菊花賞2015予想

雨龍泥舟
08期 予想歴46年

◎リアファル
  3着/1人気

○リアルスティール2着/2人
▲サトノラーゼン5着/3人
△ジュンツバサ10着/12人


◎リアファル、○リアルスティール、▲サトノラーゼン三強という見立てだが、この3頭で決まる確率は決して高くはないように思う。
そこで伏兵馬ということになるのだが、これが難しい。すぐに5~6頭の名前がうかぶ。しかも、どうしても狙ってみたいという馬がいない。
新興一口クラブG1レーシングのスティーグリッツ、タンタアレグリアの距離適性は高く、魅力をじるが、人気になり過ぎている。
それならばと、春のG1戦線で好走したキタサンブラック、ブライトエンブレムもほどほどの人気。
穴から△ジュンツバサを狙ってみたい。長躯短背の馬体に、首は長めで太い。この首が推進力の源泉となるだろう。異形の好馬体。


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菊花賞2015回顧

雨龍泥舟
08期 予想歴46年

次走狙い:リアファル


[回顧]
 レース結果をひとことで言うと「インベタ作戦」の勝利といえるのではないだろうか。
そこで、「インベタ作戦」が決まり易いコースを考えてみた。
1.内ラチ沿いに「グリーンベルト」ができているコース
2.内外の距離差の大きいコース
3.高低差が大きいなどペース変動が大きいコース
4.最後の直線が短く、先行逃げ切りが決まりやすいコース

こんなところだろうか。
だが、一番大事なのは「積極的に位置を取りに行く」ことだろう。インベタ作戦では、そういったタイプの騎手がベストで、その点で北村宏などはマッチしていると思う。
2列目がベストポジションで3列目、4列目だと前をさばくのが難しくなる。
岩田と北村宏のポジションが逆であったなら、結果も逆になっていた可能性もあっただろう。
浜中は立ち遅れがすべてだと思う。これで万事休す。

3コーナーでの岩田の斜行については批判もあるが、私はアンフェアー感は感じなかった。
コーナー入口でインを取りに行くのは騎手としては当然の行為で、直線での斜行とは意味が違うのではないか。あそこで、インを空けたまま、後続の進出を許したなら、むしろその方が批判の対象になるのではないかと思う。

福永リアルスティールは、道中はずっとキタサンの前なのに、直線では後ろに位置している。
福永としては、インベタ作戦をとる考えは毛頭なく、コースのど真ん中を突き抜ける「王道競馬」を目指していたのだろうし、そのことに異論は全くないが、直線入り口でもう少し前の位置であれば…という思いはある。
このレースは、インベタ作戦に王道競馬が敗れたレースといっていいのではないだろうか。


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