15期 予想歴11年
◎マリアライト
1着/6人気
○スマートレイアー5着/8人
▲ラキシス11着/2人
△フェリーチェレガロ14着/15人
毎年このレースは悩んでしまいますね。
まぁ悩まないレースって、殆ど無いんですが。
特に今年は有力馬が少しぼんやりした印象なんで、
ますます悩んでしまいます。
◎マリアライト
このレースで大事になってくるひとつの要素として、長距離の適性ってのがあると思います。
まぁ牝馬でいうところの長距離のレース≒牡馬混合のレースって意味合いもありますが、
マリアライトは、花咲かなかった3歳の春を越えて、
2500m、2400mと、牡馬混合の条件戦を強い勝ち方で上がって来ました。
そういった流れに属さない馬もいることはいるんですが、これまで、エリザベス女王杯で馬券になった馬には、やっぱり牡馬に揉まれてきた馬が多いですよね。
今年も人気のヌーヴォレコルト、ラキシスは言うまでも無いですが、スノーフェアリーも海外で牡馬とやりあって来ましたし、レインボーダリアなんかは長距離砲ってわけではなくても、牡馬との戦いを重ねて来ました。
クイーンスプマンテ、テイエムプリキュアなんかは、長距離砲って感じはありますかね。（あのレースは稀有なものでもありましたが）
男勝りというところでは、メイショウベルーガなんかもいました。
あんまりこういうネタ的なことは言いたくはないんですが、
エリザベス女王杯はその名のとおり、男を従えるくらいの特殊な強さが求められる気はしますね。
その特殊な強さとは、長距離適性なのだと思います。
マリアライトは、初重賞のマーメイドSでは2着に敗れましたが、4角のロスは大きく、動いて勝ちに行った1番人気らしい負け方の2着ではありましたし、
続く、オールカマーの5着ってのも、凄く立派だったと思います。
だいぶ前にヌーヴォレコルトがいましたけど、
好枠から好スタートで、直線イン差し決めた相手に対して、外枠スタート4角で、また外回るって感じでしたから、
ここに強いオールカマー2着馬がいようと、ここでの5着を評価したいですね。
そんなマリアライトは、直線の長い京都外回りの方が良いはずですしね。
重賞未勝利馬という意味では遠いかもしれないけど、この馬の性質としては一番近いタイトルはここなんじゃないかなと思います。
ってことで、期待したいです。
○スマートレイアー
この馬は、マリアライトとは別角度からの評価なんですが、狙ってみようかなと。
やはりここまで人気がないのは距離が問題だからなんですかね？
たしかに、昨年は5番人気に推されて、10着と、微妙にあった人気すらも裏切った形になりましたし、
他の成績見ても、唯一の重賞勝ちが1400mだったり、なんとなくは理解出来てるつもりなんですけど、
個人的には、2000m前後でも、もうワンチャンあるんじゃないかと、なぜか思ってしまうんですよ。
見立てが甘いと言われればそれまでなのですが、
長い距離は絶対にダメだ！という、納得できる負けレースの案件が個人的にもう少し欲しいんですよね。
なんなら、今年の阪神牝馬は馬券内にも入れずでしたし、逆に府中牝馬Sは2年連続で馬券になってますし。
たしかに、長距離の方が良いだろうとは胸張って言えないですけども、
昨年のあの10着を見て、また今年もここに出てくるって部分も含めて、色々半信半疑なのですよ。
まだチャンスあると思ってるのかな？と。
この辺はよくわかりませんが、
ひとつポジティブに考えたい部分としては、ここ2走そこそこの位置につけて競馬してるんですよね。
この馬、気性の問題からか、後方ポツン待機やら大外ブン回しやら、孤独な競馬を選ぶことが多かったですが、2走前の米子Sなんか、先行して内で溜めて、
直線最内を差してくるなんていう、らしくない競馬をしたんですよ。
前走も中団追走から馬混みを捌いて2着（ちょっとストレスありそうでしたが）という競馬でしたし、
ちょっとここに来て変化が見られるというか、
少なくとも、能力を過信しすぎないというか、自分の力量を測れる乗り方、流れにはとりあえず乗っとこう的な、柔軟な競馬になってきたのかな？
と思ったりもするのですよ。
少なくとも、今年のヴィクトリアマイルや、昨年のエリ女のような競馬にならないのかな？という期待はあります。
それ以上はどうかわかりませんが（笑）
ただ、能力自体は、決して低くないと思うので、
渋った馬場も考慮して、前進期待です。
▲ラキシス
これは、もう言うまでも無いですね。
フーラブライドと睨めっこしてましたが、
ラキシスを差し置いてフーラブライドに印を打つには、フーラブライドが単勝50倍くらいはつかないと厳しかったです（笑）
どちらも良い馬なんですけどね。
ただ、このレースでは1番人気か2番人気、
1頭は馬券には必要だと、過去のレースが言ってますのでね・・・。
△フェリーチェレガロ
謎の魅力たっぷりですね。
芝に変わってからの2戦、マーメイドSで追込届かずの5着。
直線にかけた2頭のうち、もう一方のシャトーブランシュは突き抜けて1着まで行ったところを見ると、素直にそっちを上に見るべきではあるんですけど、
問題は、その次走ですよね。
牝馬限定で大敗してしまったシャトーブランシュに対し、パリッとしない内容ではあっても、牡馬混合の、ここと同じ舞台の古都Sを勝ちきっているフェリーチェレガロ。
内容はいまいち評価しにくいんですが、
芝に変わって2戦で、そこそこの結果を出して、
競馬の内容も変化していて、伸びしろもあるかもしれない。
そんな中で、シャトーブランシュよりも人気が無い。
なら、こっちかなという感じです。
ちなみに、2年前に古都Sを勝ってここに来たエディンって馬はあえなく撃沈しましたけど、逃げ馬は基本的に厳しいレースですし、
今年のフェリーチェレガロは、一味違って欲しいという願望で印を打っておきます（笑）
まぁ伸びしろがあるかどうかわかりませんが、
△なんで、ちょっと良くわからなくて人気もないくらいが丁度良いかなぁと思ったり。
とりあえず、印の馬は渋った馬場で能力出せずという心配は少ない感じですかね。
マリアライトは来て欲しいなぁ。
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