皐月賞2016予想
3強を打ち負かせる好調教

ローカリスト
13期 予想歴9年

◎エアスピネル
  4着/4人気

○サトノダイヤモンド3着/1人
▲ロードクエスト8着/5人
△ディーマジェスティ1着/8人
×マカヒキ


素直に3強で…と考えていましたが、エアスピネルの調教から漂う不気味さに賭けてみようと思います。

エアスピネルのこれまでの調教というと、レース前週の水曜日に負荷をかけ、その後の日曜と水曜(最終追い)は坂路でサッと流して済ませるものでした。
ところが今回の最終追いは、一味違います。
・栗東坂路 53.9-39.3-24.9-12.0 一杯

1Fごとのラップで見ると「14.0-14.4-12.9-12.0」となり、弥生賞と同じく前目につけて先行抜け出しを狙う競馬をするものと思われます。
もう少し内目の枠がベストですが、全体的に調教が強化された今回は前2走とは別馬になっているはずです。
余談ですが、中5週で11本という本数は、2008年のキャプテントゥーレと同じです。

相手は3強の内からサトノダイヤモンドを選びました。
メジャーエンブレム4着、ブチコ除外と先週から負の流れが来ている鞍上が不安材料とは言えますが、単純能力なら世代トップクラスでしょう。
調教は坂路4本、トラック4本の計8本で、2か月の間隔であれば標準的な本数です。
先週と今週のトラックでは、併せ馬で強め以上に追われていますので、負荷としては申し分ありません。
スローの展開にはならないと思いますので、きさらぎ賞でミドルペースを経験できていることもプラスです。

穴でロードクエスト。
タイムだけ見ると物足りなく思えるかもしれませんが、これはいつも通りです。
ただこれまでと違うのは、今までのメニューがトラック中心だったのに対し、今回は坂路の比率を増やしてきています。
出遅れてしまう以上、瞬発力勝負しか残っていないわけですから、坂路の比率を増やしたのは正解と思えます。
唯一の不安といえば、スロー専用の追い込み馬なんじゃないかというところですが、そこは未知数なので…。

紐1番手をディーマジェスティにします。
トラックを中心とした調教ですが、これは去年のキタサンブラックと同じパターンです。
頭では狙えないタイプですが、タフな流れになった時に出番になるのがトラック調教馬です。
内に先行馬が固まったため、それなりに突っつきあうと想定していますので、流れ1つで3着まで。

紐2番手にやっと3強の2頭目、リオンディーズ。
中5週で9本の併用調教と通常であれば文句なしといったところですが、馬也だけなのが懸念点です。
他馬、特に朝日杯ではほぼ差がなかったエアスピネルが調教を強化している中で、この馬は普段通りの軽めの調教ですので、足元をすくわれる可能性があります。
とはいえ、鞍上が強力ですからそんなのお構いなしかもしれませんが。

さて、最後の3強マカヒキですが思い切って切りました。
こちらも中5週で8本と本数は申し分ありませんが、気になるのが4/6(水)の後の追いきりが4/13(水)となっていることです。
大体は「4/3(日)→4/6(水)→4/10(日)→4/13(水)」というような間隔で追い切るわけですが、マカヒキの場合「4/3(日)→4/6(水)→4/13(水)」と、4/10(日)に追われていません。
単純に時計を出していないだけという可能性もありますが、原因は4/6のトラック追いではないかと推測します。
トラック6Fを2頭追走で一杯に追われ、全体で77.8秒という馬鹿時計を出しました。
この調教が無駄な疲労を生んだことで、日曜の追いきりに支障をきたす疲れが出たのではないでしょうか。
最終追い切りも、普段は坂路の加速ラップできっちりまとめているのですが、今回はラスト1Fで伸びを欠いていました。
以上より、今回は調整大失敗と判断します。

なお、マカヒキのような調教間隔になってしまった馬は他にアドマイヤダイオウ、ナムラシングン、リスペクトアース、アドマイヤモラールです。


さて、馬券のほうですが、エアスピネルの単勝と、
11,14,15-11,14,15-2,5,8,11,13,16,18の3連複とします。
3連単は冒険しすぎなので今回はやめておきます。


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