ジャパンカップ2016予想
ジャパンカップはレインボーラインから・・

下彦
15期 予想歴30年

◎レインボーライン
  6着/8人気

○ゴールドアクター4着/3人
▲シュヴァルグラン3着/6人
△リアルスティール5着/2人


血統面からのみ浚います。
ジャパンカップも含めた府中2400mの血統傾向・・

ジャパンカップ過去5年の馬券になった15頭中
父か母父どちらかがサンデー系12頭
ディープインパクト産駒6頭(内3勝)
ノーザンダンサー系牡馬3代内保有14頭(例外はジャスタウェイ)
母方3代内のノーザンダンサー系牡馬保有13頭
母方にノーザンテースト保有6頭

過去1年のオープン以上の府中2400m5戦で馬券になった15頭中
父か母父どちらかがサンデー系15頭
父方がサンデー系12頭
ディープインパクト産駒10頭
ノーザンダンサー系牡馬3代内保有15頭
母方3代内のノーザンダンサー系牡馬保有10頭
母方にノーザンテースト保有3頭

過去5年JCも過去1年府中2400mもほぼ似た傾向で、これは新潟外2000mと類似しますが、母方3代内(母父、母母父)にノーザンダンサー系牡馬を持つ馬の好走率が非常に高いです。

◎レインボーライン
ペース問わない末脚の信頼度から本命。
NHKマイルカップは大外枠から中団につけて、メジャーエンブレムが35秒代で粘り、ロードクエストが33秒代で強襲してくる中を34秒代で渋とく伸びて強い3着。
札幌記念はハイペースを後方からの競馬でモーリスを差しかけた強い3着。
そして菊花賞はいくら緩んだスローになったとはいえ、淀外のあの位置からサトノダイヤモンドに次ぐ34.2の脚で上がってこれるというのは、相当なモノを持っていると思われます。
今年は府中でも活躍のステイゴールド産駒ですが、オープン以上の2400mとなると良績がないようです。しかし母方には母父にフレンチデピュティ(ヴァイスリージェント系)、母母父にレインボーアンバー(ノーザンテースト系)を持つ好走傾向血統。ノーザンテーストのクロス(4×5)もあり、この馬を中心に。

〇ゴールドアクター
父・母父共にサンデー系ではなく、3代内にノーザンダンサー系牡馬もありませんが、父スクリーンヒーローは当レースの勝ち馬で、父母母の名牝ダイナアクトレスも府中の直線にはめっぽう強く、京王杯AHをレコード駈けで圧倒、オークスは牝馬3冠メジロラモーヌの3着、安田記念ではニッポーテイオーの2着、そしてJCはまだ外国馬が強かった時代の3着等好走歴がありました。そんな父方の血を継いでいる当馬も、アルゼンチン共和国杯、オクトーバーステークスを見る限り府中競馬になんら不安なく望めるわけですのでココは対抗に・・

▲シュヴァルグラン
父サンデー系ハーツクライに母母父ヌレイエフ(ノーザンダンサー)から云えば好走血統。瞬発力勝負になったアルゼンチン共和国杯でも対応している通り、穴の少なそうな馬で御し易そうでもあり、ここでも十分通用しそうです。

△リアルスティール
好走血統に一番合致する馬。父ディープインパクト、母父ストームキャット、母母父ミスプロ、母4代にヌレイエフ(ノーザンダンサー)、セクレタリアト(ボールドルーラー)。
距離も大丈夫だと思いますが、勝ち切るイメージが湧かないので抑え。


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ジャパンカップ2016回顧
好走形態は春天と同じく・・

下彦
15期 予想歴30年

次走狙い:レインボーライン
次走狙い:シュヴァルグラン


レース前から予測はできても、またまた武に巧く乗られたという感じかと思います。6F前後半(74.2-71.6)の2.6秒ものかなりのスロー。しかしながら一番緩んでいるのはラスト6Fの12.7で、恐らく武の頭の中は中間派12秒台半ばを踏み続け、後続が楽をできないような逃げに普請していたのだと思われます。そうなると捲りも入れられない、早仕掛けは自殺行為ということになり為す術無し。乗り方はエイシンヒカリに通じるものがありますね。・・なのでいくらスローでもルージュバックやディープ産駒等トップスピード型はナリを潜めてしまったというところかと思います。ゴールドアクター他先行した各馬も良いところ無しで遅めの馬場も影響していたかと思います。ラップ、ペース、レースの運び方は道中13秒代まで弛めなかった春天と同じような質で馬もいいですがやはりジョッキーで違ってきますよね。
3着シュバルグランは上がりは2位ですがゴール前は一番の脚、狙ったレインボーラインは絶望的な4角での後方位置からも上がり最速で6着迄追い上げましたがゴール前はさすがにキツかった様子。


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