京都金杯2017予想
京都金杯予想

風車鞭
16期 予想歴23年

◎ミッキージョイ
  8着/7人気

○エアスピネル1着/1人
▲アストラエンブレム4着/2人
△ダイシンサンダー10着/12人


エアスピネルが満を持してマイル路線へ矛先を向けてきた。昨年のクラシックは距離不適と思われる中、4,4,3着。負けた馬はサトノダイヤモンド、マカヒキ・・・となれば(おそらく)適性距離に戻ったここは最早通過点でしかないか。モーリスが去った後の主役不在のマイル路線の新星となれるか。


◎ミッキージョイ。逃げて結果を出してきていた馬だが前走は中団に構えて4角先頭に取り付き直線は後続を突き放す完勝。相手も軽く少頭数、とケチをつけることも出来るがそれを差し引いても競馬に幅が出てきて、ストライドの大きな走り、スケールの大きさを感じさせる。ここは一気の相手強化になるがハンデも手頃、先物買いで狙い撃ちしたい。

〇エアスピネル。この馬は上記したようにずっとマイル路線へ行って欲しいと思っていた馬。(みんな思ってたとおもうけど)ただ改めてマイル適性、という意味で考えると当然だが2歳時のデータしかないわけで実は走らせてみたら「長距離でもマイルでも同じような脚しか使えない善戦マンでした」なんてオチがないとも限らない。断然人気、ハンデ戦でもあるしここでガッツリ買うよりは印を一つ下げて改めてこの馬を見極めたい。

▲アストラエンブレム。仮柵が外され内にグリーンベルトが出来ている第一回京都。明確に逃げを主張する馬が不在の中、先行できるこの馬は魅力だ。無論それは◎の強調材料でもある。内にこだわる馬が上位に来ると踏んで更に△ダイシンサンダー。京都適性+岩田で内を掬うシーンがあれば直線あっといわせるシーンも。

推奨馬券
馬単◎→〇▲△、〇▲→◎△


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京都金杯2017回顧
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風車鞭
16期 予想歴23年

次走狙い:ブラックスピネル


前5F通過が57.6で勝ち時計が1:32.8。開幕週とはいえ過去10年では2番目(タイ)に早いタイム。超Hペースとまではいかないまでもかなり自力が問われるレースになった。

勝ったエアスピネルは五分のスタートから馬なりにポジションを取りに行って中団から。このペースでも向こう正面ではかかるそぶりを見せておりそれがゴール前ブラックスピネルに追い詰められる一因となったか。しかしながら淀みない流れを4角手前から自ら動いて後続を凌ぎ切った能力は一級品に間違いない。マイル路線の主役の一頭になる。

2着ブラックスピネルもスタートは普通に出たが二の脚でポジションを取りに行く。800m通過あたりまではエアスピネルより前に居たが3角途中から4角入り口辺りで内々を周り直線一呼吸待っての追い出し。この3~4角で息を入れられたのが最後の一伸びにつながった。福永の好騎乗といえる。またこの馬は時計が早く、スローよりも息の入り辛い今回のような流れの方が馬キャラが活きるようだ。買い時として覚えておきたい。

3着フィエロはトップハンデながら好走。自力勝負となるとこの結果も当然か。しかしながらMCSから阪神カップ、金杯と僅差ながら勝ち切れない競馬が続くのはある意味一番良い頃より衰えがあるともいえる。力も全盛期でなければ人気も下がって当然で今後もマイル、短距離重賞では3連複、3連単のヒモとして注意を払っていきたい。

◎ミッキージョイは残念な競馬。今まで走ってきた準OPからいきなりこのペースで重賞級のメンバーではこの結果も理解はする。しかしながらそこを巧く走らせるのがジョッキーの仕事でもあるので「初重賞でペースにとまどいました、良く走っています」と言って周ってくるだけでファンは納得するだろうか。また最後方待機から大外ブン回しの競馬を開幕週にやってのけるセンス、横典だから、ノリだからでは済ませられない。すぐ前を走っていたアストラエンブレムは内に潜り込んで4着まで持ってきていた。外国人ジョッキー偏重で日本人ジョッキーがないがしろにされていると叫ばれて久しいが日本人の中でもトップジョッキーの部類の騎手がこれではその流れも致し方のないことなのだなと嘆息するしかない。


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