エリザベス女王杯2016予想

ロックステディ八戒
08期 予想歴17年

◎クイーンズリング
  1着/3人気

○マリアライト6着/1人
▲ミッキークイーン3着/2人
△シングウィズジョイ2着/12人


なんかすっかり、エリザベス女王杯=重馬場のイメージがついているのですが、今年は良馬場でやれそうですね。
土曜日の結果を見る限り、馬場の内から5頭分くらいが伸びている印象。
去年のように差し馬が上位独占をすることはないでしょう。
先行馬と、外回りコースなのでイン突き差し馬を狙いたいところです。

って、内枠に1~3番人気の馬が固まっているじゃないですかー。
良馬場の年はクイーンスプマンテの年ぐらいしか荒れてないですし、固く決まるんじゃないですかねぇ。


◎クイーンズリング

前走のように先行して33秒台の上がりでまとめられる馬で、良馬場京都でも切れ負けすることはない。
不安なのは距離だけですが、秋華賞2着と、稍重の昨年は0.3秒差8着で直線バテてはいませんでした。
消耗戦になると厳しいでしょうが、良馬場でペースも早くなりそうにないメンバー構成なので、問題ないかと。

先行さえできれば勝ち負けと見ます。


○マリアライト

馬群に揉まれてダメというタイプではないので、内枠なら内枠なりの競馬をするかと。
日経賞のように、内で溜めて33秒台の脚を使うこともできるので、良馬場スローでも惨敗はないと思います。

前走に不満がないでもないですが、ゴールドアクターの0.3秒差という意味では日経賞と同じですし、昨年のオールカマーと比べれば着差・斤量から今年の方が良い結果と言えます。

4角でイン突きが決まれば連覇達成もあるでしょうが、すんなり追い出せなければクイーンズリングを差せないのではと。
マキシマムドパリ@武豊騎手が土曜の最終みたいな内の良いコースを先に取ってしまって外に出す羽目に、というのがすごくありそうな気がするのですが、どうでしょう。


▲ミッキークイーン

マイルを2回使ったあとなので、ある程度の距離から競馬ができるのか、それとも後ろからなのか。
どういう競馬をするのかが見えません。

後ろから大外回したら厳しい馬場だろうな、と判断してのこの印になります。
とはいえ、ジャパンC以外は全て馬券に絡んでおり、そのジャパンCも僅か0.3秒差となると、馬券から外すことはできませんね。

こちらもイン突きが決まれば頭もある。


△シングウィズジョイ

クイーンズリング同様、先行して早めの上がりが使えるということでこちらも。
ターコイズSもフローラSも、番手の競馬から上がり差し馬勢とそう差がない脚を使って完封する競馬でした。

叩き良化型で、まともに使えるのは今年始めてでしょう。
これで人気が落ちるならありがたい。

内枠とは言い難いですが、内に先行馬がクイーンズリングとマキシマムドパリぐらい、悪くとも内から2頭目の位置で競馬ができるでしょう。

かなりの穴馬ですが、○が追い出しに遅れて、▲が大外を回して、という時のために押さえておきたい。
経済コースを通れれば、クイーンズリングの2、3着なら有り得ると思います。


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エリザベス女王杯2016回顧

ロックステディ八戒
08期 予想歴17年

次走狙い:パールコード
次走狙い:シングウィズジョイ


予想の方に沢山の拍手をいただき、ありがとうございました。

さて珍しく万馬券が当たったので回顧します。
1~3着馬、そして逃げた5着馬は道中で最内を進んでいました。
内側の馬場は荒れて見えましたが、踏み固められて走りやすかったのではと思います。


外枠で1~3着馬より常に外を走らざるを得なかったパールコードは、大外枠からよく4着に入ったと思います。
実績から次走が読めない(愛知杯はハンデが重いか……?)ですし、マイル経験がないので今の段階からヴィクトリアマイルで買うとは言えませんが、デビューから1年も経っていないのに大器と感じます。
馬場バイアス的に、次走狙い馬として指名したいと思います。

3着ミッキークイーンとクイーンズリング・シングウィズジョイの差は、直線で外に出した分でしょうね。
地力は互角かと思います。
互角になるまでミッキークイーンが衰えたと見るか、1着馬2着馬の成長が著しかったと見るかは、まだ評価は下せないでしょうか。

クイーンズリングはスタートで後手を踏みましたが、経済コースに拘るデムーロ騎手の会心の騎乗と言って良いでしょう。
今春はダメでしたが、今ならヴィクトリアマイルで買わないという選択肢は選べない。

シングウィズジョイはパトロールビデオで見るとよくわかりますが、最後の最後でヨレヨレになって内ラチに縋り付いています。
レース後コメントにあるように、距離が限界だったようですね。

上位4頭はまだまだ若いですし、クイーンズリングと、特にシングウィズジョイにとっては距離短縮は望む所でしょうし、ヴィクトリアマイルに出たら引き続き上位争いするかと思います。



次走は有馬記念で引退するとされているマリアライトですが、1コーナーの不利に蛯名騎手が激怒しているとのことですね。
最も、内に入れる気があるようには見えない進路取りだったので、不利がなくても良くて3着4着までだったのではないでしょうか。

良馬場のスローは苦手、と仰る方が多くいますし、実際得意でないとも思うのですが、超超ドスローで11秒台のラップがラスト3Fしかなかった日経賞で、ゴールドアクターと0.3秒差の競馬をしていますので、敗けた言い訳には弱いかと思います。
(頭数は少ないながらも、負かした相手も弱くはなかった)

不利があったことと馬場バイアスのせいで、この馬の実力に正当な評価を下すのは難しいかと。
有馬記念も"荒"天に恵まれたり、流れ次第では充分勝負になると思います。


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