桜花賞2016予想
負け方を知っている強みはある

ゆどうふ研究所
15期 予想歴12年

◎メジャーエンブレム
  4着/1人気

○レッドアヴァンセ7着/4人
▲シンハライト2着/2人
△ウインファビラス12着/9人


◎メジャーエンブレム

阪神JF、そしてクイーンSと、他を寄せ付けずの完勝で、
クイーンS組、ダイワメジャー産駒と、桜花賞ではデータ的には厳しいながらも断然の1番人気に押されているメジャーエンブレム。

あとはチューリップ賞組との力比べというところですが、
やっぱりメジャーエンブレムは、これだけの人気がありながらも、「一度負けた経験がある」というのは大きいですよね。

アルテミスSでは、道中でハナを奪っての中弛みの逃げ
という展開から、最後の最後に大外から飛んで来たデンコウアンジュに差されるという競馬。
まぁ人気の立場でしたし、大外枠だし、あの時点ではあれ以上のことは出来ないかなぁという状況で、
実際は、その競馬で半分勝ったような競馬だったと思うんですが、
結果としては差されましたね。
まぁ人気で前受けする側としては、終盤まである程度脚残して、あとは持続力だけで、他を一蹴しちゃおうって感覚であの競馬にはなる気はするし、馬のタイプによってはどうにかできたレースかもしれませんけど、
思ったよりも、メジャーエンブレムが持続力に寄っていて、
思ったよりも、デンコウアンジュが脚をうまいこと溜めて、物凄い差し脚を見せてきたというところでの結果でしょうか。

あのレースの敗戦から学んだのか、その後の2重賞では、より持続力を活かせるレースを作って、安定感が増した感がありますね。

クイーンCは突き放した相手の馬が強くないという考え方もありますけど、逃げた馬が直線であれだけ突き放せば、もう余分に追うこともないですし、
着差以上の強さだったという見方をすれば、メジャーエンブレムだけが強かったという単純な評価で良いんじゃないかと思います。
さらに言うと、メジャーエンブレムが、自身の中でも高いパフォーマンスを示せる競馬ができたという部分も考慮すれば、期待度というのはレースをやる度に、どんどんと上昇していると見て良いんじゃないでしょうか。

負け方を知っている有力馬という角度からはジュエラーも買えなくはないんですが、
個人的にはコッチの方が、「負け方と、負けた後のそれから」という部分でわかりやすいかなというところで。

まぁ、人気背負った逃げ馬で、行くだけ行ききるっていう競馬は簡単ではないでしょうけど、スタートが物凄く良いという、逃げ・先行馬とって最高の特性も持ち合わせてますし、
とにかく、後ろの強敵に臆することなく、ここは思い切り行ってほしいですね。


○レッドアヴァンセ

チューリップ賞で人気して8着だったレッドアヴァンセ。
騎手や陣営の気持ちはわかりませんけど、馬券を買う側の立場としては、ジュエラーや、シンハライトのようにメジャーエンブレムの逆転候補として、ガチガチの2、3番人気になっているような馬よりは、だいぶ気楽なところはありますよね。
それでいて、前走は出遅れもあり、
能力を出し切った中での敗戦と簡単に捉えられる8着ではありませんでしたし、
単純にシンハライト、ジュエラーとの差が、スタートからゴールまで、ずっと変わらずに終わってしまったなぁという感じで、
位置取りの部分が大きかったレースでもあったかなという気はしています。
やはりエルフィンS、チューリップ賞で続けて人気になるような馬は強いと思いますし、
今回も巻き返しを期待されての穴人気。
勝ったレースは強い内容ですし、こういう馬が人気薄になればなるほど、
思い切った競馬×脚質というところで、怖くなってくるなぁという印象はあります。

桜花賞では、チューリップ賞組が幅を利かせてますが、それは馬券内の馬に限った話ではないですし、妙味を求めるなら、大敗馬からの巻き返しは狙っていいところで、
凄く嵌っている馬な感じがしますよね。
エルフィンSの勝ち馬は素質が高い馬が多くて、その後やれてる馬は多いですし、
レッドリヴェール、レッドオーヴァル、レッドディザイアと、
桜花賞で、「レッド冠」の人気側の馬ってだけで、
なんか怖さもありますからね。

1番人気馬を負かしに行く立場のシンハライト、ジュエラーという馬たちがいる中で、
或いはそれらが、自分の形を失って脚が鈍るという展開になるならば、
無欲(なんてことは無いと思いますが、)のレッドアヴァンセが面白いかなぁと思います。

まぁ、シンハライト、ジュエラーが手堅く複勝圏内目指しますみたいな競馬をしてきたら話は変わってきますが・・・。
それでも、この馬自体は強いとは思います。


▲シンハライト

ジュエラーとシンハライト、どちらかは拾っておいた方が良いだろうなぁというところから、
ディープ産駒の安定感と、
前哨戦で勝った身ながら、2着馬に人気を譲っているという面でこちらを。
この馬も強いとは思いますが、レッドアヴァンセと比較すると、面白さとしては前者かなぁというところで。


△ウインファビラス

阪神JFの2着馬としてはかなり、人気を下げてますよね。(単勝目線なら当然な感じの数字ですが。)
まぁ多少、納得のいく前走の内容ではありましたけどね。
しかし、今回はメジャーエンブレムがいますから。
この断然人気馬が作る競馬の中で、ある程度の位置で流れに乗れさえすれば、持続力が持ち味のこの馬もチャンスはあるかなと。

まぁメジャーエンブレムのレースメイクだよりで、その上、阪神JFの1着と、2着馬の間には、何か入ってくる可能性が高い気はしますが、この人気なら拾っておきたいですね。


馬券はメジャーエンブレムの1着固定で、2、3着にレッドアヴァンセ、シンハライトを置く形の3連単の予定。
ちょびっとだけ、レッドアヴァンセ頭の馬券も。
ヒモには、ラヴェンダーヴァレイ、ジュエラー、アットザシーサイド、デンコウアンジュ、ブランボヌール、ソルヴェイグまで。
配当によっては、3着付けのみかな。


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桜花賞2016回顧
やはりデータに逆らえないGⅠでしょうか

ゆどうふ研究所
15期 予想歴12年

次走狙い:メジャーエンブレム
次走狙い:ジュエラー


メジャーエンブレムに本命の印を打ち、それならば、相手は穴がちょっと頑張ってくれという甘い甘い考えの馬券構成で、完全なる敗北を喫した私。
ジュエラーを軽視していたわけではないですが、ナンデの印上では回せていないその馬に勝たれたので、ぐうの音も出ません(笑)

まぁメジャーエンブレムは期待していたレース運びが出来なかったので、素直にはこの敗戦は受け入れにくく、
巻き返しは個人的に期待せざるを得ないところではあります。
ただ、うまく運べなかったとは言え、もうちょっとぐらいは抗う姿は見たかったので、狙い馬であり、危険馬であり・・・という微妙なところ。
これからは、もう腹くくった乗り方を続けて、
この馬の「底」を良くも悪くも見せて欲しいという感じですかね。
って言ってる暇もなく次が来るんですが。

それにしても、桜花賞はデータが強いですね。
クイーンC組は厳しいというデータを乗り越えてくることも期待したのですが、
終わってみればチューリップ賞組のワンツー。
これだけの人気馬が馬券内にも残れなかったのですから、もう黙ってデータだけで買って良いという思いが強くなってしまいました。
って言いながら、また変な手を繰り出して来年もやられそうな気はしますが。。

オークスは現時点でぜんぜん決めれてません。
どうしましょう(笑)
とりあえずは来週の皐月賞を楽しみに待ちたいと思います。
お疲れ様でした。


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