高松宮記念2016予想
今年が最盛期

ロックステディ八戒
08期 予想歴17年

◎ハクサンムーン
  11着/7人気

○ミッキーアイル2着/2人
▲サクラゴスペル17着/13人


 土曜日の競馬を見ると、随分と時計が早い。
 先週と違って好天ではありましたが、さすがにここまで高速馬場になるとは思いませんでした。
 前目に行く馬を優先的に考えた方が良さそうですね。

○ミッキーアイル
 昨年マッハヴェロシティ、ハクサンムーンの3着で、4着以下は大きく離していました。
 前走逃げ切り後、陣営が逃げるのを公言していたこともあり、ローレルベローチェ辺りとやり合いそうな今回不安に思っていましたが、相手は15番、こちらは内目の6番枠に入りましたし、今の馬場なら多少無理にハナを切っても持ちそうにも思えます。
 一番良いのは昨年のように好位の競馬かと思うのですがね。
 早い時計は持っていませんが、1400を1分20秒切れる時計で走れるなら大概の高速馬場には対応可能だと思います。
 昨年のスプリント王・女王が不在の今年、新興勢力よりも旧来の有力勢力が繰り上がり当選すると見ます。

▲サクラゴスペル
 高松宮記念はこれで5回目の挑戦となりますが、2013年の4着が最高でした。
 ですが2013年は、コース改修後で最速決着となった高松宮記念でもあります。
 今年のこの高速馬場で、5度目の挑戦を良いものとして欲しい。

 もう老兵で早い時計も持っていないように思えますが、2015年の京王杯スプリングカップのようにペースが遅いため時計が遅かっただけで、高速馬場そのものには高い適正があります。
 海外帰り初戦ということが気になっていましたが、昨秋は2戦しかしておらず余裕のあるローテーション。
 同じく香港スプリント組のミッキーアイルが初戦勝ちしているので、少なくとも負担のかかるような馬場・展開ではなかったと言えそうです。
 今回本番ぶっつけですが、昨年のスプリンターズSを鉄砲で2着に入る馬には関係ないでしょう。

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◎ハクサンムーン
 オーシャンSからここ高松宮記念というのは4年連続のローテーション。
 ですが、オーシャンSとは相性が悪く、昨年は9・13着だった3・4年前より圧倒的に良い2着ということで、本番も本命にしました。
 今年も2着で、単純に考えれば今年も好走するでしょう。

 そもそもこの馬、高松宮記念は3着、5着、2着と崩れたことがない。
 前哨戦も好走した今年になって、崩れる理由がないと思います。
 相手関係も、エアロヴェロシティが回避したことで昨年より確実に楽な面子になりました。

 また、前走最内枠から大外枠というのも、余り気にならない、どころかプラスに考えたい。
 このコースは外枠有利の傾向がありますし、実際コース改修後の過去4年、2013年を除いて8番枠の馬が馬券に絡んでいます。その2013年も、4着5着が8番枠でした。
 この馬自身、このレースで12番より外の馬番で走ったことがないのに前述の通りの結果。
 むしろ大外枠に入ったことで、ミッキーアイルとローレルベローチェを抑えてハナを切るという色気をなくせるでしょう。

 タイトルの今年が最盛期というのは、半分冗談ですが半分本気。
 前走オーシャンSの前後半の時計は『32.7-34.8』という2.1秒差の前傾ラップ。
 オーシャンSに初挑戦した年は、2.3秒差の前傾ラップで逃げて惨敗したことを考えると、前走のペースで逃げて残れたことは大きいと言って良いのでは。
 (無論、当時とは馬場差が大きくあるのですが)


 先日の大阪城Sのように、本命の穴馬が馬券圏内に来たのに紐が壊滅なんてことが悲しいので、この人気なら単複で厚く勝負したい。
 単複の他には、不当に人気がないなぁ、と思う馬に流して荒れるのを期待。

○ウキヨノカゼ
 1200は2勝3着1回だけとまだ底を見せていない。
 スプリンターズSもイン突きがハマったとか、外差し馬場だったとか、ラスト1ハロンが落ち込んだとかいった恩恵があったわけではないのに3着に差して来ました。
 中山としては極めて珍しいスローペースのレースでしたが、それだけに中京コースの高松宮記念の方が向いていそうにも思えます。
 府中実績からも、このコースが不適とはならないでしょう。
 前走は、休み明け、プラス体重、重馬場、そういった要因が重なった結果なのでしょうか。あるいは今となっては距離が長かったのか。
 いずれにしても、重馬場マイルでの惨敗は良馬場スプリント戦でのマイナスにはならないかと。

▲サトノルパン
 ここ2戦、ここでも人気のビッグアーサーと差のない競馬で1勝1敗。
 前走はハンデ差と出遅れたことを加味すれば、ビッグアーサーに全く劣っていない。
 ファルコンS2着から中京コースも問題なし。
 この馬もスプリントはまだ4戦目で、底を見せていない。
 古馬になってからまとまった休みを取っていないビッグアーサーより、こちらの方が上積みもあると思います。

 とはいえ、物差しにしているビッグアーサー自身、まだ重賞も勝てていない一介の挑戦者でしかないので、どちらも地力足らず、という可能性は十分にありますが。


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