10期 予想歴18年
◎テイエムタイホー
16着/6人気
○アクティブミノル17着/7人
▲スマートオリオン14着/13人
金曜正午では稍重、そこから15時ぐらいまでは2mmほど降っているみたいなので、もしかしたら稍重のまま迎えるかもという程度は想定しておきたい。ただ今年の阪神は例年に比べると若干は軽い印象で、雨の影響を考慮に入れてもそこまでタフな馬場にはならんだろうと。イメージ的には35-11.5-35ぐらいで1:21.5程度、標準馬場を想定しておく。
展開だがこれはもうアクティブミノルが行くしかないでしょうという枠の並びとメンバー構成。番手馬候補が多いのだが、基本的にはアクティブの外からマイネルアウラート、スマートオリオンといったところになると思うがこの辺はそこまでペースを引き上げていくタイプではないし、内から見てもテイエムタイホーぐらいしかいないなあという感じ。それでも武豊なので無駄にペースをコントロールするよりは全体でレースを作って後続の押上げを待っての仕掛けに持ち込むと思う。恐らく34秒後半ぐらいで無理に飛ばさない程度にはコントロールしてくるかなと。平均ペース…まあせいぜい1秒程度のハイぐらいで、完全な前掲ラップではなくL2辺りで若干でも加速が問われる競馬にはなると思う。
◎テイエムタイホーはまず前走のタンザナイトSは普通に強かった。阪神1400だと基礎スピード面が問われてどうかなと思っていたんだが、34.6-34.7と平均ペースから11.4 - 11.4 - 11.3 - 11.5 - 11.9のラップ推移をしっかりと好位最内で進めながら3列目で直線。序盤で前のスペースをスッと伸びて来て先頭列に並び、L1できっちり突き抜けての完勝で1:20.7は時期的にも好時計と言って良い。L1での減速も小さかったし、、もちろん馬場が例年に比べれば幾らか軽かったがそれでも最低限しっかりとポジションを取れたし35.2-34.1で自身でもある程度のペースで追走できた。それにこの馬は今年の初春の重い阪神である程度のペースから一気に抜け出してトップスピードを持続させてきているようにタフな馬場で基礎スピードの幅を持った実力馬。前走で軽い馬場の1400でも対応できたのは大きいし、今回は恐らくパンパンの良ではないので前走時よりパワー型にシフトするはず。オーバーペースになると不安はあったが今回はアクティブミノルぐらいだし、番手につけるとしてもマイネルアウラートやスマートオリオンといったところがそこまで突くということは考えにくい、加えて言えば内から先行できそうな馬がそんなにいない。テイエムタイホーは最序盤で無理をしなくともそれなりの位置、少なくとも前走時の様に3列目のポケットは狙えそうという点は大きな材料かなと。タフな馬場の阪神で早めに仕掛けてしぶとく抜け出すのが理想だし、どう見ても阪神巧者。積極的に。
〇アクティブミノルは直前までは本命にすべきだとは思っていたんだが、追切の動きが個人的にはちょっと物足りなかったかなあという感じ。CWで終いは動いてくる馬なんだが、今回は馬場を考慮に入れてもやや加速度に物足りなかった。悪いとは思わなかったが比較してもちょっと強気にはなれなかったかな。ただ今回はどう見たってこの馬がペースを作る形だろうし、スプリンターズSみたいに無駄に下げ過ぎて11.7 - 11.2 - 11.2 - 11.6と緩められてペースが上がったところで早めに外から動いて勝ちに行って甘くなるとか、康太に関してはこっちの方がビッグアーサーよりよっぽどひどい競馬だった。ある程度仕掛けを待って一脚を使いたいタイプで、基礎スピードの幅はファルコンSからも広い。休み明けも走ってくる馬なので、多少追い切りにモヤモヤ感はあるが対抗では狙いたいかなあというところ。馬場も良いし、しっかりとコントロールして仕掛けを待つ立場で直線を向ければ。
▲スマートオリオン
この馬は元々はスプリンターだったわけで、それが徐々に距離を延ばしていった結果マイル重賞を勝つにいたった。ただこのマイル重賞もペースバランス的には46.4-47.0と平均ペースで、11.7 - 11.8 - 11.4 - 11.6 - 12.2のラップ推移からもわかるようにL3最速…トップスピードはそこまで要求されない中間戦に近い競馬。ここでスピードを活かして2列目で進めて直線でしぶとく抜け出したがL1はちょっと甘くなった。この辺からもマイル自体は行けると思うが本質的には平均ペースぐらいで上手く基礎スピードの幅を活かしたいタイプだとは思う。前走は内ポケットで進めてL2最速戦で直線ちょっと反応しきれずにいたところに不利を喰らって惨敗。不利が無くても厳しかったとは思うがそれでもスローで後続がトップスピードに乗せられるような競馬は合わなかった感じ。1400路線だと府中1400でも結果を出せているようにトップスピード持続力でも一定レベルのモノは見せているし、1200でも平均ペースまでなら安定しているので1400で平均ペースぐらいが一番いいという可能性はある。今回は逃げ馬がアクティブミノルぐらいしかいないし、それを外から目標にしながら番手~2列目外を狙える馬でもあるはず。前半無理をしない形で進めれば、3走前でもしぶとく2列目から減速ラップで抜け出してきているようにポテンシャル面を活かせるはず。基礎スピードを極端に要求されない展開ならチャンスだろう。休み明けがカギだがここ2走は展開的に苦しかった。一発は展開・状態次第であると思う。
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