15期 予想歴29年
◎ミトラ
1着/5人気
○サトノノブレス3着/4人
▲マジェスティハーツ9着/9人
△ディサイファ2着/1人
特異なコース形態(上り坂途中スタート、バックストレートも緩やかな上り、3角手前から下って、直線2mの坂超え後、ゴール迄平坦)から時計を要し、スピード一辺倒では足りず、スタミナ・パワーと持続力が問われるレースですね。もう一つ悩ましいのが馬場の高速化で昨年はディープ産駒のワンツーでした。
<好走血統>
金鯱賞に限らず、マイルの中京記念や愛知杯なども傾向は似てますね。
ナスルーラ分岐のグレイソブリン系(トニービン等)、ボールドルーラー系、スタミナ補填のネヴァーベンド系。
ノーザンダンサーからはヴァイスリージェント系、ニジンスキー系。
レイズアネイティブのミスプロ。
パワーということであればロベルトも。
等、米のスタートから飛ばしてそのまま押し切るパワー型スピード持続力血統のような感じでしょうか。ダマスカスやヒムヤーなんかも良いと思います。
あとは、ステイヤー資質を問われるようなラップになってるので、そういう血もあればというところです。
2014年
1着・ラストインパクト
父ディープインパクト・母父ティンバーカントリー(ミスプロ系)。
母母に、ビワハヤヒデ、ナリタブライアンを生んだ名牝パシフィカスがあり、パシフィカスの母母父がダマスカスです。
2着・サトノノブレス
父ディープインパクト・母父トニービン(グレイソブリン系)。母母父オールウェイズランラッキー(ボールドルーラー系)。母方5代にリヴァーマン(ネヴァーベンド)。
いかにもここ走りそうな母系ですね。
3着・エアソミュール
父ジャングルポケット(トニービン)・母父サンデーサイレンス。母母父ウェルデコレーテッド(ボールドルーラー系)。母方5代にリボー。
サトノノブレスに劣らず好走血統持ち。
2013年
1着・カレンミロティック
父ハーツクライ、母父エーピーインディ(ボールドルーラー系)。母母父カーリアン(ニジンスキー)、ハーツクライなので父母父トニービン。母父母ウイークエンドサプライズがセクレタリアト産駒でボールドルーラー系。
2着・ラブリーデイ
父キングカメハメハ(ミスプロ系)、母父ダンスインザダーク。母母父トニービン。
3着・ウインバリアシオン
父ハーツクライ、母父ストームバード(ノーザンダンサー)。母母父タイムフォアチェンジ(ダマスカス)
2012年
1着・オーシャンブルー
父ステイゴールド、母父ダッシングブレイド(ミルリーフ系)。父母ゴールデンサッシュなのでディクタス・ノーザンテースト。母母父ダンシングブレイブ(リファール)。
2着・ダイワマッジョーレ
父ダイワメジャー、母父ローソサイエティ(リボー系)。母母父ゲイメセン(ハイペリオン系)、母父母ボールドビキニがボールドルーラー系。父方4代にあるクリムゾンサタンはヒムヤー系でダイワメジャー自身の強さの源泉かと思われます。
3着アドマイヤラクティ
父ハーツクライ、母父エリシオ(フェアリーキング)。母母父カヴィート(ボールドルーラー系)、父母父トニービン、母方4代ニジンスキー。
なるほどですね。
因みに今年のマイル中京記念は、
1着・スマートオリオン
父グラスワンダー(ロベルト系)、母父ウイニングチケット(トニービン)。母母父ロイヤルスキーはボールドルーラー系、母方5代ニジンスキー。
2着・アルマディヴァン
父メジロベイリー、母父メジロライアン。母母父リヴァーマン(ネヴァーベンド系)、父母父マルゼンスキー(ニジンスキー)。
2年連続1着のフラガラッハは母父にトニービン、2年連続2着のミッキードリームは母母父にトニービンを持っています。
というわけで、血統傾向は顕著かと思われます。
<ラップ>
コースは起伏に富んでいますが、ラップは弛みがあまりみられないフラットな感覚で、昨年2014年は、最初の1Fを無視すると、11.1~12.1の間で推移しています。追走で体力が徐々に奪われていく感じですね。
◎ミトラ
父シンボリクリスエス、母父サンデーサイレンス。母母父ノーザンテースト。父方5代にボールドルーラー。
開幕週で馬場が昨年同様であれば早いという前提で。
逃げ不在で、クラレント、パッションダンスあたりが行かなければこの馬かなという感じで出方次第とは思いますが、前に行けてコントロール出来るのがこの馬の良さで、何ともわかりませんがメンバーを見る限りではスロー濃厚なようで、タフなコース形状でも開幕週であればいけるかのということで。
ノーザンテーストがあるので馬齢は気にしなくても良いし、ロベルト系なのでパワーもあり、長く良い脚を使えるのがいいですね。
〇サトノノブレス
好走血統が示す通りですが、アルゼンチン共和国杯4着でもポジショニングが良かったのが一番なんですが、上3頭からは脚色で劣ってたので、明け3戦目だし、状態アップしている事を願います。
▲マジェスティハーツ
父ハーツクライ、母父ボストンハーバー(ボールドルーラー系)、父母父トニービン、母母父ストームキャット。
この馬の血もここ良さそうですね。前走は積極さが裏目に出たんでしょうか。何といっても鳴尾記念でラブリーデイの2着は価値あります。馬場状態、阪神内回、(59.5-59.3)のほぼイーブンでタフなレースだったと思います。
△ディサイファ
父ディープインパクト、母父ドバイミレニアム(ミスプロ系)、母母父ダンジグ、レイズアネイテブ(5×5)のクロス。
そろそろ調子落ちが心配ですが、そこは個体能力の高さで。
他、レーヴミストラルは母系がタフそうでいいのですが、サンデーが見えないのが少々不安。このコース自体は苦にならないと思います。
ベルーフ、パッションダンス、サンマルホームも捨てがたいところですが。
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