エリザベス女王杯2016予想
エリザベス女王杯はミッキークイーンかマキマムドパリから・・

下彦
15期 予想歴30年

◎ミッキークイーン
  3着/2人気

○マキシマムドパリ9着/7人
▲シャルール15着/11人
△デンコウアンジュ11着/9人


マリアライトの好走の経緯を振り返りますと・・阪神内回2200mでハイペース、パワー、胆力を問われた宝塚記念で勝利。府中2500mでスタミナを問われた目黒記念で2着。中山2500mで大外枠から積極的に先行、粘りに粘って勝ち馬ゴールドアクターから0.1秒差4着(12番人気)の有馬記念。そして昨年の当レース、京都2200m、道悪、ドンピシャのタイミングで動きそのまま押し切ったエリザベス女王杯。それ以前の好走も長目の距離でスタミナを要す競馬で上がりがかかるレースでのもの。
この馬にとって京都外2200mは適正外かと思われますが、ペース乱れて上がりを要したり、道悪、ロンスパ戦になったら力量的に圏内には来るかなというところです。もし一昨年のラキシスの勝った様なスローからの3F瞬発力戦なら着も怪しそうです。

過去5年を浚います。
ペースはその年によって様々。
ペースがハイになったのは、ウインリバティが離して逃げた昨年とスノーフェアリーが勝った2011年。ラキシスが勝った2014年はラスト3Fの瞬発力戦。メイショウマンボが勝った2013年、レインボーダリアが勝った2012年は双方重馬場ながらスローバランス。

血統面では、3着内15頭中9頭がサンデー系産駒(内ディープ6頭)、キングカメハメハ産駒3頭。
母父はやはりノーザンダンサー系で7頭、以下ミスプロ系、サンデー系3頭ずつ。
その他珍しくもありませんが、15頭中14頭迄がノーザンダンサーのクロスがありました。2012年に勝ったレインボーダリアだけはありませんでしたが、母父にはしっかりとノーザンテーストがありました。
あとは母方にミスプロを含むレイズアネイティヴ系があるといいようです。

馬齢は、3歳6頭、4歳8頭、5歳1頭・・で3,4歳中心。

上記を考慮し・・

◎ミッキークイーン
上位馬の中では展開や好走要件に左右されない強さがあり順当ならこの馬かと思いますが。

〇マキシマムドパリ
サンデー系ではないものの、キンカメ産駒もソコソコ走っていますし、内・外回関係無く走れてパワーとスピードも有り。でもペースはどちらかといえば流れた方がいいかもしれません。

▲シャルール
1800m中心に使われていますが、ゼンノロブロイ産駒で母父カルドゥン(グレイソヴリン系)、母母父シンプリーグレート(ネヴァーベンド)、4代にリュティエ(トウルビヨン系)とくれば、どうみてもスタミナ型で長い所で良さそうな母方。距離伸びるのは良いですし、以前、北大路特別1800m戦で長く良い脚を当コースで繰り出していたので期待を込めて。
ただノーザンダンサーのクロスはありません。

△デンコウアンジュ
京都外はこの馬にとっては走りやすそうで、メイショウサムソンに母父マリエンバード(カーリアン)、父母父のダンシングブレーヴ(リファール)がいいですね。


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エリザベス女王杯2016回顧
マリアライトには苛酷なレース

下彦
15期 予想歴30年

次走狙い:マリアライト


中6F目を省いた、5Fの前後半差(61.8-58.5)3.3秒・・・まるで新馬戦並の超スロー。劇的に弛んだわけではないですが、バランスからすれば前半は弛みっぱなしのトップスピード戦。パワー、スタミナ、胆力に秀でるマリアライトが一番イヤなタイプのレースになってしまいました。尤もこういうレースでの瞬発力では条件戦時からキレ負けしていましたが。こういうレースで好走するには3角前、向こう正面から捲ってペースを上げて超ロンスパに巻き込むくらいしかないのかもしれません。
クイーンズリングに関しては府中牝馬Sをよく考えるべきでした。内回、ハイペース、道悪、胆力戦のイメージで最初から切ってしまい深く反省。
シングウィズジョイが前から競馬出来て好走するくらいの適正が最大限生かされたレース・・・ながら、このペース想定でシングウィズジョイを本命に推した方は会心のレースでした。拍手10。
シャルールはどうしたんでしょ。前走もそうでしたが。レースが云々よりも調子、体調の問題でしょうか。


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