日経賞2016予想
自ら動いて行く競馬ができるかが、頭までこれるかの分かれ目

nige
11期 予想歴23年

◎サウンズオブアース
  2着/1人気

○ゴールドアクター1着/2人
▲ホッコーブレーヴ7着/6人
△ディサイファ5着/5人


中山11R 日経賞(G2)
芝2500m 4歳以上 別定 15:45発走



本命は、サウンズオブアース

前走の有馬記念は、スタート良くそのまま少し出して、4番手から追走。
いい位置で追走したが、ゴールドシップの進出を追いかけるように上がってきた馬に、外から被されてしまい、勝負どころの3〜4角で位置を悪くして動けず。
直線で外に出せて伸びてきたが、先に抜け出したゴールドアクターに首さ届かず2着。

3〜4角をスムーズに追走できていたら、勝っていたのはこの馬。
自ら速い上がりが使えて、瞬発力もある方なので、京都や東京も対応しているが、長くいい脚を使うタイプなので中山も問題ない。

去年の日経賞は、4コーナーから直線に入るところで狭くなり、仕掛け遅れながら、後方から最速上がりで4着まで持ってきている(ラスト5F11.8-11.7-11.7-11.6-11.8)。

あの走りができるので、外からやや強引に強気に乗っても脚は止まらずに差して来れる。

ただ問題は、その騎乗をするか。

今回、福永騎手に変わり、3歳のはなみずき賞依頼の騎乗。
スロー濃厚のこのレースで、福永騎手が自ら動いて行く競馬ができるかが、頭までこれるかの分かれ目になると考えています。



対抗は、ゴールドアクター

前走の有馬記念は、展開と位置取りの有利さで勝ったレース。

この馬は、スローの上がり勝負で勝ってはいるが、瞬発力(トップスピードに入る速さ)はあまりないが、トップスピードに入ったらその脚を長く使うタイプ。
馬場は、重い馬場の方がよく、中山は歓迎。

展開面も前で追走できるので、この馬には合いそう。
ただ斤量差と目標が先なのがあり、特に勝たなくてもいいレースなので、相手に。



単穴は、ホッコーブレーヴ

前走は、超時計のかかる馬場に、全く対応できずに7.1秒差負け。
完全に参考外としていいれーす。

去年のこのレースでは、後方2番手から追走して、残り1000mから少しずつ動いて行って、直線でスペースのできた最内をついて3着まで持ってきた。

一頓挫あった後のレースで、順調さを欠いていた中での、文句なしの走り。
かなりレースレベルが高かったので、天皇賞・春で本命で狙ったくらい。

普通の走りができれば、有馬記念上位馬と互角に戦える脚は持っている。



4番手は、ディサイファ

前走は、中団前目から4角からじわっと進出して、直線差しきる危なげのない競馬で1.1/4馬身差完勝。
2200mの距離を不安視していたが、変わらず強い内容。

東京でやや緩めのペースだった毎日王冠2着(33.6)、エプソムC1着(33.6)なども結果を出しているが、平均ペースで持続力を生かした方がしぶとくいタイプ。

去年勝った中日新聞杯と札幌記念の上がり3Fは、36.0秒と35.3秒。
ペースが流れて上がりがかかったレースで勝利している。
この適性から、ペースが流れやすい、かつ時計がかかる中山は歓迎。

ただここはペースが緩みそうなので、差してこれたとして、頭まで持ってこれるほど上がりはかからないと考えて、この評価。



<予想>
◎4サウンズオブアース
○9ゴールドアクター
▲8ホッコーブレーヴ
△3ディサイファ


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