シルクロードS2016予想

カタストロフィ
10期 予想歴19年

◎ダンスディレクター
  1着/2人気

○ネロ9着/3人
▲アクティブミノル16着/8人


【展開予想】
 ここからは晴れるので恐らくは回復傾向。馬場の感じもBコースに替わって内外そんなに差はないかなという感じ。標準~やや高速ぐらいまではイメージしておきたいかな。


 展開だがアクティブミノルとローレルベローチェの並びから考えれば武豊が積極的にハナを叩き切る可能性が高くなったなと。これに内田のネロが外からつっかけていく形になるのでローレルは恐らく2列目に下がる形になると思う。内からはセカンドテーブル辺りが積極策でポケットを確保しきるかどうか。アクティブ豊の競馬になるとみるのが良いと思うし、馬場が読みにくいがこのメンバーなら34-34.5で恐らく8秒半ばになるかなと。イメージ的には34-34.5~34.5-34.2ぐらいのイメージで入っていく。


◎ダンスディレクターは展望では取り上げきれなかったが重馬場ならやはり浮上してくる。もともとこの馬はなかなかつかみどころのなかった馬なんだが、CBC賞では重馬場の中33.4-35.7とかなり流れる競馬の中で中団で脚を溜めて炸裂させた形。11.1 - 11.2 - 12.3 - 12.2と消耗する中で中団馬群の中から直線入りで少しブレーキをかけるような感じになって外に出してからL1でしっかりと伸びてきた。ベルルミエール比較で考えても強い競馬ができていたし、完璧な競馬ができたウリウリに対してL1まで決定的に差を詰めて来ていたのは大きい。この馬は準OPまででは切れるイメージだったんだが、どうもここ数走を見ているとTS持続の方が武器になっている感じで、阪神カップでも年末のタフな馬場の稍重、11.8 - 11.3 - 11.7 - 11.8とコントロールされてL3最速、4角出口辺りで外々を回す厳しい競馬でもグンと伸びて最後までロサギガンティアとの叩き合いで優位に立てていた。切れ味辛勝だと思っていたらタフな馬場で出し切って強敵相手にやれてきたというのは確かなところだろうと。その点でも基本3角の下りでペースが上がってエンジンをかけやすい京都1200は噛み合うと思うし、馬場も問題なく内枠で最序盤に無理をする必要もない枠なので、上手く中団を確保できればあとは捌くだけの問題かなと。実力的にはビッグアーサーは強敵なのは確かだが、こちらもベルル比較で見れば一枚上の競馬ができているし、ペースが上がっても大丈夫、馬場も問題ない。こちらから入りたい。


〇ネロはやはり京洛S、前走のラピスラズリSとパフォーマンスを換えてきたというのが大きい。もともとこの馬は平均ペース~ややスローまででコントロールして一足の良さを引き出す競馬で良さが出ていて、坂スタートの新潟1000で楽に先行して一足で抜け出すという競馬で強かった。ところがオパールSでは33秒を切る超高速馬場の中での強引な逃げでも案外踏ん張れたし、ここ2走京洛Sなんかは重馬場でペースも34.1-34.8とややハイの中での11.0 - 11.2 - 11.5 - 12.1と前掲ラップの中少し離れた2列目の外からコーナーで動いて直線で一気に先頭に立って突き抜ける圧勝とこれまでにない馬場適性と基礎スピード面・ポテンシャル面を見せてきた。前走のラピスラズリSでも年末序盤の中山で33.4-34.5と1秒のハイを番手追走で余裕を持っての抜け出し。内容的にも基礎スピードの幅を確実に上げてきたのは大きい。今回は恐らくアクティブの逃げになると思うがそれを外から追走しながらの番手までは取れると思うので、そこからしっかりとアクティブ目標に進められれば1秒前後のハイまでは耐えられるようになった今ならオーバーペースにはならんだろうと。京洛Sのイメージで進められればやはりアースソニック比較で見ても高く評価すべきかな。良馬場でこの枠だとコーナーでかなりの速度を要求されるし辛かったが重馬場なら。


▲アクティブミノル
やっぱりテンの速さというのは大きい。この馬の場合は判断が難しいところなんだが、仕掛けを遅らせたいタイプではあると思うので、本質的に京都1200では3角の下りで自動的にペースを引き上げる形になるのが合わない可能性はあるかなとは思う。ただ今回は道悪になるわけで、やはり各馬の意識も3角から一気にというのは持ちにくいだろうが案外レースを支配して進められるかも。L2の4角出口でスッとペースを引き上げる形になれば面白いと思うので、そういう競馬に持ち込めそうな逃げ先行馬の並びを考えると結構面白い。3走前の内容的にも34.0-33.8とコントロールしながら11.3 - 11.1 - 10.9 - 11.8としっかりと加速しながら直線でもう一足鋭くという競馬で出し抜きを狙えているし、実力的にここで見劣る馬ではない。ここ2走はコントロールしすぎて仕掛けのタイミングも速くなったのがあると思うし、前走は距離もある。この条件でもう一度狙いたいし、宮記念の穴パターンには該当する馬なので本番に出てほしい馬。


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