菊花賞2015予想
最後の決め手は今年も枠順

シーバス
09期 予想歴17年

◎サトノラーゼン
  5着/3人気

○リアファル3着/1人
▲ワンダーアツレッタ14着/9人
△ベルーフ6着/7人


今年も私の大好きな菊花賞の季節がやってきた。

菊花賞は出走馬全頭が3000mという初の距離を経験する、未知の魅力が一杯に詰まったレースである。

菊花賞を予想するうえで大切になるのが以下の2点。

1.血統
父、母父(、母母父)に父として菊花賞勝ち馬を輩出した種牡馬を持っている馬の好走例が多数。

2.枠順
スタート直後にコーナーを迎えるコース形態と内ラチ沿いの最短距離を走れる内枠(特に1枠)が断然有利。

上記ポイントを踏まえつつ予想した結果が以下の通り。

(ここまでは完全に去年の予想の使い回し)

◎サトノラーゼン
人気上位3頭中で1桁馬番は同馬のみ。
それも毎年好走馬を出している1枠を引き当てた。
前走は勝負所で全く前が開かず不完全燃焼の競馬。
メンバー構成的に展開はそこそこ流れそう。
道中中段のラチ沿いで脚をタメて直線入り口内を捌ければ京都新聞杯の再現も。
血統的には父ディープインパクトはマイナス材料だが、母父インティカーヴはスタミナ豊富なロベルト系。
母母父カーリアンはスピードタイプだが、母母母父は菊花賞馬や天皇賞馬を輩出したこともシカンブル系。
母母母母父のドンは自身は短距離種牡馬だったものの母系に入ってスタミナを伝えるグレイソヴリン系。
スピードとスタミナのバランスのとれた血統で高速馬場の京都3000mならば問題無い。

○リアファル
前走はスローな流れを逃げて、直線メンバー2位タイの上がりを使っての逃げ切り勝ち。
芝はこれで文句無しの2戦2勝で勝ち方も鮮やかだった。
ただ、前走を勝ったことでここではマークが厳しくなるだろうし同型も揃った印象。
控える競馬も可能だが、下手に控えると17番枠ではロスが大きい。
能力と血統からの距離適性を考えれば、内から6番枠までに入れば本命でも良かったが、死角もあるため評価を落とした。
血統的には父ゼンノロブロイはスタミナ面でそれほど強調はできないが、母父は菊花賞馬を輩出したエルコンドルパサー。
母系もネヴァーベンド系のリヴァーマン、リボーと重ねられておりスタミナ面での不安は無い。

▲ワンダーアツレッタ
前走は道中息の入らない流れを好位追走から他馬を突き離しての完勝。
坂の下りからのロングスパートを求められる京都芝3000mに適正を感じさせる勝ちっぷりだった。
1桁馬番ならこれ以上の評価もあり得たが、残念ながら12番枠。
騎手として3冠の掛る鞍上デムーロJは心強いが、この枠からいかにロス無く回ってこれるかがカギだろう。
血統的には父エンパイアメーカーはミスプロ系ながら自身がダート12FのベルモントSを勝ったように、距離も持つタイプ。
母父キンググローリアスはスタミナ面で強調できないものの、母母父ミルジョージ、母母母父シプリアニ、母母母母父はハリーオン系とスタミナ色の濃い母系でスタミナ面においてはむしろ距離延長はプラス。

△ベルーフ
前走はスロー流れの勝負所でワンテンポ仕掛けが遅くなった印象。
もう少し早めに動いていれば少なくとも3着はあったと思える内容だった。
内目の5番枠を引けたのは大きい。
それほど切れる脚は無いのである程度道中流れそうな展開は同馬に向くはず。
血統的には父ハービンジャーは産駒の活躍距離が1800m以上というスタミナ種牡馬で、母レクレドールは菊花賞で複数の勝ち馬を輩出しているステイゴールドの全妹。
距離延長は問題無く菊花賞向きとも思える血統構成で穴で狙うなら同馬だろう。


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