15期 予想歴30年
◎ベルカント
1着/1人気
○マイネルエテルネル9着/9人
▲ネロ2着/2人
△プリンセスムーン3着/3人
(血統傾向)
直1000らしく一貫ペース得意のスピード血統が大多数を占めており、ナスルーラからの分岐、ミスプロ系、マンノォー系等が見られます。昨年は馬券になった3頭共、ナスルーラ→プリンスリーギフトのラインを持ってました(ベルカント→父サクラバクシンオー、シンボリディスコ→母父サクラバクシンオー、アースソニック→母父サクラユタカオー)。
ベルカントは他にも母父ボストンハーバー(シアトルスルー系)、母5代ボールドラッド(ボールドルーラー)、父4代ネヴァービート(ナスルーラ系)とナスルーラ色の濃い血統です。アースソニックも母母父ミルジョージ(ネヴァーベンド系)、母4代ネヴァービート(ナスルーラ系)で、スタミナ型ナスルーラのネヴァーベンドのクロス(5×5)を持ち、直1000も(0-0-4-0)と走りは安定しています。
ミスプロ系ならアドマイヤムーンやスウェプトオーヴァーボード、アフリート等が良いようです。
注目は他のレースではあまり見られない傾向として、アメリカンダート血統のマンノォー系がここ8年連続して馬券になっている点で、昨年なら母4代にヴェンチアを持つシンボリディスコ(9番人気)、一昨年なら母4代にインリアリティを持つフクノドリーム(5番人気)、3年前は父クロージングアーギュメントのリトルゲルダ(6番人気)等で、大穴として飛び込んできたのが、2010年、ウォーニングを母父に持つマルブツイースター(16番人気)と強烈です。今年4代内にマンノォー系を持つ馬はローズミラクル(父4代インリアリティ)、マイネルエテルネル(母父ピッコロ)、フレイムヘイロー(母母父スマイル、母5代インリアリティでインリアリティのクロス4×5)、5代迄広げるとサトノデプロマット、ファンデルワールスまで入りますが、今年もその傾向が続くかどうかですね。
以上を踏まえ・・
◎ベルカント
昨年は差をつけての勝ちでしたし、近走のトレンドとしてナスルーラの濃い背景、時節、調子などから人気でもこの馬から。
○マイネルエテルネル
父タマユズ(ミスプロ・ガルチ系)、母父ピッコロ(ウォーニング・マンノォー系)、母の3、4代にフェアウェイ系、5代にウォロー(グレイソヴリン系)、父4代リヴァーマン(ネヴァーベンド)とミスプロ系、マンノォー系、ナスルーラ系と一貫スピード型の血が満遍なく入っており、伸びるというより落とさないというこの馬の特性もこのレースに合っているかと思われます。
▲ネロ
父ヨハネスブルグ(ヘネシー←ストームキャット)もこのコースは相性良いはずで、セクレタリアト兄弟のクロス(5×4)はボールドルーラー(ナスルーラ)の血の強調ですし、1000のレース運びも安定しています。
△プリンセスムーン
直1000(3-2-0-0)と得意にしており、血統的にも父アドマイヤムーン(エンドスウィープ)、母父ヨハンクライフ(デインヒル)、母母父ダッシングブレイド(ネヴァーベンド系)、母4代ネボス(グレイソヴリン系)とナスルーラ系統を2本。
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