10期 予想歴19年
◎ペルソナリテ
15着/9人気
○ラブリーアモン7着/5人
▲ゴッドカリビアン14着/12人
展開予想の前に、今週は3日間開催ですが正直来週の宮記念含めた4重賞 +ドバイの日程を考えると月曜日を予想に費やしている時間的余裕は無いので、フラワーカップと中京メインの夢見月Sだけひとまずはやってしまい、後は回顧や宮記念の展望を明日の段階からしてしまいたいと思います。ご容赦ください;というかこの仕事柄として言わせてもらえば1年でも屈指の忙しい週の前に月曜を喰う3日間開催はマジ勘弁してほしい…
馬場はひとまず日曜の感じなら月曜はもうちょっと回復しそう。スプリングSも幕張Sもそれなりに時計が掛かっていたが、そこまで明確にという感じでもなかったし、明日は標準馬場には入ってくるとみていいのかなと。そのうえで展開予想だが逃げ馬エンジェルフェイスが中目の枠に入った。その内にヴィブロスがいて、この2頭がひとまずはハナ争いを繰り広げる形になるんだろうと。ただヴィブロスはコメントを見る限りだと控える可能性もある(ブラフっぽいんだけどね…前走主張してハナ取り切ってるし)のでエンジェルフェイスがハナを切って行くという形が基本にはなりそう。中山1800だし入りはそんなに早くはならないとみておく方が良いと思うが、高速化まではしないと思うので極端なトップスピード戦にもならんだろうと。L2最速、極端ではないが総合力勝負に近い形をイメージしておく。
◎ペルソナリテは外枠から勝ちに行く形は狙えそうなのでひとまず力は出し切りやすいかなというのは大きい。今回地味に展開が読みにくいし、前走の感じからもマイルのスピード勝負より新潟2歳やJFみたいに後半に余力を残した方が良い、長く脚を使ってきている点からみても距離はもうちょっと欲しい印象だった。あとは前半のポジションだろう。前走のクイーンCは超高速決着の中で46.1-46.4の流れについていっては苦しかったという感じ。ただこの距離なら絶対的にはそこまで基礎スピードを問われないし無理なくある程度好位という競馬が欲しいかな。クイーンCはオーバーペースについていったので度外視できるし、ポテンシャル寄りの中間戦の競馬となったJFでは出負けして後方外々から最後までジリッと伸びた。12.1 - 11.8 - 11.7 - 11.5 - 12.6とコーナーで速いラップを比較的踏んでいる4F戦を考えれば評価していいはず。なので前半無理をせず後半に入れればこのメンバーなら素直に最上位だとは思っているんだけどね。現時点で8番人気はなかなか舐められたもんだなという感じ。JF組を過度に信頼するのは危険だとは思うが、この内容で進めてこれたこと自体は評価したいし新潟2歳やダリア賞のギアチェンジを含めて総合的に見てもあまり弱点がない馬。前半に無理さえしなければダイワダッチェスを破った新馬の内容や新潟2歳のL1の伸び、JFでロスがありながらもバテ差しジリジリからも、第2グループの中には入ってきているはず。このメンバー構成でこの人気なら素直にここから入る方が良いだろうと。L2最速戦になってもポテンシャル戦でも期待できる、JFのハイでも脚を溜めれば引き出せているしマイペースなら好勝負だと思うんだけどなあ。
〇ラブリーアモンは武士沢以外の条件は全て噛み合う。あとは武士沢がレースに乗れるかどうか。その点でも前走よりは良い条件でもある。中山1800の内枠なら余程出遅れでもしない限りは1角までの距離が短いコースなのでそこそこ前目を狙える。この馬の場合前走は外枠でメジャーが作るスピード色強い競馬で前にも行けるはずもなかったし、フェアリーSは何とかやれる範囲だったが中山マイルの外枠で武士沢が怯んだところもある。この枠で逃げ馬が読みにくいがフェイズベロシティよりは前に行けるだろうから3列目~中団ぐらいは確保できるはずと。この馬の最大の武器はギアチェンジの性能が素晴らしいところで、ウムブルフに勝った未勝利も12.4 - 11.7 - 11.3 - 11.4と緩い流れから加速していく段階で2列目のポケットから馬場のあまり良くない内に切り込んで瞬時に反応して先頭に立てているし、L1までしぶとかった。トップスピードの質という観点ではコルコバードに見劣るレベルなので強気にはなれないにせよ、この機動力が極端なトップスピードを要求されない、ロンスパになり切らなければ要所で4角で瞬時に動く力が要求される中山1800では噛み合いやすいだろうと。また素材も悪くなくてフェアリーSでも大外ぶん回して押し上げながらL1まで食い込む形でTS持続力、クイーンCでは大外を回す形でL1までジリッとは伸びてポテンシャル。フロンテアクイーンとは内容的に見て遜色ない競馬。このメンバー構成で器用さを活かせる内枠は良いしロンスパになってもコーナーで脚を溜められる。条件自体は完璧に良い。あとは武士沢だけ。スペースだけ意識してしっかりと進路を取ってほしいが内に行ったら行ったでヘタレだしなあ。外差しズドンのサンマルデュークやベンチャーナインのパターンしか引き出しないからなあ…。ホント騎手替えるだけでガラッと結果も変わりそうな馬だけに本当にもったいない。ということで、騎手がなければ本命の馬だったんだけど、内枠の武士沢と心中するのは流石にちょっとなあということで馬は抜群の条件だけど騎手を嫌っての対抗。まあ多少失敗してもいいけど2着には最低入ってほしい。それだけの仕事はしてくれんと…オークスがやばい。メジロライアンパワーにも期待したい。
▲ゴッドカリビアン
この馬は追い切りが良かったのもあるんだが、内容的にも中山1800で強気の競馬が噛み合う可能性は高いかなとみている。2走前を高く評価しているんだが、この時が中京のマイル戦で稍重馬場、ペースバランス的に見ても46.4-49.1と超ハイの中で後方でちんたらしながらも11.6 - 12.6 - 12.3 - 11.8 - 12.4と徐々に消耗しつつも直線序盤で再加速という中で後方の一番外から押し上げながら勝ち馬とともに突っ込んできた。結果的に上位が重賞で高いパフォーマンスを見せてきたことを考えてもこの一戦は侮れない競馬だった。そのうえで前走が完敗だったが中山マイルで高速気味の状態、ペースバランスも47.3-47.2と完全に平均ペース、11.8 - 11.9 - 11.7 - 11.5 - 12.1と淀みなく進みながらのL2での加速の中で追走に苦労したし前も落ちない中で直線伸びあぐね、L1までジリジリとばてず伸びずという感じの食い込み方だった。2走前は前がオーバーペースで苦しくなってばてずに突っ込んできた感じだし、個人的にはマイルでは基礎スピード不足っぽくて中距離のポテンシャルタイプの印象が強いなと。この枠は良くないが差し馬だし展開があまり読みやすくないメンバー構成で外から動ける立場というのとポテンシャルタイプで相手関係との比較で考えれば通用していいと思う。騎手も不安だが本命も不安度合いではいい勝負だしいっそ思い切って。
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