10期 予想歴19年
◎マイネルクロップ
13着/7人気
○バスタータイプ2着/1人
▲ソロル14着/10人
え~、このマーチステークス、ホント予想に時間が掛かった。最終的に今は結論つけたけど結局決め打って勝負しようかなという結論に達したと。正直どう転んでもおかしくないとは思うが、決め打つだけの材料は揃ったかな。展開は恐らくショウナンアポロンの逃げは確定的だとは思っているんだが、先行馬は意外と多く、特に積極策の吉田隼人ソロル、三浦のクリノスターオー、トウショウフリーク柴山。ただこの辺が全部外枠なのが一つ大きいのと、隼人はともかく三浦も柴山も動く意識は薄い。隊列が整って展開が落ち着く可能性があるし、捲る馬もモズライジン中谷が怖いかなというぐらいかな。意外と前がペースをコントロールして平均ペースぐらいに落ち着き、モズライジンの捲りが向こう正面であったとして3角ぐらいから動いていくという流れはあり得そうだなとみて、これまでのポテンシャル特化戦とは逆を打って3~4角である程度加速する意識を持った競馬に決め打ちたい。
◎マイネルクロップは前走の感じからもベテルギウスSのつまりからも良い具合に人気を落としてくれたけど、昨年のマーチSでも馬群の中からしっかりと対応できているのでその点は非常に良い材料かなと。ペースが落ち着けば後半のトップスピード面を引き出せる馬で、昔は京都で軽いダートで余力があるときに爆発するイメージだったんだが近年はタフなダートで基礎スピードをある程度要求されても対応できるようになってきた。それが昨年のマーチSで、良馬場で49.6-50.8のハイペースの中で好位の真ん中で進めつつ13.2 - 12.3 - 12.6 - 12.7 - 12.5 - 13.0のラップ推移で3~4角手が動いて追走しながらも直線で馬群を捌いてしっかりと伸びてきてイッシンドウタイの追撃を振り切っていると。厳しい流れでもタフな馬場でも戦えるようになったのは大きいし、前走野佐賀記念でもこの馬らしい好位内からスルッと来て直線で2着を拾うような競馬になっている。機動力があるし内で立ち回れる、コーナーでの加速で対応力が高いという点でもクリノスターオーとは違って優位に運びやすいかなと。ベテルギウスSも中団最内で進めながら加速していく流れで対応できそうだったが2度ほど前に詰まっていたのも痛かった。ここ2走の内容からも上昇気配だし、このメンバー構成でイッシンドウタイを物差しにしたときに一番評価が低いのがこの馬で、かつスローにも対応できる機動力の高さ、バスタータイプを目標にできそうな位置取りを狙えるという点で考えても不安が少ない。ここから入りたい。
〇バスタータイプはここ2走高いパフォーマンスを見せているのと、3走前に動きだす競馬に対応できているので素直に対抗視した。まず前のショウナンアポロンの直後を取るのはそんなに難しくない枠だし、ショウナンはハイペースでも一瞬は良い脚を使ってくれるので進路は取りやすいというのも良い材料。前走の総武Sは48.9-50.5のハイペースを少し離れた好位で進め、3~4角で12.5 - 12.5 - 12.4 - 12.3 - 12.5 - 13.3と淀みない競馬を追走して3~4角で一頭分外を回し、イッシンドウタイより外から動いていってしっかりと伸びてきた。L1ではイッシンドウタイに食らいつかれた、斤量差はあったにせよ内容的にはこちらの方を評価したい。それと3走前の内容が良かった。香取特別だが平均ペースぐらいで13.1 - 12.8 - 12.7 - 12.4 - 12.6と徐々に加速、L2最速の流れの中で2列目のポケットから直線狭い最内を突いてしっかりと反応、L1の坂でも大きく減速せず突き抜けての完勝だったし、動き出しも問題ない。今回は進路も楽になる可能性が高いと思うし、勿論人気なんだが底を見せていない、ポテンシャル、基礎スピード、要所で動くギアチェンジをどれも不安材料にならないレベルでしっかりと備えているわけで嫌う必要はないかなと。イッシンドウタイ比較ならもちろん好勝負可能。
▲ソロル
この馬は最近ようやくつかめてきた感があって、まあこれも決め打ちのギャンブルなんだがペースがある程度速くても大丈夫だが上がり切るとダメ、ポテンシャル戦でロンスパになるとダメ、ただある程度のペースまでは対応可能でレース全体の仕掛けが遅いときに来ている印象。所謂全体的な総合力を問われたときにしぶとく伸びてくると。重賞を勝った時なんかまさにそんな感じで道悪でペースはそこそこ上がったようで12.8 - 12.3 - 12.8 - 12.6 - 12.2 - 12.9と仕掛けが早くなり切らずにL2最速戦で好位外から3角で動いて中目、しぶとく直線序盤で抜け出してドコフクカゼやクリノスターオーを撃破しているわけで、この内容からもペースが半端な時、仕掛けが半端な時にこそという感じはある。この傾向は京都1900重賞2着時の時も同じような感じで、意外とL2最速戦の方が良いという感じ。なので今回ペースがコントロールされる可能性も高い中でかつ鞍上も勢いに乗っている積極策を取ってきそうという点もあるし、外の先行勢の中では実は一番内。番手を確保してショウナンをかわいがりながら上手く競馬ができれば一発はある。
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