宝塚記念2016予想
ほぼ非ダービー組から。

アキ
14期 予想歴20年

◎シュヴァルグラン
  9着/5人気

○サトノクラウン6着/9人
▲ヤマカツエース13着/15人
△アンビシャス16着/3人
×キタサンブラック
×ラブリーデイ


◎シュヴァルグラン
○サトノクラウン
▲ヤマカツエース
△アンビシャス
□タッチングスピーチ・ドゥラメンテ・ヒットザターゲット・ワンアンドオンリー
消キタサンブラック・ラブリーデイ

◎シュヴァルグランは完全に消耗戦タイプとして覚醒してきた感はあるし、阪神コースで時計がかかる馬場になればこの世代では最上位に近いと思うけどね。本格化前のエリカ賞でもしんどい競馬での3着だったし、相手もダービー不参加組で強敵の2頭。前走は最低限うまく立ち回った感じで仕掛けはどうしても遅くなった形でもしまい詰めてきた。福永とのコンビもこのコース、馬場で地力勝負になれば流れに任せてという乗り方で合うと思っているのでここは素直に。
○サトノクラウンは変に先行するとか言っているし、その癖出負けもあり得るので◎までは打てなかったかな。ただ京都記念や弥生賞で示したようにこちらもこの世代消耗戦なら最上位に近い馬。遠征明けで状態がどこまでというのもあるし、条件は揃ったが騎手中心に不安がやっぱりある分相手止まり。
▲ヤマカツエースは京都記念ではやや消極的な運びから外を回されて目標になってしまった感はあるし、それでも大負けしていない。前走は結果超高速馬場でスピード負けしてしまった感じで、福島記念で考えても消耗戦では世代屈指の可能性がある馬。大外枠も内枠のメリットがあまりなさそうな分こちらに優位な形も考えられるし。直線がスタート後長いのでポジションはとりやすい。何故か人気急落しているけど積極的に狙いたい。
△アンビシャスは馬場が良ければ素直に◎だった。上位評価はほぼダービー不参加組だし、消耗戦になりやすいこのレースではその意味で微妙だったダービーよりは出てない馬で考えたいと思っていたので当然この馬も。ただ馬場に関してはやってみないとわからない馬だし、内枠はちょっと馬場的にマイナス。個人的には今回は控えて外目に早めに出してほしいとことではあるかな。
□ワンアンドオンリーは内田が乗るとダービーを変にとらえたか謎の積極策で脚を無駄に使っていたし、負けたとはいえ浜中が後半勝負に徹した有馬記念では詰まりつつコンマ5秒差。乗り替わりはプラスで、弥生賞くらいのような待機策で消耗戦での本来の良さが活かされれば。
□ドゥラメンテはこの馬場で評価はさらに下げた感じ。まあこの馬に関してはダービーは掲示板の馬で考えても2F出し抜き戦に実質近くて消耗戦としてはレースレベルが微妙。消耗戦への本質的な適性は未知数だし、来ても飛んでもおかしくないかなと。ただこの馬を中心に全体が流れるとデムーロでもあるし仕掛けは早くなって、脚は一瞬しか使えなくなってきた馬なので坂で止まるリスクは高いかなと。
□タッチングスピーチはエンジンのかかりが遅い馬なので仕掛けが積極的な騎手ではないとというとこで、浜中への乗り替わりはプラス。京都記念の内容ならサトノクラウン・ヤマカツエースの方を上位にとりたいがそれでも馬券圏内では警戒したい。
□ヒットザターゲットはタフな馬場への適性が今どうか。去年は札幌記念で対応してきた感じだし、ジャパンカップはぶっつけ・有馬記念はインからゴールドシップの捲りでポジショニングがモロに後ろになってしまった感じの負け方で度外視は出来る。前走の内容も良かったし押さえで。
□キタサンブラック・ラブリーデイは共に馬場で消した。ラブリーデイはともかくキタサンブラックは500万下で対応しているように見えるが相手は高速馬場巧者のサトノラーゼンだったし、菊花賞と比べてタフな馬場の有馬記念ではパフォーマンスは下げ気味だった。その上でスタートから直線が長く、3Fくらいまで流れてしまう阪神2200mでは待機策と言っても目標になってしまうし、内枠もこの馬場でメリットはあまりないので消したい。


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宝塚記念2016回顧
間空けて考えたけど、やっぱり過大評価したくないレース。

アキ
14期 予想歴20年

次走狙い:ラブリーデイ
次走狙い:ステファノス
次走危険:タッチングスピーチ


レースラップは、
12.6 - 11.0 - 11.1 - 12.3 - 12.1 - 12.4 - 12.3 - 12.2 - 11.9 - 12.2 - 12.7。
まあやっぱり先行馬がしっかりいるとどうしてもペースは速くなるかな。ただ、結果的に見れば有馬記念3~5着馬が1、3、4着で、あのレースをそこまで評価できない分、想定以上に他が走らなかったかなあとは思うレースではある。時計はかかっていたけど上げようと思えば上げられる馬場になって、時計的にも極端なハイレベル戦ではないかなと。その中で有馬よりややタフな馬場の分の逆転劇かなあとは思ってる。予想的には完敗。

マリアライト 蛯名 8
まあこの馬場で勝てるイメージは無かったなあ。レース的にも去年のマーメイドSに近い動き出しでこの馬のベストの競馬ではなかったかなと思っている。ただ、大外枠は消耗戦でデメリットが無かったし、流れてくれた事でコーナーでも取り付けたのはマーメイドSとの違い。あの時はその分直線切れ負けしたけどそこは馬場がフォローしてくれた。まあ勝ち馬に難癖つけたいわけではないけど、他がパフォーマンスを発揮できなくての勝利というイメージにはなっちゃうかなあ。本来はもう少し前受しての出し抜き戦という感じがベストではあると思う。蛯名に関しては、参ったという感じかなあ。皐月賞と同じでペース読んでレースの中ではベストの位置につけて、追い通す形にも怯まず脚を出し切った。この難しいレースの中でしっかり衝いてきたんだし見事。

ドゥラメンテ デムーロ 10
10点満点付けていいくらいの会心の騎乗だったと個人的には思う。敗因は右回りや故障とかじゃなくて、コーナーでのギャンブルが僅かにうまく行かなかった事。序盤馬場を意識して控えたのは想定内だったし、しかし馬群の中でポジションを上げようとするデムーロの競馬だったし、4コーナーは完全に勝ちイメージだったと思う。トーホウジャッカルを外からパスしていった時まではね。この後が痛くて、ラストインパクトが外にやや出した時、明らかにその内、ワンアンドオンリーとの間を突いて最短距離でコーナリングしようという構えだったし、ここで仕掛けない事で末脚を全く使っていない。発射体制は十分だったんだけど、そのスペースが互いに寄れた事でわずかに締まった事で難しくなった。その瞬間スッとリカバーして外のスペースを一瞬で確保したのは凄いよね、面目躍如というところ。結果デムーロの想定よりも反応が良くなくて少しスパートが遅れただけだし、末脚を長く使えないドゥラメンテで勝つにはという最善の方法をとってくれた。故障とかで色々残念ではあるけど、騎手の腕としては十分いい酒が飲めるものを見せてもらったかな。恐れ入った。

キタサンブラック 武豊 9
序盤の出方は本当は逃げにこだわる形ではなかったという感じの動きだったんだけど、あそこまで保つかわからない馬が先行してくるなら内で詰まるリスクを想定して前に出るという最善の選択だったかな。多分あのラップでも極端に消耗しているラップではなかったし、その中で4ハロン切ってから外の動きを見て確認して早め仕掛けでもコーナーで外を潰そうとする形を作ったのはさすが。僅かな差だし、あれで差されるんだしタフな馬場ではパフォーマンスはやはり下げているとは思うかな。力は出し切っていると思うし、このパフォーマンスで馬券圏内を確保できるレベルとは思えなくて消したこちらの判断ミス。

ラブリーデイ ルメール 9
この馬がこの馬場で4着来れる結果だしなあというとこ。乗り方でミスもあった有馬に比べるとキタサン、マリアに完敗だしこれは馬場もあったと思う。騎乗としては少し下げた位置はペース考えれば理想的だったし、こう流れてくれるとルメールはまあそこまで悪くない騎乗はしてくれるので。コーナーで早仕掛けにも思えるけど、コーナー・特に外は馬場が良くなってそうな感じだったし仕掛けてもいないのでこの馬のパフォーマンスなら自然と動いたって感じでいいと思う。まあ秋天で巻き返しできる目途は立てた。

ステファノス 戸崎 7
ラブリーデイで言った「コーナー外は馬場がかなり良化していた」というのはこの馬の好走にも言えるんだよねと。終始外目を回す戸崎らしい騎乗だったけど、コーナーでかなり外目回しても馬なりに近い手応えだったし、この馬自身はややスローロンスパのイメージの競馬で理想的な運び形にはなっている。だから強いて言うなら直線で早めに諦め過ぎて内に切れ込んだのはどうかなあと。ラブリーデイとマリアライトあたりのスペースは我慢しても空くところだったし、少し欲が出てしまったかなとは思う。まあこちらも秋目途を立てた感じかな。

サトノクラウン 岩田 6
まあハナ切る宣言はさすがに鵜呑みにしてないし、案の定スタートは安定しなかったからね。その中で後方で我慢して、強いて言えば仕掛け遅れた感じではある。キタサンが引き上げたところで慌てて動いた感じだし、コーナー外目の馬場を考えればややまともに出し抜かれた感はある。まあこれに関しては岩田のよくある弱点が出た感じだし、そういう展開になるまで読み切れなかったこちらのミスだし申し訳ないというところ。海外遠征明けでもあったけど、秋のGIでは狙いにくい馬なんだよなあ・・札幌記念あたりは理想なんだけど。

ラストインパクト 川田 3
まあ地味に良くない騎乗だと思っている。個人的にこういう展開では菱田の方で良かったと思っていて、結果でいうと、14年の小倉記念と同じ失敗ではあるんだよね。最初のコーナーまであそこまでリカバーするほど序盤ポジションとっちゃそりゃしまい甘くなるわってとこで、やや中盤の微妙なブレーキにまともに付き合ってる感じ。終始内の馬場の悪いところは通らされてるし直線余力が無くても仕方ない。普通に川田はこの馬とは合わないと思っていて、序盤リカバーしなくてはという意識が強すぎるよ。これが小回りですぐコーナーならまだ擁護できるけど、直線長く3F速くなりそうな条件でやってはいけないと思うよ。

サトノノブレス 和田 4
これもラストインパクトと似たような失敗ではあると思う。この馬も14年のオールカマーと似たような感じで、最序盤流れる中出して行って脚を無くすというレース。まあコーナー入口近くでマズいと思って下げただけマシかなというとこ。馬場にも助けられて思ったより大負けしなかったという感じ。騎乗は良くないけど、本質的には超高速馬場の消耗戦でしか狙いたくない馬かな。

シュヴァルグラン 福永 7
まあ某ギャンブルジャーナル等の糞記事はまともに参考にしなくていいくらい、個人的には賭けにでた福永の姿勢は評価したいよね。こっちが思った以上に引かずに好位のインを取りきったし、仕掛けたというわけではなくて馬なりだしね。結果、他の無理した先行馬がことごとく壁になって上手くいかなかったけど、その辺も誤算は誤算としてアンビシャスの背後で決め打ちしていたし、結果アンビシャスが想像以上に脆かったのでこれは仕方なし。まともにスペース有ればという感じだし、これはビビったわけではなくて攻めた結果だしね。春先から見ているけど、今の福永は以前よりは信頼できるとは思うかな。こういう競馬で失敗した事をビビらず続けてくれれば。

ヒットザターゲット 小牧 5
うーん、確かにタフな馬場はマシにはなっているけど、あれだけ後方で馬場の悪い内を通すメリットはないよとは言いたい。外は良さげだったわけだし、そこまで終始コースロスする訳じゃないしね。手ごたえが悪くなった割に伸びてきているから少し消化不良。

カレンミロティック ベリー 6
結果論でいえばペースをもうちょっと引き上げた方がまだ後悔はしなかった競馬にはなったと思う。この馬はタフな馬場がどうか?という面もあったし、今回表面化したのはコーナーでの加速が致命的に鈍くなっているかな。2年前のこのレースでもコーナーでかなり手ごたえが悪くて、直線盛り返してというとこだし、その時と比べても3コーナー入口で既に余力が無かった。はっきり春天くらいしか狙い目ない馬だと思うし、小回りコースではもう狙いにくいかな。

タッチングスピーチ 浜中 5
難しいところだけど、外目を終始突くなら今回も仕掛け遅れにはなるかなあ。捲りきれなった感じだし完全に流れきらないとという馬になるのかなというとこ。狙いどころが難しい結果に。

ヤマカツエース 池添 3
まあかなり博打打った位置取りになったなあと。流れきるならだけどさすがにそこまで上がりきってなかったし、その上馬場がそこまで悪くはない外目の戦いではね。この馬は内から捌いてほしかったなあ。

ワンアンドオンリー 田辺 4
田辺でこれだと陣営のオーダーになるんやろかとしか思えないし、それならまだ戦略眼甘い厩舎だなと。ハナ取るのもリスクあるコースでこのイメージをした理由ね。この馬は頼むから待機策に徹してほしいわ。

トーホウジャッカル 酒井 3
明らかに去年のイメージを引きずりすぎたとは思っているし、超高速馬場でのパフォーマンスが高すぎる馬なのでタフな馬場は苦手までは言わなくても怪しいと考えて欲しかったな。あの序盤の動きでははっきりオーバーペースだしそりゃ末脚は無くして仕方ない。ここで先行策に出る意味はなかったし批判されて当然かな。

アンビシャス 横山典 6
まあこの馬に関してはタフな馬場が未知数だしそれが悪い方に思い切り出てしまったかな。ノリにしても珍しく馬を信じてという乗り方だったし、そのリスクを加えて押さえた以上想定はしていた負け方。高速馬場でかな。

フェイムゲーム 柴山 5
押さえようか迷った馬ではあるんだけどこうなるわなと。馬場が想定より良くなっていたのもあったし、2200mではパフォーマンスは元から高くない上に落とし気味だったしね。これだと狙えるレースが元から少ないだけに今後厳しいかな・・


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