阪神JF2015予想
阪神JFで良さそうな馬は・・

下彦
15期 予想歴29年

◎メジャーエンブレム
  1着/1人気

○クードラパン13着/8人
▲ウインファビラス2着/10人
△ペルソナリテ6着/15人


馬券的な話になりますが、阪神改修工事後行われたJFで馬券になった馬の血統的共通点で発見がありました。馬券になった27頭の内26頭までが5代内に母系に長距離、スタミナ血統が存在します。それもそのはず、ここで良い走りをしてクラシックも活躍した馬も多数いたわけで、阪神外回りの底力を問われるコースですからわかりますね。加えてノーザンダンサーの血が母系に2本あると好走の確実性が上がるようです。因みにその傾向に合致する馬は・・・メジャーエンブレム、クロコスミア、ウインファビラス、ペルソナリテ、クードラパンの5頭です。詳細は割愛しますがご参考まで。
現時点で出走可能なメンバー、ステイゴールド産駒5頭、ダイワメジャー産駒4頭という事で、能力はあっても信頼しきれないタイプが多いわけで、特に牝馬の場合のこの2頭の産駒は時間の経過とともに走らなくなったり、忘れたころに走ったりと非常にやっかいな感じです。ステイゴールドの場合はディクタスの気性を伝達性の強いノーザンテーストを通して産駒達に伝えてるのではないかというのを何かで伝聞しました。良い部分は勿論、悪い部分も伝えるわけで、とりわけ牝馬の場合は気性難がもろに伝わってしまい走らなくなってしまう・・・ということでした。
ダイワメジャー産駒の場合は自身の母方にノーザンテーストがおり、産駒には1400付近のハイペースに良さを見せる馬が多いため、ヒムヤー系のクリムゾンサタンを継いでるのかなという感じがします。ヒムヤー系というと日本ではあまり走りませんでしたが、サイヤーにヒムヤー系を持つマル外として、ブロードアピールやノボトゥルーがいました。2頭とも1200~1400のダートでしたね。
そのようなことはどうでもいいですが、

◎メジャーエンブレム
新馬、アスター賞と楽に勝ち、アルテミスステークスは2着ながらも力が2つ違かなというレース。2F目が11.3で3F目が11.1で早くなっており、先行争いで態勢が決まりかけたところに外からメジャーエンブレムが先に行ってしまい序盤早くなってしまいましたが、ハナを奪うとガクンと緩めラスト3F戦。デンコウアンジュに刺されてしまいましたが、このイレギュラーな展開で押し切ってしまいそうだったのが凄いところで、(47.3-46.8)のわずか0.5秒のスローですが、前半出していった上で後半もしっかりとした脚を出してきました。ゴール前は3着に伸びてきたクロコスミアと脚色は同じぐらいで、ここでは力が違うというレースでした。
母父オペラハウス(サドラーズウェルズ)、母母父レインボークエスト(ブラッシンググルーム)と、母系だけみればもっと距離あったほうがという感じで、極端にハイペースにならなければ、ここは好走すると思います。
阪神1600mの好走血統が5代のダンジグくらいしかありませんが、ここは能力が上位ということで。

〇メジェルダ
現時点で出走すると思われるディープ産駒は、3頭とも出遅れ癖もなく前でレースができるということで母方の影響が大きいかなという感じがしますが、このメジェルダもスタート普通、二の脚良好で逃げるレースをしてますが、操作性が良さそうでコントロール出来そうですから、行く馬がいれば無理に逃げなくても良さそうです。
逃げるならスロー目に落としたいでしょうから、各馬の格好のペースメーカーになりターゲットにされるでしょうね。母父はフレンチデピュティ(ヴァイスリージェント系で5代にボールドルーラー内包の好走血統)、母母父タバスコキャット(ストームバード系)、母方4代にシーキングザゴールド(ミスプロ)で母系だけ見ればダート血統ですね。父方も含めノーザンダンサーが4本もあるのですからパワータイプなので、京都よりは阪神の方がより脚が生きそうなんですよね。この馬にとってオーバーペースとなった函館2歳ステークスを省けば全て良いレースをしてますし、阪神変わりで狙いたい馬です。

▲クードラパン
新馬戦こそ3着だったものの、新潟の未勝利ではレベルはともかくスピードの上がり勝負で2馬身差、中山マイル、サフラン賞では弛み幅の少ないラップで(47.9-47.4)の前後半差0.5秒スローを3番手につけゴール前抜けるという卒のない勝ち。
母父ダイナフォーマー(ロベルト)でパワーもありそうだし、母母父はフレンチデピュティの好走血統持ちでなかなか良さそうです。

△ウインミレーユ
ステイゴールド産駒からはこの馬を。
母父ブライアンズタイム(ロベルト)、母母父レインボークエスト(ブラッシンググルーム)、母方4代にゼネラルアセンブリ(ボールドルーラー系)。
スタミナ、パワー、そこそこの切れを持ち、長く良い脚を持つのが魅力です。
新潟2歳ステークスは大敗しましたが、そういう負けはステイゴールド産駒にはよくあることなので、持てる力さえ出してもらえれば良いところまで来ても。


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阪神JF2015回顧
個体能力の違いで

下彦
15期 予想歴29年

次走狙い:ペルソナリテ


前後半差0.7秒のハイ、3Fの前後半差1.0秒のハイ。勝ち馬は出も良く大丈夫かなと思うくらいに前に行きましたが、番手から早目先頭でそのまま押しきるという強い競馬。一頭だけ違う競馬で強さがそのまま出ましたが、流石にラスト1F1.1秒落としてますが、昨日の道悪の中での使用、毎年暮れは時計を要する馬場ということ、坂道ということを考えれば最後は厳しくなりますね。
ウインファビラスはペース上がったのが何よりで、ブランボヌールはもう少し積極性があってもと思いましたがどうだったでしょいか。ペルソナリテはもったいなかったですね。最後いい脚使って上げてきましたからね。馬体のこともあって間あけたとのことですが、中に一度レース挟んでいたらどうだったかというところですね、この馬向きの流れになっていたので。


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