2000m戦の傾向

スナフキン
09期 予想歴26年

次走狙い:トウショウシロッコ
次走狙い:デストラメンテ


2歳戦で1200を1.10.1、未勝利戦で2000を2.02.4ですから、このクラスなら1.59~2.00秒は計時すると考えていましたが、思ったよりも遅かったようです。

強力な先行馬は不在で落ち着いた流れが想定され、おのおの外目のポジションに付き前半は淡々としたペース(1000m通過61.1)はちょっと遅く、3角手前早めのペース上りにレースが動き出しました。
この流れに乗り遅れたのがデストラメンテ、手ごたえが良かったトウショウシロッコは、当然勝ちを取りにミヤビランベリの内を突く。
ところが、ゴール前馬体が合っての入線の意味するところは、

デストラメンテ
夏を皮切りに調子を上げ、格上挑戦もこのクラスの勝負所で付いていけない弱さを露呈。
あの手ごたえで追い上げるという離れ業には驚いたが、小回りコースは向いていないかもと思わせた。次走新潟なら狙える1頭でしょう。

トウショウシロッコ
やはり詰めの甘さが付いて回る。
手ごたえほど伸びないのを見越した騎乗が今後求められるが、今回はさすがに馬体ベリが堪えた感じで、回復条件で次走に期待する。

人気馬3頭はスタート後、ランベリをゲイトが、その2頭をマークするホッコー、道中も意識しながら外目から4角へ、ゲイトはランベリに一蹴りされその後ろでもたつくホッコー、明暗は4角で分かれました。

シャドーゲイト
シロッコの突っ込みに不利を受けたが、すぐに立て直せないのが弱さ。
レース全般においてスムーズに運べないと力を発揮できない、決め手勝負は不向き。次走の狙い方は難しい。

ホッコーパドゥシャ
末の伸びはいいがクラス上がりの勝負所に今後の課題がありそう。馬体自体はスカッとしていてパンパンの馬場の方が良さそうに見える。道悪は得意も荒れ馬場はこなす程度。

アルコセニョーラ
後発から1コーナー過ぎ、ホッコーに前を譲る形になり後方に下げる。勝ちにこだわっていたのなら主張して中団からでは・・・、最後の不利などは4角で前のスペースが運よく開かなかったら、勝ち負けはなかったでしょう。
上がりのややかかる平均ペースの追い込みには適正があり、3角手前から馬群が動いてくれたおかげもあってさらに向いたようです。

ミヤビランベリ
道中前を意識しながら追い出すタイミングを計る、4角でシロッコより手ごたえは見劣るも離れかけてからの動き出しが速く、ここにこの馬の強さを感じます。
馬体からもパワーは見て取れ、この馬場と持続型の厳しい上がりに対応できていたのも適正と成長の証し。


今開催の2000mは全12戦あり、その傾向を次開催のために見ておきましょう。

枠順の不利有利では、3着以内を見ると
1枠 1回
2枠 5
3枠 2
4枠 4
5枠 3
6枠 10
7枠 5
8枠 6
内では、2枠。外目では6枠を筆頭に7.8枠と好成績。1枠は不振。
全12戦中6~8枠が絡まなかったのは、初日の1レースのみ。いかに福島の2000mが外目の枠が有利なのかが、今開催では見て取れました。

脚質においては先行と差しに分けると3着以内では、半々ですが前半戦は先行有利、後半戦は差し有利という結果。
馬場の痛みに伴い差し展開に変わりつつあるということですね。

10月からの開催に外枠がらみを考慮しながら、最終週に行われる福島記念は5週目となり馬場も荒れて来れば、先行差し馬の6~8枠を軸にと覚えておいて損はないでしょう。

ちなみに昨年は、マンハッタンスカイ~マイネルキッツ~グラスボンバーと入り、3枠7枠8枠とやはり外目が絡み、8枠グラスは14番人気でした。 さて今年は?


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