北九州記念2009予想
好条件を見方に付けて来た危険な本命馬

スナフキン
09期 予想歴26年

◎シャウトライン
  8着/7人気

○レディルージュ2着/2人


カノヤザクラは本当に勝てるのかな?

夏のスプリント戦はこの馬で大丈夫、の看板が出来つつありサマースプリントシリーズ連覇のチャンスと見られている。
2年連続のアイビスSDの勝利で俄然、優勝候補の筆頭に挙げられているカノヤザクラ。
アイビスSDは2年ともに有利な外枠17番18番、その好走例は言うまでもなく勝利を導く好条件ですね。
なら内枠発走でも連続で勝てたのか?
その疑問には明白な答えはできませんが、連覇はできなかったことは少なからず考えられます。

今年は道悪での追走が比較的楽だったこと、直線勝負で包まれたりコースロスや追い出せない位置取りとかはなく、新潟1000mと小倉1200mではまったく違うコース形態と展開のアヤが待っています。
この内枠からもし出遅れたならもう致命的ですから、そのスピードを発揮できても差し届かずは十分にあります。

ローテーションでは、新潟へ長距離輸送~レース後栗東へ帰厩、ひと月の間に今度は小倉へ直前の長距離輸送、夏の2度の過酷ともいえる輸送過程には牝馬ということを考えれば不安に思えてなりません。

たしかに体型の腰高さと腹回りのキレ上がりから、スプリントへの対応力が高いのは見て取れますし、重量感のある馬体からパワーもあるように新潟や道悪もこなして来ています。
あとはこの輸送過程と出遅れが解消されれば、上位争いをできる事は間違いありません。


シャウトライン
前走の敗因は道悪でしょう、自慢のスピードが削がれ力が出せず仕舞い。
1600万下⇒opバーデンバーデンの2連勝は見直していいし、小回りコーナーを利して先行力で粘り切れれば通用して来てもいい。(良馬場前提)

レディールージュ
1200~1400mでの成績には安定感があり、エイシンタイガーやタマモナイスプレイとの戦いぶりからもヤレていいはず。
近年軽量馬の好走が見られている点と今年の3歳勢のレベルの高さも考慮すべきと思います。


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北九州記念2009回顧
ミッキー!トントン拍子

スナフキン
09期 予想歴26年

次走狙い:レディルージュ


カノヤザクラには、追い切りもスタートもポジションも悪いところなど見られなかったはず。
しかし伸びなかったのは何のか、あるとすれば昨日の道悪でコーナーの内側が3頭分ぐらい痛んでいた馬場を通り、勝ち馬は痛みのないギリギリのライン取りの差は確かにあります。
内から伸びた馬は見られず中と外のラインからで、スピードが身上の1200で馬場からの負担が大きく影響したようにも見えます。
もう少しの後ろのポジションと読んでいたので、行き急いではいないか?
下げれば包まれて外を回すことになり、いいスタートがかえってタメて行けなくなったし、流れが速め速めと引くに引けない状況に内枠発走が裏目に出てしまった感じ。
新潟⇒小倉、過程と輸送面での負担は牝馬なので少々不安でしたが、二桁人気のウイントリガーに差し込まれる不甲斐ないレースぶりでは3着も褒められません。

自信のアイビスSDの勝利から、北九州記念は勝たなければいけないという調教師の過剰な自信が、鞍上への心理状態に影響していたように思える。
前半の32.7の入りは速く、3角過ぎから番手を上げて行く形では厳しく、小牧Jの冷静さや判断力が欠け、自信満々の短距離戦の発走ほどジョッキーの心のゆとりを奪ってしまうレースになってしまいます。
1200m重賞を連勝することの難しさですね。
そう考えると、気楽に外枠から乗れる時には信頼して良さそうとも言えます。

2着レディルージュの12~1400mの3着以内率は85%と高く、今回斤量面の有利さはあっても、1400mまでの安定感は古馬陣を相手にしても立派なもの。
秋の牝馬短距離戦に有力な1頭でしょう。
ただ課題の1600mでタメて切れるかはやってみないとですが、3歳牝馬のレベルを見せつけた格好で引き続き注目の世代でしょう。


勝ち馬サンダルフォンの松永幹夫調教師は小倉記念をダンスアジョイで重賞初勝利、早くもまた小倉で2勝目とトントン拍子。
ともに人気薄での勝利をモノにしており、開業3年目にしてこの夏ミッキーから目を離せなくなった。

酒井Jと小牧Jの背負ったものの差は大きかった。
調教師のコメントは、我々の予想のひとつの材料とともに騎手への負担になることも考えておく必要はあります。


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