天皇賞(秋)2015予想

ゆどうふ研究所
15期 予想歴11年

◎アンビシャス
  5着/4人気

○サトノクラウン17着/7人
▲スピルバーグ10着/8人
△ディサイファ8着/3人


今年は色んなタイプが揃って、面白い天皇賞となりましたね。


◎アンビシャス

人気になった前走、自分は半信半疑な面もあったんですが、強かったですね。

馬券を実際に買われた方からすると、結果が出なかったのは、
2番人気という立場として、まずかったかもしれませんが、
少なくともパフォーマンスとしては、その人気は間違ってなかったのかなという内容でした。

かく言う自分も、半信半疑ということで、
その半分は馬券の中心にしてみようかと思ったりしたんですよ。(人気先行な感もあり、頭は敢えて控えての、2着のイメージで買おうとしてました。)

ただ、最後に印から外してしまったのは、
毎日王冠のメンバーは骨っぽいところが揃ってて、
アンビシャスが、あの共同通信杯の3着とは言え、
ラジオNIKKEI賞であの勝ち方をしたとは言え、
最終的に、あの中で、人気ほどの評価をするのが難しかったんですよね。
つまり、考え方はちょっと変なんですが、
毎日王冠のメンバーなら、あのラジオNIKKEI賞のような鮮やかな勝ち方、同じようなパフォーマンスができる馬はまぁまぁいると、思ったんですよ。
毎日王冠は、基本的に、それほどレベルが高いものであると。

ただ、古馬との1戦、それもまさに毎日王冠という重要なステップ経て、
あの競馬を見せられた今ならば、評価は変わってきます。
その毎日王冠は6着で、掲示板も外すという結果でしたが、躓きながらのスタートで出遅れるという場面がありましたし、
上がり3Fはメンバー中最速のものを使って、0.5秒差。
あんまり上がり上がりって言いたくは無いんですが、やっぱり東京コースは上がりの時計は重要ですからね。

それと、毎日王冠と、天皇賞を比較したとき、
毎日王冠は、なんぼか前行く方が勝負になるんですが、
天皇賞は逆に、ちょっと後ろから行く馬にチャンスが出てくるところはあるんですよね。
より、底力勝負になりやすいというか。
やはり本番ということで、脚を余すよりは、気持ち早めに勝負に行くというところで、200mの距離延長となると、
単純に後ろにいる組にも出番が出てくるということなんでしょうか。

毎日王冠も勝利し、無敗で天皇賞に臨んだカレンブラックヒルも、予定通り前に行ったものの、最後は
捕まってしまいましたし、
やはり、前で勝ち切るのは簡単なものではないと思うところはあると思います。

特に今回、エイシンヒカリに、ラブリーデイという、人気の逃げ、先行馬がいますんで、
中団~後方から行く軍団にしたら、簡単に競馬をさせたくはないってのもあるでしょうし、
毎日王冠では、エイシンヒカリにちょっかいを出す輩はいませんでしたけど、
今回は割りと捨て身な立場で行けるカレンミロティックなんかもいますんで、
それらの先行勢の争いを見ながら、中団、後方勢が弾けてくれいないかと期待したいところです。

そんな中で、前走上がり最速で、能力を見せたアンビシャス。
もともと、強い3歳馬はそこそこ馬券に絡めるというのもあり、ここで本命に。
あまりに道中置かれすぎて、直線だけで勝負ってんじゃ天皇賞では厳しいでしょうが、
アンビシャスのように、ある程度流れに乗って行くような馬なら、チャンスはある気はします。


○サトノクラウン

3歳世代のトップは、ドゥラメンテでほぼ間違いないとして、
2番手は、アンビシャスか、リアルスティールか、サトノクラウンかというところで、
私の評価としては、サトノクラウンでした。(ダービーでは、ドゥラメンテとの1、2着固定にして外れました笑)

アンビシャスが頭角を現してきたことで、2番手の座というものは、う~んどちらかな?という感じで揺らぎ始めてますが、
やっぱり、この馬強いですよね。
6着の皐月賞も、3着のダービーも、着順以上に凄く強い内容でしたよね。

強さは十分、東京コースもOK。
あとは、ダービーから休養後の順調度、成長力。
そこだけな気がします。
何にも面白いこと言えませんが、本当にそこだけな気はします(笑)

あと、ちょっと希望というか、期待というか、
今の日本競馬は、しばらくあった強い馬が継続的に出てくる流れというのが、ちょっと途切れているというか、澱んでいるというか、
そんな流れはある気はします。

ラブリーデイが今、ここに来て素晴らしい成長を遂げて、今の日本競馬を引っ張る立場の1頭にはなっていますが、
私個人としては、やはりちょっとモノ足りないのですよ(笑)
もちろん、ラブリーデイの強さは認めますし、どんどん強くなって、若駒たちの大きな壁となって欲しいとは思うのですが、
その反面、この状況を3歳馬たちが切り開いて欲しいのですよ。

いつの時代も、新しい時代の幕開けは3歳馬から!
総大将のドゥラメンテがいませんけど、
そういった希望を持ちながら、観戦したいです。

ということで、3歳勢の本命、対抗で行きたいと思います。


▲スピルバーグ

やっぱり重心が後ろ、底力重視ということを考えると、この馬は捨てきれないですね。
人気的に単勝で半丁博打みたいなことしても、良いような感じもしてます。

毎日王冠のように、エイシンヒカリのマイペースみたいな競馬だと、終始後方で終わってしまいますけど、
前が、強い馬同士でやりあってくれた時ほど、
この馬の進出があるという気がしています。


△ディサイファ

一連の成績、充実度から一番安定して狙えそうですね。

個人的には、ここで勝ち切るまでにはもうワンパンチかなという気もしてるんですが、
それでも、この馬としては最高の時期を迎えていると思います。


頑張れ3歳勢馬券で、期待します!


tipmonaとは?

最新記事一覧

次の予想をみる >