エリザベス女王杯2015予想
エリザベス女王杯 上位に食い込めそうな馬は・・

下彦
15期 予想歴29年

◎マリアライト
  1着/6人気

○ラキシス11着/2人
▲ウインリバティ16着/13人
△シュンドルボン7着/11人


◎マリアライト
陣営ここ目標、道悪歓迎、条件つきますが好走必至。

〇ラキシス
産経大阪杯勝ち以降の3走は期待に応えられず「調子落ち、チグハグな競馬」と言われながらも、宝塚記念は1着から0.4秒差、札幌記念は0.2秒差、京都大賞典は0.4秒差と力量上位の牡馬混合で、言われるほどの負けではなく、実績あるコースに戻り、馬場は問わず、牝馬同士になるのでここは良いはずです。

▲ウインリバティにはレースを動かしてくれることに期待。

△シュンドルボン
スタートからゴールまで手の掛らないレースセンスを持っていて、状況を窺いながら競馬ができる操作性が強み。馬が一皮剝けている可能性もあり拾います。

その他、パワースポット、シャトーブランシュ、タッチングスピーチ、スマートレイアーも気になるところです。



2000年~2014年の15年間で見て穴が飛び込んで
くる確率って相当少ないですね。


馬券になった45頭の内・・
<着別頭数>
1番人気  10頭
2番人気  11頭
3番人気   3頭
4番人気   8頭
5番人気   5頭
6番人気   2頭
7番人気   2頭
8番人気   0頭
9番人気   0頭
10番人気  2頭
11番人気  1頭
12番人気  1頭

1~5番人気で全体の82%を占めています。
11,12番人気は2009年のクイーンスプマンテとテイエムプリキュアの大逃げでブエナビスタが32秒台の脚で突っ込むも届かずの競馬。
10番人気は、2003年のタイガーテイル、2000年のエイダイクイン。

<馬齢>
3歳  15頭
4歳  16頭
5歳  10頭
6歳   4頭

3,4歳中心ですね。

<複数回3着以内>
ラキシス(父サンデー系・母父ストームバード系)
スノーフェアリー(父ロベルト系・母父インリアリティ系)
フサイチパンドラ(父サンデー・母父ヌレイエフ系)
スイープトウショウ(父ミスプロ系・母父リファール系)
オースミハルカ(父ニジンスキー系・母父アリダー系)
アドマイヤグルーブ(父サンデー・母父グレイソブリン系)
フサイチエアデール(父サンデー・母父ミスプロ)

スイープトウショウは3度馬券になってます。今年のラキシス、ヌーヴォレコルトはどうでしょうか。。

<血統的片寄>
あまりないように思います。サンデー、ノーザン、ミスプロ、時々ロベルト。
ここ数年の中が緩んでからのラスト4~3Fからの勝負となると力上位の馬だと思いますが、ハイラップ、仕掛けが早くなる場合、緩い流れから捲る馬が出てきてペースが乱れる場合は長距離血統やスタミナ血統を持つ馬が来ているようです。
また2桁人気で馬券になっている馬も・・・

2000年 10番人気3着 エイダイクイン
父メジロマックイーン 母父ホリスキー(マルゼンスキー)
菊花賞馬同士の配合

2003年 10番人気3着 タイガーテイル
父プリオロ(ノーザンダンサー系) 母父プリンスキロ系、父母父ネヴァーベンド系、母父母ハイペリオン系

2009年 11番人気1着 クイーンスプマンテ
父ジャングルポケット 母父サクラユタカオー、母母父ノーザンテースト

2009年 12番人気2着 テイエムプリキュア
父パラダイスクリーク 母父ステートリードン、母母父グレイソブリン系
(パラダイスクリークはネヴァーベンド系、ステートリードンは父ヌレイエフ)

と、スタミナ豊富な血を有していて、2009年もただの「行った行った」だけのものではなく、序盤3F目からの12秒台前半のラップを刻み続けて粘り強い、という血の裏付けはあったようですね。あくまでレアケースでしょうが。


人気が予想される上位5頭
ヌーヴォレコルト、ラキシス、ルージュバック、クイーンズリング
以外で良さそう(といっても力は落ちますが・・)な馬

マリアライト
小柄な牝馬でディープ産駒ながら、スピードよりもスタミナ、中長距離適正に良さを見せるリアファルの半姉。
母父エルコンドルパサー、母父母はサドラーズウェルズ産駒、母母はネヴァーベンドの血を持ち、4代にリボー。
ここは普通の競馬では難しいと思いますが、緩みのないタイトなラップが続いたり、道悪、中盤からペースが上がって、上がりの掛かる競馬などの条件つきで好走は可能かと思います。

ウインリバティ
前3連勝の競馬、松山が巧く乗ってきたのか、当初の作戦かはわかりませんが馬の長所を生かして勝ち上がってきました。
父ダンスインザダーク 母父フライソーフリー(ダマスカス系)、父母ダンシングキイ(ニジンスキー)
前々走の西海賞はラスト5Fあたりから捲り気味に先頭に取り付き直線でそのまま持続力を生かして勝つという競馬。
前走ムーンライトハンデでは、逃げて途中緩めラスト4Fからペースを上げそのまま押し切り。
この馬も早い脚がないので距離的持続力を生かす競馬をすれば着もあるかも・・という程度ですが。
ここは逃げを打つなら道中緩めないか、緩めてもラスト4F前からの早めのロングスパートを決めて欲しいところ。

シュンドルボン
ヌーヴォレコルトと同じハーツクライ産駒で、この馬も3連勝中。良さは操作性、先行力。とにかく直線追い出すまでは馬が自分で競馬しているようで騎手は追い出しのタイミングを計っているダケ・・・に見えてしまうくらいセンスの良さを感じます。問題は追い出してからスパっとキレないくらいですか。
父ハーツクライ 母父エルコンドルパサー、母母ホワイトウォーターレディはリヴァーマン(ネヴァーベンド)産駒、5代にハイペリオン。長いところも良さそうですね。上位との差はどれくらいでしょう。父ハーツだし母系にもハイペリオンを持つので実際馬自体強くなった可能性も大で、ネヴァーベンドからもスタミナ補填を受けているとすれば良い走りを期待できるかな、というところ。

パワースポット
過去15年馬券になっていない7歳馬・・ですが、後ろから刺してくるのに京都の下り坂は良さそうなんですよね。ペースが途中変わって上がりがかかった場合なんかはこの馬にとっても好都合だろうし・・馬場が渋っても良さそうで、
父スズカマンボ 母父パラダイスクリーク(ネヴァーベンド系)、父父母キーフライヤーはニジンスキー産駒、母母父グルームダンサー(ブラッシンググルーム)と2200なんか余裕でこなしてきそうな長距離血統なんですよね。まあ血統だけならリラヴァティだって怖いんですが。


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エリザベス女王杯2015回顧
馬場と早い仕掛けで勝利

下彦
15期 予想歴29年

次走狙い:シュンドルボン
次走狙い:ウインリバティ


ウインリバティは松山がまたまたこの馬の特徴、良さを出そうと積極的にリラヴァティを抑えて逃げの手に。なかなか良いギリギリの逃げだったと思います。馬場が渋ったせいもあり、あのラップでも道中はそう緩めているわけではなくリラヴァティ以下が慎重に進めていたわけで4角早々に交わされたのはバッタリ止まったというよりは脚色が鈍った感じで、距離というよりは馬場悪化がむかなかったというべきかと思います。
1.2秒の中に全馬詰まっていて完全なスロー競馬であるわけで、この馬はこういうギリギリの逃げを打つか仕掛けを極力早めるしかなかったことを考えると買ったほうとしては仕方ないかなと思える結果。やはりダンスインザダーク産駒の2000超は良馬場でこそかなとも。
シュンドルボンも良い競馬しましたね。ヌーヴォレコルトと一緒に上がってきましたが最後は底力でしょうか。でも勝ち馬とは0.2差ですからね。一瞬、もしかしたら!と思いました。陣営は2000がベストといってますが、良馬場やペース上がっての競馬、もう少し長い距離でまた良さを見せるんではとも思います。
ラキシスは残念でしたね。内に入ったばっかりに動けなくなった時点で終わり又も納得いかない負け。
マリアライトは全ては馬場と早めの仕掛け、下り坂もよかったですね。もっと早めの仕掛けがいいかなと思ってましたが結果良かったところですね。

馬場が渋っての少し早めの動き出し、ゴール前は典型的なスロー凝縮のつばぜり合い、と同時にスタミナを問われたことも確かで、1、3着の母方にネヴァーベンドは有効でした。


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