鳴尾記念2016予想
鳴尾記念はヤマカツエースから・・

下彦
15期 予想歴30年

◎ヤマカツエース
  6着/1人気

○マジェスティハーツ5着/7人
▲アズマシャトル14着/6人
△サトノノブレス1着/3人


阪神内回2000mは、小回り→直線短く急坂で、スローに進むと早仕掛けからロンスパ戦ぎみになり、ペースも前後半でイーブン前後に推移します。過去3年間も似たような感じで、昨年ラブリーデイの時は3F目落として以降はずっと平坦なラップ、2014年エアソミュールの年はラスト6Fからのロンスパ戦、2013年トウケイヘイローの年はラスト5Fからのロンスパ戦(数値上)になってます。
血統的にこのコース良い父は、ハーツクライ(サンデーにトニービン)、キングカメハメハ(キングマンボにラストタイクーン)、ディープインパクト(サンデーにアルザオ)。
鳴尾記念では父方はいろいろですが、母方にはリボー系、ハンプトン系が結構見られ、スタミナ・ステイヤー資質があったほうが良いというのが窺えます。

◎ヤマカツエース
2000m小(内)回であれば・・・
中山金杯、(62.3-58.9)前後半差3.4秒のスローをコーナーで動いて4角で前に取りつき差す競馬。福島記念、重馬場、(60.3-62.2)前後半差1.9秒のハイ、中団から進め3角から動いて4角で先に取りつき金杯同様外から差すという強いレース。
質の違うレースで両レースとも強い競馬。
前走京都記念、重馬場、こちらは2200mですが5着ながら2着タッチングスピーチとは0.1秒差と差のない競馬。
父キングカメハメハですし、母父グラスワンダー(シルヴァーホーク)でロベルト系。4代にボールドラックス(ボールドルーラー系)もあり機動力もそこそこ持ち合わせており、ここは期待できそうというところです。

○マジェスティハーツ
昨年2着と好走しているように、コース相性を重んじます。
ハーツクライに母父ボストンハーバー(シアトルスルー系)、母母父にストームキャット、父母父トニービン。スローに転んでもそこそこ長い脚がつかえるのも良い所です。

▲アズマシャトル
久々ですが、マジェスティハーツに同じくコース相性良く昨年3着、ゼンノロブロイに母父マルゼンスキー、母母父ロベルト。どんなレースになっても上には来そうなんですよね。

△サトノノブレス
前走長距離G1で度外視。
昨年休み明けから少しずつ良くなり、このくらいの条件なら安定して力を出してきているので抑えます。
父ディープインパクト、母父トニービン、母母父ボールドルーラー系、4代にアイリッシュリヴァーで悪くなさそうです。


他にも、リファールのクロス(4×3)を持つクランモンタナとパッションダンス、コース相性抜群の血(ハーツクライにカーネギー、母母父マルゼンスキー、4代にダイアトム)を持つメイショウナルト、一昨年3着で母系(トニービン、ヌレイエフ、ハイライン)が良さそうなフラガラッハ等、馬齢や近走成績からやむなく。


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