08期 予想歴46年
◎ラブリーデイ
3着/1人気
○ミッキークイーン8着/3人
▲ショウナンパンドラ1着/4人
△ゴールドシップ10着/2人
【最終】
まだ取り挙げていない馬から。
サウンズオブアースは、予想以上の人気になっている。好調教との評価なのだろう。勝てば重賞未勝利でのジャパンC優勝となるが…。
ヒットザターゲットは、終わった馬かと見ていたら、復活してきた。掲示板の期待は持てそう。
アドマイヤデウスは、G2での盤石感は評価できる。来年の飛躍が期待できる馬。
この3頭は、一般的な意味での(競馬ナンデでのではなく)△候補。
外国馬4頭は、いずれも上記3頭と同様の評価をしている。
今年の日本馬のレベルは低いというのが、外国勢の了解事項だと思うし、粒ぞろいの馬が揃ったとみている。久しぶりに馬券圏内に来そうな馬がいそうだ。
能力的に1番はイラプトだが、この馬が優勝すれば別途最高8000万円の報償金がつく。
凱旋門賞5着をどう見るかだが、今年のジャパンC出走馬で、凱旋門賞で5着以内に入れそうな馬が何頭いるかと考えれば、評価はおのずから高くなる。何頭もいないと思うのだが。
トリップトゥパリスの前々走は、日本からの遠征馬を完封しているわけで、その能力を過小評価はできない。
イトウは伊藤博文から名をとったという説もあるようだ。
ナイトフラワーは、大外が気の毒だが、能力は高いと思う。仮にミッキークイーンとホーム・アウェイで2戦戦ったら1勝1敗と予想したい。東京競馬場に入厩済みというのもこの馬にとってはプラスだろう。
G1・11番勝負は、人気を考慮してトリップトゥパリスの複勝にした。
トリップトゥトウキョウが好結果になればいいが。
その3 外国馬
能力的にTopなのは、イラプトだが。比較的には日本の芝でも走れる馬だろう。
トリップトゥパリスは本国では長い距離ばかり走っているが、前々走、豪コーフィールドCで0.1秒差2着と好走している。豪州の芝は日本の芝と比較的近いと思うので、適性はあるだろう。内枠から流れに乗れれば。
イトウはやや外枠過ぎるか。それでも逃げるだろう。鞍上は、日本勢は昨年よりも弱いとの読み。
ナイトフラワ―は恵量で密かに狙っていたのだが、大外を引いた。雨が降って欲しいところ。
いずれも上位4頭には入れなかったが、イラプト、トリップが上位か。
その2 展開
ジャパンCを逃げ切った馬で記憶にあるのは、カツラギエースとタップダンスシチーの2頭なのだが、他にいないかと調べてみたところ、残念ながらいなかった。
34回中2回で、5.8%。逃げ切り勝ちのしづらいコースではあるが、やはり少ない。
ドイツのイトウが逃げ馬なようで、この馬のペースで進むだろう。スローの流れになりそうだが、勝つ可能性は低いだろう。人気もないので馬券的な妙味は残るのかもしれないが、流し馬券の最後に入れておくかどうかという評価。
意外だったのは、直線一気の追い込み勢の勝利が少ないこと。初期には通過順が二桁台の馬の勝利が多かったのだが、徐々に傾向が変わり、過去20年では、スペシャルウイーク(9-10-9-6)、ジャングルポケット(10-9-11-10)、アルカセット(13-13-12-9)、ディープインパクト(11-11-11-7)の4頭しかいない。
一方、近年は先行馬の勝利が続いている。通過順を新→旧順に8年さかのぼると、
3-2-3-4、3-3-3-4、2-2-3-6、6-6-9-6、4-3-4-5、5-5-5-5、5-5-6-4となり、勝利騎手は岩田3回、武豊、デムーロ、ルメール、ムーア、スミヨン各1回となる。
こうしたジャパンCの傾向は、データは取っていないが、他の東京2400mのダービー、オークスとは異なっているのではないかと思う。
考えてみたいのは、こうした傾向がなぜ生じているのかということである。
仮説として「騎手レベルが上がるとルーズな競馬が減る」と考えてみた。
「タイトな競馬になる」といってもいい。
ルーズな競馬とは、「逃げ馬にまんまと逃げられた」とか、「先行馬が逃げ馬を追いかけて早々にバテた」とか「後方一気が届かず、今日は展開が合わなかったと言い訳をする」競馬をいう。つまり、日本の競馬で日常的に見られる現象である。
さて今年の展開予想である。
スローな逃げ-一団の団子状態か、
スローな逃げ-長めの隊列かのどちらかと考えれば、3:7ぐらいの割合で後者の流れになるのではないかと思う。そして隊列の後方に日本人ジョッキーの馬が並んでいると予想する。
状況に臨機応変に対応できる騎手が勝つのではないだろうか。今年も近年の傾向どおり、前目をキープできた馬が勝つ。
その1
とりあえず◎ラブリーデイ、△ゴールドシップとしておく。○▲に考えているのは2頭の牝馬だが、追い切り、枠順をみて最終決定をする予定。
よく分からない外国勢はおいおい検討することにして、まず日本勢から。正直なところ、ずいぶん層が薄いという印象だ。
注目は、やはりゴールドシップということになるだろうか。この馬の場合、理屈(適性、展開等)よりも(馬自身の)気分の問題という気がする。引退まで2戦を残すのみだが、有馬記念により重い印を付けたいと思う。このレースは、◎~△までどの印を付けてもいい(もちろん×も同様)と思うが、△ということにしておく。
ラブリーデイは、以前から距離の壁があるとの見解が関係者からあったと記憶するが、案外充実期にはその壁を克服する馬もいる。母父はダンスインザダークということも有り、軸としての◎としておく(単勝は買わないと思う)
充実期を迎えているといえば、ショウナンパンドラ。府中の2000mと2400mのどちらに適性があるかがこの馬の評価にかかわってくる。
ディープインパクト×フレンチデピュティ×ディクタス×ノーザンテーストの累代配合。
正直、2400mの適性が上とは言い難いが、3代母父のディクタスの血が鍵を握っていそうだ。
もう一頭の有力牝馬、ミッキークイーンは53Kgの斤量は魅力だ。
こちらは、ディープインパクト×Gold Away ×Procida ×Icecapadeの配合。
よく分からないが、ディープインパクト以外は短めの種牡馬だろう。この馬の場合はひとえにディープインパクトの血に掛かっているといえそう。
実際にオークスに勝っているわけだし、オークスの勝ちタイムもいい。能力のかなり高い馬と言っていい。問題はブエナ、ジェンティルレバルかどうかだが、可能性は否定できない。
ワンアンドオンリーの前走は、直線全く伸びが見られなかったが、スローな流れが向かなかったと見ることもできる(それでも上り34.7は悪い)。コース変わりは評価。もう一度狙ってみたい馬ではある。
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