10期 予想歴19年
◎サトノギャラント
11着/9人気
○ダノンプラチナ4着/2人
▲ダイワリベラル6着/4人
東京新聞杯の予想の前にまず色々と。土曜の府中は特に展開の読みが全部真逆に行くという展開読みの悪さを露呈してしまった…。ただレース全体を見ていて思ったけど、芝は思ったよりも高速状態だなという感じだった。超高速までは行かないとしても、結構軽くて３歳500万下でドスローで降着事象があったとはいえこの時期の３歳500万下2400ｍ戦でレースラップで33.6とかかなり異質なぐらい軽い印象。初音Ｓも時計的にかなり出してきて番手でもそこそこ良いペースだったがＬ１も結構いい具合にまとめてきているし、この時期にしてはかなり速いというイメージでいいと思う。ただ、土曜夜から日曜にかけて雨が結構降るっぽいのでこの辺がどう影響してくるかかな。
そのうえで展開予想。逃げ馬不在で行くのがどれになるかは正直やって見んとわからんが、ひとまずは外枠のテイエムタイホーが内に切り込みながらじわっとハナを主張というところだろう。内から抵抗する逃げ馬が不在でダイワリベラルはポケットで我慢しながらの競馬が理想で出してはいくがハナは嫌という感覚だろう…ノリなので奇策の逃げもなくはないが。マイネルアウラートもマイネル軍団らしい番手～２列目至上主義ではあるのでテイエムを行かせてという形になりそう。ルルーシュは絶対的な点のスピードでちょっと足りない感じはあるし、そうなるとテイエムがじわっと自然にハナを切る形が妥当かなと。それと、恐らく少し雨が降ることは騎手の意識を下げる要因にもなりえるし、これだけ行く馬が読みにくく有力馬が差し馬揃いとなるとペースが落ち着く可能性の方が高いだろう。馬場への影響は限定的だとみているが、ペースは48-45.5ぐらいのドスロー近いレベルまで考えておく必要がありそう。良馬場発表になればもうちょっと縮まって47.5-46ぐらいは有るかもしれんがそれでもペースが上がり切る可能性はかなり低いだろうとみて、スローで決め打つ。団子気味での直線勝負に噛み合いそうな馬を中心に狙った。
【予想】
◎13サトノギャラント
〇02ダノンプラチナ
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△01グランシルク
△11ダッシングブレイズ
×03エキストラエンド14テイエムタイホー
３連複◎軸〇▲△BOX
３連単Ｆ◎〇▲→◎〇▲△→◎〇▲△×
◎サトノギャラントはこういう条件でこそ狙うしかないなと。基本的にはドスローでのトップスピード特化戦でこそなのは間違いなくて、その条件なら現役でも屈指のトップスピードの質、持続力を持っている。谷川岳Ｓなんかでも極端なドスローから12.1 - 11.8 - 11.4 - 10.5 - 11.4というラップ推移、ほとんどの馬が32秒半ばを出すのが精一杯の中でこの馬だけ一頭違う切れでＬ２の最速地点でもグンと伸びてきてＬ１で突き抜けているように溜めればその分強烈に後半の切れ味を引き出してくるタイプ。関屋記念でも同じような展開になったがこの時は馬群に突っ込んで捌ききれなかったのが大きい。基礎スピードの幅も上がり切ると辛いところはあるが一昨年の東京新聞杯でも重馬場でのハイペース、Ｌ３最速戦の中で内から良い脚で伸びて来ていたしクラレントやエキストラエンドに良い展開だった中でも僅差のところまで食い下がっている。昨年の場合はペース自体は緩かったが稍重でもかなり時計に影響していてそういう馬場が合わなかったという感じ。基本的にトップスピードの質を活かしたい馬なので団子になりやすいスローの方がいいのは確かだし、土曜の馬場なら多少雨が降った程度なら悪化も限定的だろう。48-45.5ぐらいの競馬になってくればこの馬の出番。後述するがダノンを信じ切れなかったのでこちらから積極的に行きたい。
〇ダノンプラチナは事前の段階では本命か対抗かなら本命にというイメージで進めていたんだが、追切だけ見れば富士Ｓの方が良かった。時計的には加速できているし、迫力自体はある程度見せてくれたと思うけど香港帰り、検疫明け初戦というのもあってちょっとトーンダウンというところ。陣営のコメントを見ても追切を見ても少し不安を感じさせたので、評価をしつつも対抗までにしたのはそういう理由。 ただ香港マイルは詰まったのが影響したが加速ラップの中で詰まらなければという反応を見せていたし、富士Ｓでは強敵サトノアラジンを後ろから差したという点でもパフォーマンス的には１枚抜けている。11.9 - 12.0 - 11.2 - 11.1 - 11.4というラップ推移の中で後方から差し切っているというだけでも強烈だが、最速地点でサトノに並びかけているようにトップスピードの質の高さは非凡。前述のとおり不安はあるし、トップスピード特化戦になったとしてもサトノギャラントという厄介な馬もいるという中で斤量や休み明け、遠征明けに追切というのを考慮に入れて対抗に落とした形。
▲ダイワリベラル
この馬は単穴にしては穴人気してしまったので難しいところではあるが、それでも立ち位置的にはこの印が無難かな。この距離で良さが出てきたが、特にこれまで甘かったＬ１が距離短縮でゆったり入ることで底をフォローできているような感じになったのは大きい。前走は中山マイルだがかなりのスローから12.0 - 11.8 - 11.3 - 11.0 - 11.6とトップスピード戦の中で２列目ポケットから上手くスペースを使って直線で外に出し、そこからしぶとく伸びてしっかりと捕えきった。この馬の良いところはポジションを取ってそこからスッとトップスピードに乗せられる器用さ。ギアチェンジを持っている馬で府中実績は薄いが1800～2000で仕掛けが早くなったことでＬ１甘くなるという傾向が強かった。マイルでスローの中でポジションを取ってから要所で動いて最後まで踏ん張るという総合力の高さでパフォーマンスを上げてきているわけだし、今回のメンバー構成なら２列目を狙うのはかなり楽。それでいてペースも上がりそうにない、土曜の内有利傾向の馬場で上手く２列目から動けるこの馬なら狙いやすいというところ。
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