15期 予想歴11年
◎アルバート
11着/7人気
○リアファル16着/3人
▲ゴールドアクター1着/8人
△ラストインパクト12着/9人
◎アルバート
今年の有馬記念を予想する上で、キーになる馬はどれかなと考えていたのですが、
ゴールドアクターになってくるかなぁというところに落ち着きました。
まぁ勿論、格では劣りますし、そういう意味ではキーにはなりにくいかもしれないんですけど、
青葉賞の4着以降、好位に付けての先行競馬から、直線抜け出すという形は徹底していて、
大一番での菊花賞では色々と崩れたものの、
それ以降はさらに、競馬の形が固まってきて、
前走のアルゼンチン共和国杯まで3連勝と、力もつけつつ、結果も出して来ました。
ゴールドアクターは、逃げ馬って訳ではないので、レースを作るというより動かす側って感じかもしれませんが、
本格化してからのアーネストリーのように、
直線に向くか向かないかのところで、ほぼ勝負を決めに行く強気の競馬みたいなものも、期待して良い馬なのかなと、思ってみたりもするわけです。
少なくとも、今の勢いがあるうちは。
立場的にも、ちょっと無理をしても良いハズの馬ですし。
中山コースという括りで言えば、なおさら、いつもより前傾な姿勢でも良いと思いますしね。
たぶん、このメンツだとスローの流れは歓迎みたいなところもありますんで、なんならそれを嫌う競馬で、持ち味のタフさ、良い脚を長く使い切れるレースを積極的に作ってもらいたいという希望を込めて、
まずは、この馬が今回のキーという設定で。
その上で、消耗戦に寄ったレースを想定して、
ステイヤーズSで、中山コースも攻略しつつ、5馬身差の圧勝を決めたアルバート。
これを本命にしてみます。
鮮やかなステイヤーズS勝ちから有馬記念というところでは、一昨年のデスペラードが、7着という結果で、
ステイヤーズS組から勝ち馬が出ることを期待するのは良い線ではないとは思うんですが(デスペラードの7着でさえ、良くやったというところ)、
それでも、アルバートの前走の直線での突き抜け方見ると、期待が大きくなってしまいますね。
ただ、離して勝ったというだけならまた違うんですが、
急坂での推進力が、個人的には印象的なモノがありました。
もちろん相手は弱かったですし、言ってしまえば、デスペラードが勝った過去2戦よりも価値というところでは低いかもしれません。
アルバート自体もロスが少ない競馬で、うまく立ち回った感も無いことはなかったですし。
さすがムーアと言ったところではありました。
ただ、今回の私の中ではゴールドアクターがレースの肝とか変なこと言ってるので、
このスタミナ戦と中山コースという要素を同時に、強いパフォーマンスで消化しているのは良いですし、
何にしても、有馬記念は中山巧者がチャンスという、本来のこのレースのひとつの狙い筋という部分を考えれば、悪くないと思うんですよね。
しかもアルバートの場合、ちょっくらステイヤーズSに出てみたら、圧勝しちゃいましたとなって、
ステイヤー路線の新星的な見方もありそうですけど、
やっぱりデスペラードとは本質的に違う気はしますね。
距離短縮は、デスペラードに取って良くは無い気はするんですけど、
アルバートに取っては、そこまで悪い気はしませんからね。(なんとなく)
ですので、そういう意味では、
字面上でのステイヤーズS組という部分は考えず、
あのパフォーマンスの面だけ切り取って評価して良いかなと。
鞍上のアッゼニ騎手については評価が難しいですが、
乗り役が次々に代わる中でも、1度騎乗しているというのは強みではありますし、そこまでマイナスに見なくてもいいかなと思ったりしてます。
まぁこの辺は、現時点ではあまり考えてもしょうがないですかね。
とりあえず、アルバートが本命とは言え、ゴールドアクター次第みたいなところも若干あるので、
ゴールドアクターが積極的に行ってもらって、タフなレースを作り、
そこに、アルバートが最後の坂を越えて飛んでくるという感じの設定で、お願い致します(笑)
○リアファル
想定する展開になった時に、リアファルも強敵になってくるんじゃないかと思い、対抗の印を。
菊花賞では3着。
半分ほど底は見せてしまいましたけど、
京都の直線で、一瞬のキレが持ち味であるリアルスティールに交わされたのはしょうがないかなとも思いますし、好騎乗だったキタサンブラックと比べても、一瞬の脚という点では劣るわけで、
道中、後に直線で垂れた集団に一気に前に動かれて、おそらくリアファルが一番ギアを上げたいところ(あんまり落としたくないところ)で、そう出来なかった展開も、3着という結果に繫がる要因だったのかなと思います。
やはりこの馬は逃げる形か、せいぜい1頭前に置く形で、ワンペースで後続とのリードもできれば保ちつつ粘り込むというのが性質にあった競馬なのかなと思うところで、
今回は逃げ馬不在の、中山コース。
一瞬のキレより、スタミナ、パワーという要素が問われるとなれば、まだ見せてない底の半分、
その見せ所なのではないかと思います。
▲ゴールドアクター
この馬についてはアルバートのところにまとめて書いちゃったので、特にもう書く事もないですが、
どれだけ、自分寄りのレースに持っていけるか。
動くのがあんまり遅くても、想定する展開にはなってくれないでしょうから、より早め早めに、積極的な競馬をお願いしたいですね。
なんなら、逃げちゃっても良いです。
印としては対抗でも良かったんですが、私が今年買ってきた馬券の応援度としてはリアファルのが上なのと、
まぁ無意味な比較ですが、同じ菊花賞の3着なら、内容、新鮮さの部分で、リアファルを上に取りましょうと言うことで。
△ラストインパクト
4番手の評価としてはどれにするか迷いましたが、消耗戦としては、この馬ということで。
昨年の有馬記念でも、かなり強い7着でしたし、
それ以上の着の馬は、ゴールドシップ以外はもういないわけです。
強い馬がいなくなったという、同じような背景があった前走のジャパンカップが2着であるならば、
今年の有馬記念は、馬券内に来て当然とも言える存在なのではないでしょうか。
菱田騎手は、意地の見せ所ですかね。
馬券は色々買うと思いますが、
とりあえず4頭のワイドボックスは買う予定で。
tipmonaとは?