10期 予想歴19年
◎サンライズメジャー
13着/10人気
○フィエロ9着/1人
▲ダンスディレクター4着/4人
先週の段階ではかなりの高速状態に入っていたかなとみているんだが、金曜に雨が降っていて土曜にかけては一応雨はそんなに降らないかなという感じなんだがそれでもすでに5mm程は降った模様。完全な良馬場というのは望めないかなとみて幾らかは影響が出るかなと。ただそれでも高速状態のままという感じで想定する。この面子なら34.5-11.5-34.5で平均で進めれば1:20.5ぐらいは出るだろうと。
展開予想だが今年ほど難しいスワンステークスはないなという感じ。逃げそうなのは恐らく誰も行かなければエイシンスパルタン、番手にペイシャフェリスということになると思うんだが、内からメイショウナルトが参戦してきたというのは結構ややこしい。これが行ききってペースを作っていけばブラヴィッシモ辺りもある程度突いていきそうだし、ナルトが行けなければ内に2列目のポケットに入り込んでという感じを意図して、外の各馬が行かないならもしかしたら逃げの手を打ってくるという可能性もあるかもなあという感じ。この辺のさじ加減が非常に読みにくいメンバーと騎手で、特にエイシンスパルタンの岩田なんかはそんなに飛ばす意識を持たない騎手だから、その辺りがどう出てくるか。ペイシャはある程度ペースを引き上げた方が良いとは思うが、テン乗りの秋山で馬のこともいまいちわかってない可能性もあるからなあ。またサンライズメジャー辺りも前に行く選択もあり得るし難しい。展開はハイペースまではいかないかなと思うが、それでも先行争いが決まらなければハイ気味の平均もあるし下手すればかなりのドスローまであり得る。また馬場も非常に読みにくいので色々幅を持たせたい。
◎サンライズメジャーはまあそんなに悩まなかったというか、噛み合う可能性の幅が広いうえに人気もそんなにしていないからね、ここは積極的に狙っておきたい。陣営のトーンが低いけど休み明けはいつも関係なく走ってきているし追い切りも時計は出していないがいつも通りで雰囲気自体は良かったと思う。前走の京王杯SCは坂スタートというのもあったと思うがいつもよりちょっとゲートも出脚も遅かったので後方から特化戦に入ってった感じ。ただ坂の上りではともかく上り切ってからのL1の食い込みは印象的だった。この馬は京都適性が非常に高い馬で、3角の下りの段階である程度勢いに乗ってしまってそこから維持していく形が合っているというのはある。昨年が噛み合わなかったのは34.6-34.1と平均で中団馬群の内目で立ち回っていたが直線での進路どりで後手を踏んでしまって外に誘導するまでに時間がかかった。トップスピードに乗ってからの持続力が売り出し、フィエロに先着した2着時のスワンSの時でも35.1-33.9と後半特化で11.5 - 11.3 - 11.2 - 11.0 - 11.7と3角の下りからペースアップしつつという中で中団のやや外目から追走、内内を立ち回ったフィエロとの勝負でL1で内外からお互いに伸びてきたがここで前に出させずに脚色で優位に立てていた。前走もそうだが後半特化になれば鋭さを引き出せるタイプだしTS持続を高めてきている。ある程度基礎スピードの幅を持っている馬だし、4走前の阪神Cでも34.8-34.8と平均からのL3最速で悪くない競馬。L1でのバテ差しは喰らったが得意の直線平坦京都でならというところ。展開が読みにくい中で前目を狙おうと思えば狙えるし、無理をしなければ基礎スピード面でもある程度戦える、スローならスローで前走や一昨年のスワンSみたいにしっかりと後半要素のパフォーマンスを上げて伸びてくる。昨年のスワンSはペースというよりは余力がある馬にとってはL2最速で進路どりもあったがちょっと加速で手間取った感もあったしL1は伸びてきていた。できるだけ仕掛けは早い方が良いかもしれんね。1400でスローなら後半特化でフィエロに先着しているというのは結構大きな武器なはずで、京王杯で敗れたサトノ相手にもポジション差で逆転できるチャンス。ここから入りたいかな。渋った馬場も問題ない、それにちょっと渋った時の1400重賞はダイワメジャーが猛威を振るってくる感じなので。勝ち切れるかはもちろん運の要素があると思うが普通に総合的に見て対応できる展開や馬場の幅という観点で見れば最上位に入ってくる馬だと思う。状態さえよければここは好勝負できると思っている。
〇フィエロはかなり悩んで置きに行った形。雨がなければアルビアーノかサトノアラジンの予定だったんだけど、金曜夕方を見る限りではそれなりに降ってはいるので、まあ今後の推移次第では変ええられるなら変えたいけどって感じかな。ただひとまず昨年のスワンSではアルビアーノに見劣ってL1もジリッときただけで完敗だった。これは34.6-34.1と最低限では流れていたし仕掛けどころも遅かったことが大きいが、それでもL1の段階ではアルビアーノ比較でみてももっと来てほしかったし、1400はちょっと短い感じはする。スローでゆったり入って仕掛けのタイミングが早くなればとも思うが、高速馬場でとなるとどうしてもそこまでキレッキレのトップスピードの質を持っているというわけではないので後ろ過ぎると届かない。そういうケースが多くなるのでこの条件で強くは狙いにくかった。…のだが、まず雨の影響がそれなりにはありそうで、アルビアーノは確定はできないがサトノアラジンは顕著な高速馬場でパフォーマンスを上げてきた馬なのである程度まで影響するとサトノの後半特化での究極的なキレも雨で削がれる可能性が出てくると。もちろん相対的にTS持続を問われる可能性がある。そうなればこの馬にとっては良い材料だし昨年もサンライズメジャーと同じだが実質的に実力馬にとってはあのペースからL2で一脚をという展開だった中で、この馬としては1400の総合力勝負でアルビアーノに見劣った形ともいえる。雨の影響と騎手の心理で入りが遅くなり、3角の下りで仕掛けが早くなればタイプ的にはこっちの方に追い風になるかなと。まあ微妙なラインだし、1400はちょっと短いとは思うからかなり悩んだんだけど、勝ち切れるかはともかく圏内までと考えた時にはこの馬を対抗にすべきなのかなと。 展開も読みにくいがスローになる可能性も高いと思うので、スローから仕掛けの早い流れでの警戒はしたい。
▲ダンスディレクターはまだ半信半疑な面はあるが、そろそろ状態面が上がってくればこの馬にとって適性的には最高の条件。まず阪神Cでも稍重で34.8-34.8の11.2 - 11.8 - 11.3 - 11.7 - 11.8とL3最速の中中団の外々から追走して脚を使いながらL2でグンと来てL1で甘くなった。この馬はこれまでの競馬を見ていて思ったがポイントは坂かなと思う。もちろん前走はそれ以前に物足りないが、例えばCBC賞でも少しスムーズに誘導できなかったが坂の地点では地味な伸びだったし、上がり切ってからのL1でしぶとくという感じ。この馬が京都巧者なのもその辺が大きいかなと思っていて、下りでゆったりと勢いに乗せながらトップスピードに、そしてそれを平坦で維持してなだれ込ませるイメージ。今回展開は読みにくいものの昨年のスワンSより仕掛けの意識が早くなってくれば面白い、という馬を上位3頭で狙っているというのはちょっと固めてある。 シルクロードSは噛み合ったのが大きいが、阪神Cは強敵を相手にかなり強い競馬での2着。結果的に見ても1200で結果が出たのは実質スロー気味で好位で入っていけたシルクロードS含め後半特化の京都が多いし、重馬場でスピード不足を後方待機で我慢して前が沈んだところを食い込んできたCBC賞。1200は短いかなという感じなので再度1400で惰性で突っ込む京都ならという感じかな。まあ本命を打とうか悩んだ、それでもやっぱり前走の負けっぷりが酷かったので楽観的には入れなかったかな。追い切りは個人的には動けていたとは思う、坂路もある程度時計が掛かっていたので、そろそろパフォーマンスを上げてきてもと思うし狙うならここかな。
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