函館SS2016予想
函館SSはティソーナから・・

下彦
15期 予想歴30年

◎ティソーナ
  8着/8人気

○キャンディバローズ16着/9人
▲ティーハーフ12着/4人
△アースソニック9着/11人


洋芝、スタートから3F以上の緩やかな登りから、ハイバランスになると馬にかかる負荷は相当なようで、昨年は前後半差1.3秒のハイで、アンバルブライベン以外の前半分と後ろ半分がそっくり入れ替わる程のオーバーペースのような競馬。レースの好走サイアーもパワー・推進力のある血が目立ちますね。ノーザンダンサーの大系統なら、ファルブラヴ(フェアリーキング)、クロフネ(ヴァイスリージェント系)、スタチューオブリバティやヨハネスブルグ(ストームキャットを経由するストームバード系)、等、他ミスプロ系や、サンデーならマンハッタンカフェ、フジキセキ、ゼンノロブロイ、ダイワメジャー等。
母父はグリーンデザート(ダンジグ)、キングマンボ(ミスプロ)、フレンチデピュティ(ヴァイスリージェント系)、タイキシャトル(デヴィルスバッグ)等が高打率の様です。

◎ティソーナ
前走NHKマイルCは相当期待してたのですが、出遅れて終わりでした。メジャーエンブレムのペースでこそ良さを出してくると思っていたので非情に残念でした。
ハイバランスでの好走はベゴニア賞、府中マイル戦でマイネルハニーを交わしての2着でしたが4着以下が千切れていたので、前後半差1.0秒のハイを番手で進めての2着は強さを感じたレースでした。
血統面もなかなかいいですね。特に母方。
3代母はディープインパクト、ブラックタイド、オンファイア兄弟の母ウインドインハーヘア。母母はレディブロンド。レディブロンドといえば、自身わずか3ヵ月半の競争生活で、1000万条件からの初出走で勝利するとそのまま1200m戦ばかり使われ5連勝、準オープンを勝った翌週に連投でスプリンターズステークスに出走、勝ち馬デュランダルから0.2秒差4着と激走、そのまま引退という凄まじさ。その5勝の内の3勝が函館、1勝が札幌、1勝が中山。
父ダイワメジャーも函館は悪くないですし、母父はシアトルスルー内包のシンボリクリスエス、母母父はシーキングザゴールドと走る背景は◎です。
資質に大いに期待します。

○キャンディバローズ
ディープはさておき、こちらも母方がスプリント戦に良さそうな感じですし、距離短縮が良い方に出そうです。
母父タイキシャトルは良いですし、ニジンスキーでもハイペースに強いカーリアンがあるのもいいですね。母母父カポーテ(シアトルスルー)、母4代エンヴォイ(ボールドルーラー)。ヘイローのクロス(3×4)。50kgでなかなか面白そうです。

△アースソニック
昨日はモズハツコイ、レンイングランド等、プリンスリーギフト系のユタカオー、バクシンオーが結構走ってました。
コース適正的に父パワーのクロフネに母父一貫スピードのサクラユタカオーというのはいいのかもしれませんね。

▲ティーハーフ
昨年のこのレースは嵌まったような感じではありますが、コース適正はありそうですし、父ストーミングホーム(マキャベリアン)に母父グリーンデザート(ダンジグ)は高打率血統です。


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