10期 予想歴19年
◎サトノノブレス
1着/3人気
○ヤマカツエース6着/1人
▲トラストワン7着/8人
馬場は正直やってみないとわからないが、例年6月開催は序盤は高速馬場、徐々に緩くなるイメージなのでこの時点ではまだ高速馬場かな。ただ、明日の午後から雨が降るかも?という予報で、一応雨もそれなりに意識はしたいがそれでも影響は限定的だろう。高速馬場想定で進める。
展開予想だが、追い切り好調のメイショウナルトと武豊、というコンビでひとまずある程度逃げてレースを作っていく形が予想できるかなと。前走番手でイマイチだったし転厩2戦目で探り探り、久々に豊に乗ってもらってこの馬の競馬でというなら逃げられるなら逃げそう。まあもともと逃げというよりは番手馬だったが。いずれにせよ最内である程度出していく、ある程度ペースを作っていくという形の中で番手の外からパッションダンス月月に行く形になるかなと。サトノノブレスはこの2頭を見ながらある程度前目を意識、外からやまかつエースも好位で進めながらレースの流れに沿っていくという競馬だろう。コメント的にフラガラッハが絡んでいくかもというところで、まあこの馬はスタート決まらないとだめだが、行くときは行く馬だしこの馬の出方次第の面はあるが、そもそも豊の逃げになるにせよ下手に緩めることはないので一応ややスローぐらいは意識しつつも59.5-59.5ぐらいの平均ペースをベースにして進めていきたい。ナルトの形だと単調に刻むというよりは向こう正面ぐらいで少し息を入れてくるかもとは思うが、そうなるとヤマカツエースが積極的に仕掛けると思うのでトップスピード戦にはなりにくいかな。いずれにせよ基礎スピードを要求される可能性が高いしポテンシャル戦になる可能性も高いので、そちらを軸にしつつ後は個別の適性で判断したい。
◎サトノノブレスは中日新聞杯より2度の金鯱賞を評価している。昨年の場合は59.6-59.2と平均ペースで12.3 - 12.0 - 11.8 - 11.1 - 12.0とL2最速戦で前半から後半までバランスよく総合力を要求される競馬になったんだが、その中で行為3列目から3~4角で外に誘導しながら2列目で直線を向いて加速の中で対応しつつL1でジリッと伸びてディサイファとともに2着争いの中での3着。まあミトラは総合力勝負ではかなりの強敵だと思っているのでこれはともかくディサイファとの比較で互角にやれているようにこの馬は基礎スピードを要求されたほうが良いと思っている。一昨年も59.8-59.0とややスローではあるがある程度は流れての12.1 - 11.6 - 12.0 - 11.9 - 11.6 - 11.9とポテンシャル戦で3~4角更衣の外から動いて勝負に行く形でラブリーデイを飲み込んだがそれを目標にしていたラストインパクトにL1で差し込まれた形。勝ちにいって、それでも最後まで上手く内を立ちまわったエアソミュールを寄せ付けず。小倉記念を勝った時もそうだが基本的に基礎スピードを要求されてのポテンシャル戦のほうがパフォーマンスが高い。ただ、後半特化になっても2走前の中日新聞杯みたいに62.1-59.2喉スローからのトップスピード戦でしっかりと好位列から反応して抜け出せているように対応はできる。ただ低調な一戦だったしこれはあまり強化していない。いずれにせよ前半の総合力の高さを持っている馬だし、今回も前に目標をおいての2列目ポケットを狙える立場。厳しい流れの中で無理なく2列目を取れる馬、基礎スピードを問われる中で前でポジション差を作り、各馬が仕掛けて差を詰めてくるのをぐっと引きつけて直線ですっと一足を使う競馬が狙えそうな今回はやはり連軸としての信頼度が高いと見て本命に打ちたい。
◯ヤマカツエースは休み明けがどうかというのはあったがここ数走確実にパフォーマンスを上げているわけなのでこれ以上評価を落としたくないかな。特に京都記念ではスローロンスパのポテンシャル戦で63.4-61.2の中で後半外からねじ伏せに行く形をとってL1で甘くなる結果になったが、12.7 - 12.4 - 12.3 - 12.1 - 12.1 - 12.5と5Fの競馬の中でポテンシャル面でも上位相手にやれたのは確か。ただ福島記念を勝った時のように重馬場でも60.3-62.2と2秒のハイの中でも足を使わされず、好位から押し上げながら12.4 - 12.1 - 12.6 - 12.0 - 13.1とL2で再加速し出し抜きを狙うミトラをL1で飲み込めている、また札幌記念でも強敵相手に58.9-60.1と1秒のハイの中で更衣の外から追走、3~4角でもロスがある中でディサイファとの比較で見ても0.1差なら立派と言っていい。上位は3~4角で上手く立ちまわっていたしね。この馬は基礎スピードを要求されたほうが良いとは思っているので、そのあたりでもメイショウナルトと武豊がある程度ペースを作ってくれる形になれば不安は小さい。まあ一応中山金杯でもトップスピード戦で外から動いて最後まで足を使ってTS持続力を見せているから、ある程度はスローにも対応してくるとは思うが、基本的には最序盤でペースを引き上げてもらった方がいいし、外枠でつつける立場というのも良い。ここは期待したいが連軸としての信頼度なら仮にスローになっても2列目ポケットなら対応できるという点でサトノを上に評価。噛み合えばこちらのほうがポテンシャルの破壊力はあると思うし阪神内のポテンシャル戦で外から押し上げながらと言うのは噛み合いそう。宝塚でも狙いたいと思っているので頑張ってもらいたい。
▲トラストワン
本命対抗を堅めに据えているので単穴はちょっと攻める。できればもう少し内枠だったらというのはあるが、まあそれでも内を狙える枠ではある。この馬は2走前が意外な競馬で、阪神1800で46.5-46.7と平均ペースで流れた中で3~4角で中目から大外に押し上げていく形を取りながら直線半ばで鋭く、そしてL1の上り坂でも結構決定的に詰めてきての3着。ラップ推移も12.0 - 11.9 - 11.4 - 11.2 - 12.2とよどみなく進んで一応トップスピード戦ではあるのだが、それでもL3の段階で速いラップを外外だし、ここまで長く脚を使ってくるイメージではなかったので驚かされた。パフォーマンスを上げてきているかなと。本質的には4走前のように京都2000で2列目ポケットで器用に立ちまわって12.2 - 11.7 - 11.4 - 11.4 - 11.5と4F勝負で早めに抜け出ししぶとくL1まで踏ん張るという形が取れるように器用な馬。もともと新潟内適性が高い馬で中間的に脚を使いながら一足をしっかりと引き出せる。それが2走前でペースが上がる中で後ろからとはいえしぶとく長くTS持続力を発揮したというのは面白い材料。人気が読めないんだがこれまでの相手関係や今回の相手関係を比較しても通用して良いはず。ナルトのペース次第だが、この馬は前半ゆったり過ぎない程度にややスローぐらいが一番総合力を活かせると思うので、サトノノブレスを目標にしながらの競馬ができるようなら怖い。この馬もかなり舐められ過ぎなんだよなあ。高速馬場巧者だし、パフォーマンスも上げてきているから軽々には扱えない馬だと思っている。2,3番枠ぐらいに入っていたらもうちょっと自信はあったけどね。
完全予想は↓
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