14期 予想歴8年
◎ビッグアーサー
12着/1人気
○シュウジ4着/5人
▲スノードラゴン5着/12人
△レッドファルクス1着/3人
×ミッキーアイル
×ダンスディレクター
コース形状+野芝のみの馬場などが、額面のテン・走破時計とも早い前傾ラップを生みやすく、全体的なスピードと底力(=ハイペース耐性)の高さが重要になるレース。近年の短距離重賞のスローペース化は気掛かりですが、ビッグアーサーが今回もハイペースで先行するとみて、底力上位馬を評価してきます。(土曜現在の予想)
◎ ビッグアーサー
○ シュウジ
▲ スノードラゴン
△ レッドファルクス
買い目はなるべくシンプルに。
馬連:◎○-◎○▲△
[土曜までの変更点]
土曜現在の中山芝は逃げ・先行馬が不利な馬場でない+レース傾向から逃げ・先行馬の勝率が高いレースなので、シュウジの評価をアップ。
ビッグアーサーに「消耗戦特化の平坦巧者」の心配が少しあるので、評価を若干ダウン。
結果、逃げ・先行馬2頭からの馬券に変更。
[ 全体的な評価 ]
評価基準は「タフな馬場+展開で好走できるかどうか」です。
「タフな馬場」とは中山芝1200mのコース形状(=テン3Fをほぼずっと下る、大回り、やや短く&急坂が待つ直線)と重い負担斤量を指し、「タフな展開」とはビッグアーサーらが作ると想定されるハイペースを指します。
この評価基準に沿って急坂芝1200m重賞(ハイペースが最良)での優勝~好走実績が近走にある馬をチェックしていくと...
ビッグアーサー(16'セントウルS 優勝 など)
スノードラゴン(16'オーシャンS 3着 など)
レッドファルクス(16'CBC賞 優勝)
ミッキーアイル(16'高松宮記念 2着 など)
以上の4頭が該当。それぞれ、大味な競馬しかできない(=長所かつ短所)、ハイペースの芝1200mでの実績に乏しい...などの不安要素がありますが、今回のメンバーなら期待値が高いと考えて概ね上位に評価します。
このうち、期待値が低そうなのがミッキーアイル。16'高松宮記念では33.0-33.8で2着に好走していますが、例外的な「超高速馬場+軽い芝」でのもので底力(=ハイペース耐性)とパワーの裏付けとしてはあまり信頼できません。
ハイペースの芝1200mでは15'香港スプリント7着(=中締まりのハイペースを2番手追走)の通りパフォーマンスを落としていて、中山芝1200m(=テンが急な下り坂のため早くなりやすい)への条件替わりはマイナスのはず。妙味を追って消します。
[ 牝馬の扱い+α ]
牝馬が1頭も入っていませんが、これは急坂芝1200m重賞での好走歴が無いほか、パワー不足から近走からの斤量増や平坦→急坂替わりなどが大きな負担になると考えるためです。
その裏返しとして、シュウジを甘く評価。キンシャサノキセキ×Kingmamboの血統通り、15'小倉2歳S(=タフな馬場・展開)を例年よりハイレベルな内容で優勝。その後の芝1200mでは2戦連続2着ですが、いずれも軽い斤量の牝馬が勝ったレース(≒タフな馬場・展開でないレース)で能力を発揮しきれていない可能性があります。「タフな馬場・展開」での巻き返しと成長に期待し、相手候補の1頭に加えます。
tipmonaとは?