朝日杯FS2016予想

スカイポット
14期 予想歴19年

◎ダンビュライト
  13着/2人気

○レッドアンシェル8着/4人
▲クリアザトラック7着/3人
△ミスエルテ4着/1人
×タガノアシュラ


 一昨年は優勝馬ダノンプラチナを本命に、2着に入った14番人気のアルマワイオリを3番手に評価することができ、久々に10万馬券となる3連単を含む、約30万円の配当を得ることができた。昨年はGS(グレイソヴリン)系の好相性に期待してユウチェンジを紐に選んだが、これが直線入り口でブレーキを踏むロスがあり、同じくGS系のシャドウアプローチが3着に入る痛い敗戦となった。朝日杯は中山の時代より相性の良いレースなので、良いイメージを持って今年の予想に取り組んでいきたい。予想の過程は阪神JFのものを引き続き参考にして行うこととする。

 このコース条件で求められるのはスタミナと末脚。スタミナに関しては、距離実績(とその内容)である程度の判断が可能である。ベストパフォーマンスレース(BPR)とセカンドパフォーマンスレース(SPR)の距離実績が1200m以下までの馬は消しで、1400m以下の馬は、GS(グレイソヴリン)系の血統系統を有する馬と外国人騎手が騎乗する馬を除いて軽視する。

※BPRは一番近走の重賞3着以内、OP連対、条件戦以下勝利に該当するレースのことであり、SPRは二番目に近走のレースである

 スタミナ判定の次に末脚の分析を行う。阪神マイルは、外回りコースができてから末脚が非常に重要となっているが、中団で折り合って、流れに乗った上で速い末脚が使えることが望ましい。第一に、上がり連対経験を必要とする。

 末脚の力を測る具体的な判断基準として、A.BPRまたはSPRにおいて、3角12番手以降または4角11番手以降の追い込みではなく(上がりが2位より0.8秒差以上速い場合を除く)、B.当該レースにおいて上がり2位以内経験がある(A.が1番手の場合は3位まで可)、とする。なお、過去2年の馬券圏内馬6頭中4頭に、条件戦以上での上がり2位以内がある(非該当の2頭はいずれも朝日杯当日に3番人気以内に推されており、うち1頭はキャリア1戦馬)。また、過去10年の阪神JFを含め、近2走に上がり2位以内がなく馬券に絡んだ馬は3頭しかいない(ウインファビラス、クロフネサプライズ、ライステラス)。

 続いて能力である。これは、(距離・バイアス調整後の)指数1位を有力視する。ダノンプラチナ(1着)、エアスピネル(2着)と実績あり。なお、1800m以上からの臨戦馬の指数は多少低くても当日5番人気以内であれば注視する必要がある。

 次に、未知馬や1800m以上での低指数馬の手応えを確認する。手応えが並み以下だった馬については、中弛み超高速上がり又は重馬場等の条件、持続SHPに注目する。

 以上の項目について、2016年のメンバーを分析していくこととする。

(印は仮のものです。続きは無料レポートにて掲載します)
http://www.keibanande.net/green/2016/11/12016-5asahimiss.html


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朝日杯FS2016回顧

スカイポット
14期 予想歴19年

次走狙い:サトノアレス
次走危険:ダンビュライト
次走危険:ミスエルテ


 負けたレース、しかも今回のようなキャンペーンを張っていた場合の回顧は自分の情けなさや申し訳なさも先立ってしまい、なかなか筆が進まないのですが、自分なりに分析を行っていきたいと思います。

 正直なところ、ここ最近(JC週あたりから)、人間関係等を含む切り口を予想に加えてきていて(例えば、ルメール騎手がダンビュライトを選んだので、モンドキャンノよりもダンビュライトのほうが上とか)、先週までは結構納得のいく結果だったので、今回もこれに頼りすぎてしまったのが失敗のひとつだったかなと思っています。(ただし、この観点は引き続き参考にするべきだと思います。)

 敗因の二つ目はサトノアレスの指数が、未勝利戦からベゴニア賞で3ポイントくらい上昇していたのですが、高いほうをそのまま使わず平均値を用いたことと、ベゴニア賞時の指数も馬場差を考慮すると補正が足りなかったと考えられたことです。それでも、ベゴニア賞時の指数は61程度で、今回が63.5程度なので、ディープインパクト産駒はここぞの成長力が尋常ではないですね。

 敗因の三つ目は、ボンセルヴィーソを軽視してしまったこと。これは、先週に作った京都マイル重賞連対馬の取捨データで切ったので仕方がなかったと割り切るしかないのですが、先週の結果を受けて指数を下方修正してしまったのは失敗でした。後から思えば、ダイワメジャー産駒なので京都から阪神でパフォーマンスが上昇することは不思議ではないということでしょうか。しかし、この馬が切れなかったら、買えるレースではなくなってしまっていたとも思うので、やはりしょうがないような気がします。

 モンドキャンノは、距離延長はほとんど問題ない指数推移でした。例年であれば指数1位馬を重視するのが基本なので、この馬から入れなかったのも少し心残り。トリリオネアもですが、走法が良い馬は脚力があるので、スタミナ面の影響を受けにくいということなのでしょうか。

 人気で惨敗した馬たちについて。ダンビュライトは、ルメール騎手がペースが遅すぎたとコメントしていました。瞬発力勝負では分が悪いということでしょうが、サウジアラビアRCでブレスジャーニーとそれなりに戦えていたのでそこまで不安視していませんでした。

 ミスエルテとレッドアンシェルはテンションの問題が出てしまったようです。レッドアンシェルは3角でクリアザトラックと接触してしまい、さらにカッとなってしまったとの談話がありました。クリアザトラックは回転力がありますが今回はかなりピッチに見えました。距離の問題もあったように見えます。

 次走狙い馬は、サトノアレス。とりあえず、牡馬では最高指数を出しましたし、クラシックを見据えられる馬だと思います。

 次走危険馬は、ダンビュライトとミスエルテ。ダンビュライトは距離延長でまだ人気になりそうですが、決め手の甘さが敗因なら今後も心配です。ミスエルテは牝馬路線に戻れば人気でしょうが、そこまで抜けていないことはわかったので。


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