みなみ北海道S2009予想
札幌でモヤモヤを吹き飛ばす

KUROSHIMA
08期 予想歴14年

◎エフティイカロス
  7着/10人気


 昨年秋に1000万特別を勝ってから不振続きのエフティイカロス。ただ、敗戦続きとはいえ馬場や展開でタフな条件のレースが多いのも原因しているかもしれない。時計のかかる馬場でも実績を残しているがそれほど徹底したパワータイプではなく、洋芝の良馬場辺りが実はベストという印象を受ける。
 
 体質的にもあまり使い込めないタイプで鉄砲はむしろ歓迎。しかも軽ハンデに加え、札幌の芝は速い時計の出る点で非常に良好な状態。格上挑戦でもこれまでの不振を一掃できる条件は揃っている。


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みなみ北海道S2009回顧
勝ち馬にまんまとしてやられた

KUROSHIMA
08期 予想歴14年

次走狙い:グラスボンバー
次走危険:ゼンノグッドウッド


 本命のエフティイカロスはスタートから早めに番手へ取り付くまでは良かったが、道中では逃げるクイーンスプマンテにうまく離され過ぎてしまったのが痛恨。大逃げの番手というポジションは立場上難しいのは理解できるのだが、もう少しうまく立ち回れなかったものか少し不満は残る。ある意味、大逃げを許した戦犯とまで言うと言い過ぎか。

 敗れたとはいえ、57キロで2着のグラスボンバーは距離延長と乱ペースで渋太さを発揮。高齢になったこともあるが、小回りでこのくらいの距離のほうが現状はむしろ立ち回りやすそう。再び長距離戦へ出走なら狙い目に。

 1番人気で5着に沈んだゼンノグッドウッド。乱ペース自体は良かったのだが、如何せん勝ち馬がタイレコードで逃げ切る展開。しかも札幌の芝が速いうえに、4コーナーで馬群が一団という展開でもなかった。

 前走然り、いまの札幌は洋芝だが割と時計面が主体でそれほどパワーシフトでもなく、小回りコースがゆったり走るこの馬にはそもそも不適。春にこの馬を度々取り上げていたからとは言わないが、ここ2走では条件的にも違和感があった(予想は狙いも危険も取り上げませんでしたが…)。小回り主体でスピード優先の夏競馬での復活は望み辛い印象。


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