15期 予想歴30年
◎タマモベストプレイ
13着/12人気
○メドウラーク14着/7人
▲ダコール2着/6人
△コスモソーンパーク8着/9人
昨年こそ道悪になり前傾のハイラップになりましたが、近年はイーブンからややスローで、コース形状もあり、弛み幅の少ない消耗戦ぎみのタフなレースになる事が多いですね。大分前(サンデー以前)は完全なハイラップの消耗戦になることが多く、よくハイペリオン、ニジンスキー、セントサイモン等のスタミナに優れた血を持つ馬が上位を占めてました。近年は変わって、サンデー系は勿論、ミスプロ、グレイソブリン、ストームバード、ダンジグ等の持続力系が多数を占めています。
今迄の勝ち馬を手繰ると、カレンブラックヒル、ラストインパクト、ヒットザターゲット、エーシンジーライン、サンライズベガ・・・等々、ちょっとクセのある、自分の好走パターンでないと走れない、連勝出来たりするような馬ではないですね。多くが、上がりの競馬よりも、ある程度レースが流れて一貫ペースで良さを出すような馬が多いように思います。
◎タマモベストプレイ
この馬の走り時は札幌の2600mと距離問わず体力戦となった場合に限定されます。
2013年オルフェーブルが8馬身千切って勝った有馬記念、あまり弛まなかった事、ラスト6Fからペースが若干上がった事で完全な消耗戦となり、2着ウインバリアシオンの2位上がりが37.3と最後オルフェーブル以外はバタバタという中、タマモベストプレイは中目からジワジワ上ってきて5着。
一昨年のエプソムC、スローではあるものの、あまり弛みのないペースで内田が押して3番手に張り付け、直線でもバテず伸びずでそのままゴール、勝ち馬ディサイファから0.2差4着と好走。
他の登録馬を見てもそうは早くならないかもしれませんが、好走出来る要素のあるコースで。
〇ハギノハイブリッド
ハギノハイブリッドも好走する時は・・
昨年の函館記念
前後半(60.6-60.5)のほぼイーブンペース、中間も弛まずタフな流れの中、中団から少しずつ押し上げていき、ダービーフィズと同タイム頭差2着の強い競馬。
一昨年の京都新聞杯
5F前後半(57.7-60.8)逃げ馬が出していったせいもあり3.1秒のハイペースを中団で折り合い、上がり34.7で差し切り勝ち。
と、母父トニービンの通り、流れないことには好走出来ないということで、もし抽選通れば走れるかなと思います。
▲ダコール
年齢的にどうかですが、ベルラップを無視すれば、この馬が一番好走率高い血統かもしれません。ディープに母父アンブライドルド(ミスプロ系)、母3代以降、カロ(グレイソブリン系)、ラッキーメル(ハイペリオン系)、プリンスブレスト(プリンスキロ系)。
実績もあり走りそうです。
△コスモソーンパーク
やはりこのレース向きで、そこそこ人気しそうですが信頼度は高めかもしれません。
〇メドウラークに変更
ジリ脚ジワ伸びはここでは有効かもしれません。
小倉はまあまあのタニノギムレットに母父クリスタルパレス(グレイソブリン)、母系のクロフネ⇒サンデー⇒ヌレイエフもここは良さそうです。
連勝もクラス上がってスピード勝負では頭打ち状態、1800mがどうかですが、リボー系のグロウスタークのクロス(4×5)がある通りスタミナはあるので、上がりを要求されなければここは良いと思います。
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