エプソムC2016予想
東京都府中市に存在する中山競馬場?

夏影
14期 予想歴33年

◎ルージュバック
  1着/1人気

○マイネルミラノ3着/6人


先週の安田記念はロゴタイプの逃げ切りで幕を閉じた。

天皇賞(秋)同様、スピードとキレ、体力、柔軟性…全ての要素が問われるレースで、逃げ切る事が非常に難しい。
本来そんなレースなはずなのに、ロゴタイプは逃げ切ったのだ。

デビュー時から常に、マイル~中距離のレースのレースを使われ新鮮味がある訳でもなく、気持ちが高揚するタイミングとは考えにくい。
先週の結果を素直を受け入れるならば、よっぽどロゴタイプの物理的特性がハマったと言わざるを得ない。

しかし、そんなロゴタイプはそれまで府中で1勝しているものの、好走の大半が中山コースでのもので、明らかな中山巧者だ。

新馬     函館1200㍍ 1着
クローバー賞 札幌1500㍍ 3着
ベゴニア賞  東京1600㍍ 1着
朝日杯2歳S 中山1600㍍ 1着
スプリングS 中山1800㍍ 1着
皐月賞    中山2000㍍ 1着
中山記念   中山1800㍍ 3着
中山金杯   中山2000㍍ 2着
中山記念   中山1800㍍ 2着
富士S    東京1600㍍ 3着
ダービーCT 中山1600㍍ 2着

好走傾向の片寄り方から見ても、明らかに府中向きだとは考えにくい。
そこで、ひとつの仮説のを立ててみた。
『先週の府中は、中山コースの物理特性に酷似しているのではなかろうか?』
実は不思議な事に、先週の府中競馬の根幹距離レースで逃げ切りが決まったレースが3鞍もあったのだ。

土曜9R 国分寺特別   1600㍍
日曜9R ホンコンJCT 2000㍍
日曜11R 安田記念    1600㍍

安田記念の摩訶不思議は、ロゴタイプの勝利だけではない。
リアルスティールのように、府中に向きのキレのある実力馬が惨敗している。

そんな訳で、府中ではなく中山コースで先行して良い競馬をする馬に注目してみる事にする。

◎⑱ルージュバック
『???』と思うかも知れないが、前々走の中山牝馬Sでは、絶好のスタートから好位キープの競馬。
抜け出しを試みたが、惜しくもシュンドルボンに差された。
この競馬の内容からして、先週の安田記念に出走し積極的な競馬を見せていたなら、おそらく良い競馬が出来ていた事だろう。
そんな訳で今回は人気でも本命視したい。
相手は、中山コース4勝のマイネルミラノだ。


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