根岸S2016予想
凍結防止剤撒きなさいよ…

ローカリスト
13期 予想歴9年

◎タガノトネール
  4着/2人気

○レッドファルクス10着/7人
▲アドマイヤロイヤル12着/13人
△モーニン1着/1人


1/28 最終予想

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■馬場状態を考える
【府中の天気予報】
 1/28(木) 晴時々曇(降水確率10%、最低気温1℃)
 1/29(金) 曇のち雨(降水確率60%、最低気温3℃)
 1/30(土) 曇時々雨(降水確率70%、最低気温2℃)
 1/31(日) 曇(降水確率30%、最低気温4℃)

金曜から土曜にかけてが雨、日曜も日差しはあまり期待できなさそうですので、
良馬場ということはなさそうです。

また、1回東京開催のダートは直前で凍結防止剤が撒かれます。
1m^2あたり100gで氷点下1度、200gで氷点下2度、300gで氷点下3度まで凍らない…と
気温が下がっても凍らなくするために防止剤の量は増えていきます。

厄介なのはこれが多量の水分を含むと粘り気を帯びてしまうということ。
(少しの水分であれば逆に脚抜きがよくなります)
これは保水性がいいということなので、馬場回復も遅くなります。

金曜日が雨のため、散布をどうするのかが気になるところですが、
土曜の最低気温と天気を考慮すると、
日曜日は凍結防止剤効果で走りにくい馬場となっているのではないでしょうか。

 ★金曜日の馬場発表で確認

昼時点の降雪予想でもらったなと思ったのも束の間、
金曜午後が雨とはいえこの予報で凍結防止剤撒いてないって嘘でしょ…

■ペースを考える
【ハナに立ちそうな出走馬(出走順)】
 ・シゲルカガ
 ・プロトコル

何が何でも逃げたいのはシゲルカガでしょう。
ハナに立てなかったときはいずれも馬券外。
主張しないことには始まらないタイプです。

他に逃げることが予想されるのはプロトコル。
東京ダ1400で逃げたレースでは2戦2勝です。
プロトコルは、今回の1番人気であろうモーニンと秋嶺Sで直接対決をしています。
その時は、モーニンより後ろの位置で競馬をし、最後の直線で詰めきれず。
(進路確保の切り返し分がなかったとしても脚色は不利)
鞍上もその時と替わりませんので、モーニンを意識すれば同馬よりは前につけると思われます。
とはいえ、最近では競馬の幅が広がっていますので、無理にシゲルカガに競ることはないでしょう。

総括すると逃げ馬はシゲルカガ、プロトコルの2頭。
その後ろに、モーニン、タガノトネール、タールタン、レッドファルクス。
そして他の出走馬が続き、最後方がアンズチャン。
平均ペース程度に落ち着くのではないでしょうか。


■理想の調教を考える
東京ダ1400というコースに加え、下記の条件にも適した調教を探します。
・馬場状態:稍重~重
・ペース:平均ペース

平均ペースであれば、折り合いと瞬発力がともに必要ですので併用調教
力の要る馬場状態であれば、坂路調教。そして強めに追われていること。
これに本数が加われば鬼に金棒でしょう。

私も毎度同じようなことしか書いてませんので、
たまには過去の3着馬までと、3番人気までのローテ・調教を比較します。
※稍重以上の過去3回分とします。
※併用調教は坂路/トラックでそれぞれ追い切っていることとします。
 (今回は本数バランスは大目にみます)

【2015年(重・平均ペース)】
 1着1人エアハリファ(坂路5本/トラック5本、中11週)
 2着2人ワイドバッハ(坂7本、中8週)
 3着15人アドマイヤロイヤル(坂9本、中11週)
 8着3人ロゴタイプ(坂2本/トラ2本、中4週)
 ※16頭中、坂路7頭、トラック5頭、併用4頭

【2009年(重・平均ペース)】
 1着4人フェラーリピサ(坂7本/トラ5本、中20週)
 2着5人ヒシカツリーダー(坂1本、中2週)
 3着7人セントラルコースト(坂6本、中5週)
 4着3人アドマイヤスバル(トラ4本、中4週)
 5着1人バンブーエール(坂4本/トラ3本、中13週)
 6着2人ビクトリーテツニー(坂10本、中7週)
 ※16頭中、坂路7頭、トラック5頭、併用4頭

【2008年(不良・平均ペース)】
 1着1人ワイルドワンダー(坂5本/トラ2本、中10週)
 2着5人タイセイアトム(坂1本/トラ1本、中3週)
 3着3人アドマイヤスバル(トラ8本、中11週)
 9着2人マイネルスケルツィ(トラ1本、中8週)
 ※16頭中、坂路7頭、トラック7頭、併用2頭

といった具合に併用調教馬が有利な条件です。


■各馬調教(1/27時点)
月曜時点で本命としたタガノトネール(坂8本、中10週)ですが、
最終追いきりでは、51.3-37.8-25.4-13.3(坂路一杯、併せ遅れ)と
想定していたタイムよりも1秒近く速いものでしたが、
2F,3Fで12秒台前半と、ダートの先行馬としては理想的なラップの刻み方です。
懸念点はほぼありませんので、改めて本命を打たさせていただきます。

同じラップの刻み方をしているのがアドマイヤロイヤル(坂2本、中2週)。
前走、巻き込まれる形で落馬していたのでそのダメージが気になりますが、
調教だけで言えば、この馬の一番いい状態の時のラップの踏み方と同じです。
来るか来ないかは別として、紐に入れて損はないでしょう。

さて、理想の調教バランスは、レッドファルクス(坂4本/トラ3本、中10週)。
周回距離の長い南Dコースを2回使ってますので、運動量は十二分です。
欲を言えば、最終追い切りの南Dでは多少しごいて欲しかったのですが、
併せ馬の内容がレースを意識していますし、とても好印象です。
週頭ではあまり目に止めてませんでしたが、これは侮れません。

モーニンは想定よりもいい最終追いきりでしたので、
変わらず好評価とします。
プロトコルは、モーニンと酷似したラップの刻み方ですが、
この馬のいつもと比べるとパターンが違うのが気がかり。
(何らかの秘策ありなのかもしれませんが…)

逆に、月曜時点から評価を下げたいのがタールタン。
強め以上は欲しかったところが馬なりだったうえに、
加速ラップでも、好走パターンのラップの刻みでもありませんでした。
対抗としていましたが無印まで落とさせていただきます。

扱いに困るシゲルカガですが、連闘前は坂路追い。
前走をコース一杯追いという都合のいい解釈をしてしまって、
紐には入れてみようと思います。


■結論
 ◎タガノトネール
 ○レッドファルクス
 ▲アドマイヤロイヤル
 △モーニン
 △プロトコル
 △シゲルカガ


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