高松宮記念2016予想
GIだけスポット参戦

dayan_eyes
10期 予想歴22年

◎ハクサンムーン
  11着/7人気

○ミッキーアイル2着/2人
▲ローレルベローチェ16着/9人
△ビッグアーサー1着/1人


 皆さんお久しぶりです。

 予想は引退したものの、今日は時間あるし、スプリント芝GIだしで、一日だけ復活は大目に見ていただけるとありがたいです。

 土曜の岡崎特別は1000万下、1.07.4のレコードタイムが出ました。これに次ぐタイムは2013年の高松宮記念、ロードカナロアの1.08.1やCBC賞のマジンプロスパー1.08.0で、今までの中京競馬場とは別物といった感じがします。

 何が大きく変わったのか・・・ 
 中京1200mは逃げては勝てないと思っていましたが、今回出走するローレスベローチェが昨年末の浜松Sで逃げ切り勝ち。これはこの馬の実力が抜けていたこともありますが、馬場が軽くなり序盤で体力が奪われにくくなったことも大きいようです。

 さて、それではどの馬が逃げるかですが・・・
6  ミッキーアイル
10 アクティブミノル
11 レッツゴードンキ
15 ローレルベローチェ
18 ハクサンムーン
あたりが出だし速い馬。
外に固まっているのでミッキーアイルは有利ですが、
序盤のスピードで圧倒しそうなのはローレルベローチェですね。各上挑戦で自分のレースを貫くしかないので、この位置からでもハナを取りに行くと思います。
外枠発進のローレル、ハクサンムーンは少しハンデを背負った形ですが、外が速いと内枠の馬も走りにくいものですから、内が有利とも言えず条件は5分、やや楽に前を伺えるミッキーアイルが有利と見ます。

◎ハクサンムーン
 本命は応援込みでハクサンムーン。3歳の出石特別で衝撃を受けてからずっと見てきた馬です。見事GI級に成長し、ロードカナロアなどの名馬とも好戦を繰り広げてきました。去年は外国馬に敗れ今だGI制覇なりませんが、去年ほどの強敵は居ませんし前走のオーシャンSからも衰えは感じません。
 ローレルベローチェを先に行かせて番手からの抜け出しが理想。酒井騎手ならこの馬のことはよく分かっているはず。(昨日の逃げ切り勝ちが変に残っていなければいいな・・・)

○ミッキーアイル
 枠を利用して前に行くのは容易、同じく軽い阪急杯を逃げて勝利したのは評価しなければなりません。阪神1400mと中京1200mはリンクしているので共に軽い馬場ならやれる気はします。年齢的にも充実期にあり凡走はしないでしょう。

▲ローレルベローチェ
 何と言っても出足が早く、前半戦では最強。準OPとは言えのこコースで逃げ勝っており、うまくペースを調整できれば金星もあり得そうです。

△ビッグアーサー
 現役スプリンターでの底力はNO1と見ています。好枠引きましたし、速さよりも強さが求められる去年までの高松宮記念ならこの馬が一押しなのですが、序盤が速いと置いていかれるケースが多く、前も止まりにくそうなのでこの評価にとどめました。ここは凡走でも仕方がありませんが、今年から来年にかけては大活躍しそうな馬です。

 今回はハクサンムーンの応援観戦と言う事もあって18番単複が基本。


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高松宮記念2016回顧
高速になっても実力重視な結果

dayan_eyes
10期 予想歴22年

次走狙い:ミッキーアイル
次走狙い:ビッグアーサー


 昨日の1000万下でもコースレコードを大幅に更新したので、レコード決着は予想できましたが、1200芝全体のレコードにまで詰め寄るとは・・・

 2012年にリニューアルオープンした中京競馬場。その歴史はまだまだ浅いと言えど、とにかく時計のかかるコースだっただけに、どうしてこんなタイムが出るようになったのかは不思議です。芝状態だけでこんなにタイムが上がるものなのか?
 当然GIと言う事もあって出走馬のレベルは高いのですが、いろいろな要因がかみ合って出ちゃったタイムと言う事でしょうか・・・

要因1 ハイレベルな逃げ馬の存在

 今回逃げを予想したのはローレルベローチェ。7枠15番ですが、この馬の加速は他馬を圧倒しており、これは迷いのないところでした。
 誤算だったのはハクサンムーンがハナを奪いに行ったこと。昨日の逃げ切り勝ちから、酒井騎手はこの馬の力なら逃げ切れると確信していたのかもしれません。
 これを間違とは言いませんが、だとすればローレルベローチェの力を軽く見すぎでした。
 せっかくハクサンムーンが番手で競馬ができるメンタルを手に入れたのだから(多分ですが)経験を生かしたレースをしてほしかった。

要因2 絶妙な枠順

 もう一つの驚いた事象、ビッグアーサーが4番手の好位で競馬を進めたこと。
 まさに無冠の帝王と言った感じの馬でしたが、まだ重賞を勝っていない要因は好位に取りつくことができない序盤のスピードでした。
 それが今回はスッと4番手追走。この馬の成長もあるでしょうが、近い枠の馬を見れば納得、他の馬も序盤は遅い面子構成。勝ったビッグアーサー、2着のミッキーアイルは少ない負担でタイムを稼ぐことができた感じです。

要因3 ペース配分

 このレースの逃げ馬、前半は32.7秒で走っています。ゲートでは静止した状態からスタートなのですから、このタイムがいかに異常かは想像に難くないでしょう。
 勝った馬は33.3-33.4でまとめており、ペース配分に無駄がなかったと言えます。
 結果として、大きな実力を秘めた馬を前3頭がひっぱり上げる形になりました。

狙い馬
ミッキーアイル
 開始10秒で抑えていますから最後に足を残すことができましたが、それでも33.0-33.8で走破できるスピードは規格外。よりスピードが重視される秋のGIでは最有力と思います。

ビッグアーサー
 今回は展開が向いたこともありますが、それでも好位からの競馬ができたのは評価すべき内容です。騎乗ミスさえなければ勝ちを積み重ねていきそうですね。

ローレルベローチェ
 決して京都専用機ではない。加速力は破格で、スピードの限界もそこそこ高いので、重賞でも積極的に買っていい馬です。


 本命に推したハクサンムーンは残念な結果に。
 無茶なペースですが、大外からでもあの加速ができてしまうのがハクサンムーンですから、ある意味納得。
 本音を言うと、酒井騎手の騎乗には大きな不満がありますが、この馬に乗りつ続けた結果、力でねじ伏せることができると思ったのはしょうがないのかも。


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