08期 予想歴17年
◎リアルスティール
5着/2人気
○レインボーライン6着/8人
▲キタサンブラック1着/1人
△サウンズオブアース2着/5人
土曜の午前中は雨の影響か内で残る馬がいましたが、午後は晴れて外が伸びる馬場になっていました。
最終レースは1番~4番の馬が上位を独占して、2番の馬が逃げ切りましたが、前後半のラップが【36.6-34.3】という超のつくスローペースでした。
上がり最速は33.6で、もし33.0の末脚を使える馬がいれば差し切れていたわけですが、いくらスローペースとはいえ、開催後半の馬場でそんな末脚を出せる馬は居ませんでした。
そういった馬場状態ですから、欧州から来た3頭でもこなせそうな馬場なのではと思います。
とはいえ3頭とも、夏も休まず走り続けた馬たちで、夏を休んでここを目標にして来ている日本馬相手はいかにも厳しいのではと思います。
▲キタサンブラック
1番人気で武豊騎手の逃げ馬を、どれぐらい後続が甘やかしてくれるのか。
そういう意味では、逆に今の馬場状態は追い風になるのでは。
この外差し馬場では、内の逃げ馬を積極的に捕まえに行きたくないでしょう。
同じ内枠で、ある程度前で競馬をするであろうゴールドアクターに騎乗する吉田隼騎手は、土曜のキャピタルSをフルーキーで強気な競馬をして沈没。
それが頭に残っていれば、キタサンブラックを捕まえに行かないのではないか。
スローに落とし込むのはゴールドアクターも歓迎で、その場合キタサンブラックとゴールドアクターで決まると思いますが。。。
その場合、サウンズオブアース@デムーロ騎手が動くのではないかと。
京都大賞典の競馬は末脚を測るものだったと思います。
結果として上がり33.1の4着をデムーロ騎手がどう思ったか、、、キタサンブラックを甘やかしたら捕まえられないと思ったんじゃないかと思うのですが。
前置きが長くなりましたが、ため逃げして中弛みからの上がり勝負という展開にはならないと決め打ちして予想することにします。
各陣営のコメントを見ると、色気を持っている陣営の多いこと。
どの馬も消極的な競馬に終始するとはないと信じたい。
そして、その上でキタサンブラックには▲を。
先行勢壊滅の宝塚記念で3着でした。
唯一大敗したダービーも先行勢壊滅でしたが、成長著しい今なら、どんな展開・馬場でも大崩れはないでしょう。
この馬を差せる馬は、2頭はいるかもしれませんが3頭はいないのでは。
相手にはスムーズに差す競馬ができるであろう外枠の差し馬を。
◎リアルスティール
陣営としてはベストな距離ではないと認識しているようです。
加えてこの大外枠。
鞍上のムーア騎手はドバイターフでは大外から好位に取り付く競馬をしていましたが、あれは非常にスローペースのレースでした。
流石に、この枠と距離で先行して持たせられると考えるとは思えないので、溜めて末脚に賭ける競馬をするのではと思うのですが。
天皇賞秋は上がり3Fの決めて勝負で2着に差して来ましたが、元々は菊花賞のように後半7Fが12秒前後~11秒台後半になるようなロングスパート戦で実績を出していた馬。
先行勢に付き合わずに末脚勝負をすれば、どんな展開でもまず勝ち負けしてくるかと。
○レインボーライン
この乗り替わりがどう出ますかね。
ルメール騎手は時に、差しでイマイチだった馬を先行して勝たせるところがありますが。。。
想定というか願望としては、前走・前々走のような末脚勝負をして欲しいところ。
外枠から大外回して良いので差し脚勝負してくれれば、漁夫の利を得られる馬場状態だと思うのですが。
△サウンズオブアース
昨年は1角での不利もありましたし、結果としては早仕掛けで、仕掛けを待った馬が1、2、4着。
陣営のコメントとしては末脚勝負に賭けるとのことで、実際そうしてくれれば、ペースが流れれば上位争いだと思います。
ただ、キタサンブラックの項に書いたようにデムーロ騎手がどう動くか。
どうせなら横山典騎手でポツンして欲しいぐらい。
というかノリさん、今年は関西G1開催日の裏開催OP戦を3勝していますが、関東のG1なのに騎乗馬ないんか。。。
ナンテコッタイ。
△シュヴァルグラン
同父のウインバリアシオンを彷彿とさせるのはその戦績。
2400以上の距離では馬券圏内を外していないのです。
大外枠なので、こちらも差す競馬をすればと思いますが、ある程度先行馬に付き合ってしまいそうな気もします。
tipmonaとは?