10期 予想歴19年
◎ホッコーサラスター
17着/13人気
○エイシンスパルタン2着/3人
▲フミノムーン3着/6人
まあ京阪杯の予想に想像通り時間がかかった。馬場想定が難しいし混戦だしで…ただ結局は穴目狙いの予想で落ち着いたかな。馬場想定だが、京都は恐らく道悪に近いレベルまでにはなると思う。土曜の段階でも速いラップを踏む感じはなかったし、標準ぐらいだったとみている。あれに雨が降る、そこまで本降りにはならないかなとも思うがそれでも影響は小さくないだろうと。ややタフな馬場想定。
展開だがエイシンスパルタンが大外枠に入ったのでこれが内に切り込みながら先手を主張してくる可能性が高い。ただ坂スタートで3角までの距離もそこまで長くない京都なので、それならハナを取ってと思う先行勢も多いはず。ネロやセカンドテーブル、アンナミルトあたりがどう出るかだがネロはある程度飛ばしていい馬にバルザローナとレースメイクができるか微妙な外国人騎手。セカンドテーブルはハイまで行くと甘くなる。アンナミルトはここでは挑戦する立場、オパールSで正攻法で負けているしハナを主張する可能性もある。オウノミチ辺りは逃げて結果が出なかった前走をどう捉えてくるかだが2列目ぐらいになるかな。ペースは読みにくいが、恐らくこのメンバー構成でも今の馬場だと9秒前後にはなってしまうと思う。平均だとして34.5-34.5ぐらいのイメージかな。ハイペースなら8秒台後半ぐらいはあるかもしれんが、という感じ。この馬場で34秒前後で入ってくると恐らくハイペースになってくると思うので、後はこの先行争いがどこで落ち着くかかな。予想しにくいし、基本的にはややハイを念頭に置きつつ平均ぐらいまで視野に入れてという予想に落ち着けた。
◎ホッコーサラスター
色々考えてこの馬を本命にした。まず大前提としてレベル的にはそこまでハイレベルとは思っていないのと、この馬は重賞戦線でも通用すると今年の夏の北海道開催で感じたというのもある。後は休み明けがどうかだが、というところだったが実力を取った。ひとまず個人的に評価したいのがキーンランドC。札幌1200m戦で時期的にも後半、時計もそこそこ掛かっていた状況。ペースバランスが34.1-34.4と平均だが12.1 - 10.9 - 11.1 - 11.3 - 11.3 - 11.8と淀みなくコーナーで速いラップをある程度維持しながらという競馬。3~4角で大外を回しながら最後方列で直線、そこからジリジリと最後まで伸びてきてなだれ込んで上位に食らいついての7着。個人的に昨年のスプリント路線を評価するときにCBC賞のレッドファルクスを除けば函館SSとキーンランドがハイレベルだと思っていて、実際スプリンターズSではここの上位にいたソルヴェイグやシュウジが上位争いに絡んできた。そういう中での戦いで札幌1200で3~4角緩く長いコーナーで終始外々というのはしんどい。ただそれでもL1まで食い込んだようにばてれば差せるということ。そしてこの馬の場合は2走前の函館日刊スポーツ賞で33.5-35.1とかなりのハイの中で中団外外から押し上げて正攻法で捻じ伏せてきた。この時に3着だったフミノムーンは内を上手く立ち回ってきたというのもあるしL1では寄せ付けていない。個人的には能力だけで見ればここではこちらの方が上だろうと。後は馬場が噛み合うかどうかだったが、内外の差はあんまり感じなかったが時計が掛かっていることでL1が落ちやすくはなっている。これはこの馬には追い風。時計も出にくい分だけ京都1200でも比較的前掛かりになりやすいだろうとも思うし、キーンランドCのパフォーマンスを評価すれば時計が掛かって前掛かりの1200という条件なら京都でも噛み合うと思うし、主要な上位騎手が府中にいる中で池添の一発ズドンを期待したい。
〇エイシンスパルタン
雨が降って時計的にも掛かりそうということでそこがカギになるがこの馬の場合は4走前の斑鳩Sで稍重だがもちろん表記以上に重かった中でしっかりと逃げて35.7-36.0と平均ペースで刻み切っての完勝がある。もちろん前走のスワンSでも良だが雨の影響があった中で34.4-34.5と平均ペースを刻んでしぶとく粘っている。ハイペース適性自体も2着ではあったが心斎橋Sで34.3-35.9と1.6のハイペースの中で2列目外からしぶとく脚を使って粘り込んでいた。その点からも不安は少ない。理想は平均ペースなのでこの枠からしっかりとハナを取り切ってそういうペースに持ち込めるかどうかはポイントだが、斑鳩Sではメラグラーナに脚を使わせないペースを作っていたわけで、そういう意味ではこの馬場なら後続に脚を使わせることはできると。1200でそういう競馬ができるかはまだ未知数だけど馬場が渋ったことでこの馬としてはやりやすくなったかな。
▲フミノムーン
ここで通用しきるかどうかはまだ何ともな面もあるがひとまずホッコーサラスターを買うならセットでこの馬もというところはある。4走前の函館日刊スポーツ杯では33.5-35.1とかなりのハイペースの中で中団内内から上手く立ち回ってなだれ込んでの3着、ではあるもののハイペース適性を示せていたと。前走の桂川Sでは京都1200でも高速馬場で自身後傾、鋭さを引き出す形での勝利。12.1 - 10.7 - 11.0 - 11.0 - 11.1 - 11.8とコーナーで速いラップを踏んでいてそれでも外々から最後まで伸び切っているように力をつけてきている。勢いがついてからが長いタイプだと思うし、過去には不良馬場のマーガレットS、稍重で時計が掛かっていた中京ファルコンSでも善戦していて時計が掛かる馬場自体は歓迎できるはず。噛み合えば枠も含めて怖い一頭。
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