10期 予想歴19年
◎マイネルミラノ
8着/5人気
○クランモンタナ9着/11人
▲マジェスティハーツ10着/14人
ちょっと悩んだ。土曜メインは上がりが速かったが、それでも全体を通すと少し時計が落ち着いてきたかなという感じ。高速決着だとL1が落ちているという感じ。まあそれでも高速馬場には変わりないと思うし、この面子で59秒前後の入りになれば58秒前後の競馬になってくると思う。
展開だがメイショウナルトが逃げないかもという感じのコメント。まあそれに関わらずエーシンマックスが外からハナを主張していく形にはなると思うのでこれがまずは切り込んでくる。マイネルミラノは逃げる必要はないし番手でも2列目でも良いがそれでもある程度のペースは作りたいので抵抗しながらエーシンがスローに落とそうとするならむしろハナを切ってもというぐらいかな。クランモンタナは出脚は遅いが恐らく和田だし前走の感じなら外枠を利してゴリゴリ押して先頭列を突く意識になりそうなので結構前目は流れる可能性は高いと思う。その中で下げたりしてばらばらで入って行くかな。ナルトなんかも逃げはしないかもしれないがこの前目集団のどこかにはいるだろう。ファントムライトが前目集団から少し離れた好位列の先頭あたりにいると思うが、それでも全体的には縦長の中でペースも平均ぐらいになるかなと。前目が引っ張ることで3~4角の動きの意識は難しいかなと。基本は前受を狙いたい。
◎マイネルミラノは今回は結構悩んだんだけど、この馬の場合はバランスを取るのが重要なので、誰も逃げない中でスローで消極的に逃げるぐらいなら誰かが平均的に流れている中で少し離れた番手で進めるぐらいの方が競馬がしやすいというのはひとつあった。なのでできればナルトに引っ張ってほしいんだが、まあエーシンマックスが外から来てくれそうだし、クランモンタナも引き上げてきそうなのでこの辺からもペース自体はそこそこ、縦長にもなりそうなので後ろに対してリードを保てそうかなと。理想は昨年の新潟記念で、あの時は58.8-59.4と厳しい流れをアーデントの少し離れた番手で進めながら仕掛けを待って直線に入っている。12.0 - 12.3 - 12.0 - 11.6 - 10.5 - 13.0とラップ推移的にもコーナーで加速の意識を各馬が持たなかったし直線入りで余裕を持ちながらL2に入って行った。この馬の良いところは加速地点までのギアチェンジだし、トップスピードに入ってしまうと持続力が甘いのだが、要所でのギアチェンジをしっかりと活かすためにもペース全体を引き上げることでコーナーで息を入れる形が理想だろうと思う。今回はどちらかというと昨年のパターンに近くなるかなと。確かに新潟大賞典は物足りないが、それでも今回のメンバー中では2番手になるし、この時が59.5-58.3とスローバランスに乗せたことで12.2 - 11.9 - 11.6 - 11.5 - 10.8 - 12.5とコーナーでどうしても動く意識が働くし、ここで自分も引き上げていく必要があった。そうなると仕掛けが早くなるし11.5-10.8とギアチェンジの度合いも小さくなる。相手に対して加速力で出し抜いちゃいたいし、ペースが速くても要所で動けるのがこの馬の武器。なのでできればある程度前が引っ張る中で紛れる形が理想。ファントムライト以下との間に差を作りながら3角に入って行ければ。仮にスローからの5F戦となってもこのメンバーなら対応できるし、この馬から入りたいかな。エプソムCみたいに極端なドスローで仕掛けを速くしないといけないパターンだけはご法度。L2最速になりやすい舞台なので上手くレースを作って主導権を取ってほしい。
〇クランモンタナは今更ながらに陣営のコメントで気づいたけど、この馬確かにいつも3~4角で手応えが悪くなる。まあ前走なんかでも加速していく過程ではあったがコーナーではかなり手応えが悪かったし、多分クリノスターオーの芝版みたいな感じかな。なので今回は直線が長くなるコースだし、仕掛けどころで置かれずに直線入れそうなのは良い。それと、大外枠を引き当てたのは地味にプラス。この馬もアーデントほどではないけど出脚が速い方ではないので、3角までの距離が異常に長いこのコースなら外からでもリカバーが利くしこの馬得意のペースに持ち込むことが可能だろうと。トップスピードの質的に足りない馬だし、直線勝負になったとしてもギアチェンジは物足りない、それでも一昨年のこのレース2着の時は59.0-59.3と平均ペースから11.7 - 12.2 - 11.9 - 11.7 - 11.1 - 12.4という流れの中で好位列から積極的な仕掛けを展開、L2の最速地点で並びかけられるもL1で伸び負けせずしぶとく食らいついてマーティンボロ、ラストインパクトと接戦を演じている。キレ負けはするがTS持続は高いレベルにあるという点でも新潟外の先行タイプとしては面白い。とにかく積極策が欲しいかな、余力を与えて後ろに対してリードが無いとキレ負けしてしまうからね。高速度合いもマシになったしL1も落ちてきだしたのでこの馬の出番かな。
▲マジェスティハーツ
ここの単穴枠はめちゃくちゃ悩んで、最初はロンギングダンサーにしたんだけど、やっぱり能力的に頭までとなるとちょっと足りないかなと。その点でこちらは先ず本来時計勝負自体は問題ない馬。持ち時計も2000で見ればトップクラスになる。それと、この馬は新潟では重賞2着はあるものの結構崩れていることが多い。ただ前走もそうだし、オーバーペースになって持ち味の決め手を削がれることが多かった。前走は45.8-46.1とマイルでこの流れではついていくのに苦労するが、いつも通り後方からなら良かったものの中団で脚を使ったのが致命的だった。昨年の新潟2000重賞でも58.8-59.4と流れた中で少し離れていたとはいえ先行策を取ったことで持ち味が削がれていた。この辺からも後半勝負に徹した方が良い。質はともかくトップスピード持続力はまともならメンバー中最強だと思うし、ここに入れば地力は最上位のはず。後方からになると思うのでその辺りがカギだが今年のメンバー構成なら自分の競馬に徹してしっかりと捌ききれればチャンスはあるだろうと。ここ2走が明らかにペース的に適正外、3走前からも内容は悪くないので、まだ衰えていないはず。人気を大きく落としているのでこの辺りでの一発を期待したい。
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