14期 予想歴33年
◎チェッキーノ
2着/2人気
○シンハライト1着/1人
▲アットザシーサイド11着/4人
△デンコウアンジュ9着/6人
先週のヴィクトリアマイルは、短距離差し馬ストレイトガールが鋭い反応見せて抜け出し優勝。
今の府中は、実距離よりも短めの反応の素早さが問われる馬場構造になっている。
実はダービーやオークスにも言える事。
昨年のドゥラメンテは2000㍍の皐月賞でも次元の違う反応を見せていたし、キズナにしても毎日杯でやはり次元の違う反応を見せている。
オークスにしても2年前のレースが良い例で、力量最有力と見られていたハープスターだったが、ヌーヴォレコルトに早めに抜け出されて屈した。
ヌーヴォレコルトはその後、1.46.0の時計で決着したローズSでも快勝しており、スピード競馬に対する適応力をしっかり示した。
1400㍍のフィリーズレビューでやはり鋭い反応を見せたメイショウマンボも桜花賞惨敗後オークスで巻き返した。
いかに『スピード&キレ』が力を圧倒しているか?が理解できる。
昨年のミッキークイーンのように、力量ある馬が素直に力で押し切る事可能なレースであり、力量馬は勝てなくともしっかり上位に食い込んで来るのもまた確か。
シンハライトの評価を無理に下げる事はせず、しっかり馬券に押さえてもらいたい。
注目はチェッキーノ。
前走のフローラSは、アネモネ賞で見せたスピードやキレ味を余すところなく生かされたレース内容で、とにかく次元の違う鋭い反応が印象的だった。
同じキングカメハメハ産駒のドゥラメンテを彷彿させる。
別路線図組で初のチャンピオン戦、有力馬とは精神的にも大きなアドバンテージがある。
ダービーに出走してもおそらく確勝と見て、迷わずこの馬からの単勝や連単系で馬券を攻めてみたい。
シンハライトは、桜花賞出走組の中では間違いなく力量最上位。おそらく力量通りのパフォーマンスを披露してくれるはず。
ワイドや連複系馬券ではしっかり押さえておきたい。
穴なら、アットザシーサイドだ。
1400㍍で見せた『スピード&キレ』が生かせる舞台。
前半ゆったりと流れる阪神外回りマイルは、マイル質というより、むしろステイヤー質のレースになりやすい。
ジュベナイルフィリーズ5着や桜花賞3着というのは、マイラー的な『スピード&キレ』色の強いこの馬にとっては物理的に不利な条件と言えよう。
むしろこの着順で頑張れた事を高く評価したい。
今回は馬場構造が物理的にこの馬に向くはずなので、パフォーマンスアップを期待する。
デンコウアンジュは府中のマイル重賞アルテミスSで、あのメジャーエンブレムを差し切った馬。
基本的に向かない競馬ではあっさりレースを投げ出す性格でもあり、惨敗から平気で巻き返して来るタイプ。
メジャーエンブレムといえば千切られはしたが、やはり府中のマイル重賞で頑張ったフロンティアクイーンの内容も評価出来る。
リズム的にはデンコウアンジュよりもまともだ。
先行馬なら、2011年の2着馬ピュアブリーゼのようなステイヤー色の強いタイプに注目したいところだが、ちょっと該当馬が見当たらない。
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