09期 予想歴18年
◎ナムラシングン
7着/9人気
○アドマイヤダイオウ9着/7人
▲リオンディーズ5着/2人
2強は2強で決まっても、3強は3強で決まらないのが競馬の常。
降雨予報も相まって狙いは穴馬から。
本命はナムラシングン
「どうせ田辺だから買うんだろ」と言われたら返す言葉が無い。
これは正直に言えば完全に鞍上込みの本命。
田辺Jの中山巧者ぶりは競馬ファンなら周知の事実で今さら語ることも無い。
ロードクエストのまさかの池添J抜擢で今年のクラシックはアルカサルに期待するしか無いかと思っていたが、ここに来て良い馬が回ってきた。
その同馬に関して言えば、2歳時に500万下でサトノダイヤモンドに完敗しているものの、その後走るたびにパフォーマンスを上げる内容で成長著しい印象。
前走若葉Sも直線一旦抜け出してソラを使ったところを差し返されただけで、勝ち馬に並びかけるところで見せた勝負根性には目を見張るものがあった。
若葉S2着馬近年皐月賞と相性も良く、データ的にも心強い。
血統的にも先週桜花賞を勝ったジュエラーと同じヴィクトワールピサ産駒。
その父自身は中山巧者で、祖父ネオユニヴァースの産駒が総じてそうであるように血統的には中山向き。
マキャヴェリアンとクードジニーの3×3の全兄妹クロスには美しさと大舞台での活躍を期待させる。
同馬はスタートがあまり上手くないので、とにかく五分のスタートを切ることと、道中勝負所で動けるポジションを取れるかどうかがカギ。
相手筆頭は前走本命馬に勝ったアドマイヤダイオウ。
前走は道中緩んだところを自ら動いて直線一旦抜かれてから差し返す強い競馬。
3着ゼンノタヂカラオが土曜の500万下特別で早速勝ち上がったことからも、若葉S上位2頭のレベルの高さは疑う余地が無い。
ただ、同馬もスタートは早くないので内目の4番枠から道中早めに動けるポジションを取れるかがカギ。
その点、最近好調とはいえ道中枠なりに騎乗する印象のある福永Jへの乗り替わりはどうしてもマイナス。
それでも渋った馬場は気にしないタイプだけに、道中ラチ沿いから荒れてポッカリ空いた内を上手く突ければ。
3強の中から1頭選ぶとすればリオンディーズ。
前走はスローの決め手比べを早めに抜け出して目標にされたところを勝ち馬に差されただけで、内容的には同馬の方がよりタフな流れになるであろう本番向きのイメージ。
大舞台には滅法強いデムーロJも心強い。
外枠16番で道中コースロスを強いられそうだが、東京開催を除いた過去10年で最も多く連対馬を出しているのが8枠だけにあまり関係ないか。
残りの2頭はタフ流れになった際に今まで同様の末脚が繰り出せるかが未知数で配当妙味から評価を落とした。
馬券は本命、対抗馬の単勝と3頭の馬連、ワイドボックスで。
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