フェアリーS2017予想
今年も荒れそうな予感

スカイポット
14期 予想歴20年

◎アエロリット
  2着/1人気

○パフォーム7着/13人
▲ツヅク14着/8人
△メローブリーズ10着/5人


 波乱の多いレースだが、毎年3番人気以内の馬は馬券に絡んでおり、穴は距離実績のある、内枠、逃げ先行脚質馬といった例が多い。

 まず、距離実績について。例によって、BPRとSPRを用いる(基準は、新馬・未勝利戦優勝、条件戦連対、OP以上戦3着以内)。これらがともに1400m以下という馬の3着以内例と、3番人気以内の上位人気馬の凡走例は下記のとおり。

<好走例>
2016-03(7番人気)ダイワダッチェス(1400m未勝利1着)
2012-03(5番人気)ダイワミストレス(1200m条件2着、ダ1400m新馬1着)

<人気馬凡走例>
2015-04(2番人気)コートシャルマン(1400m条件1着、1400m新馬1着)
2014-05(3番人気)イントロダクション(1400m未勝利1着)

 これを踏まえ、距離実績からのデータは、
「BPRが1500m未満の馬は、BPRで上がり1位かつ父が特定血統(ダイワメジャー、キングマンボ系、ネオユニヴァース)の場合を除き、消去する」
とする。

 次に枠と脚質について。フェアリーSが1600mになった2009年以降、過去8年の3着以内馬24頭中、馬番8番以内の内枠馬は16頭。9番以降の外枠馬は8頭(ローデッド、ニシノアカツキ、ウキヨノカゼ、サンブルエミューズ、スピードリッパー、コスモネモシン、アプリコットフィズ、テイラーバートン)。

 外枠から来られた馬に特筆できる特徴はないが、内枠も含めて脚質は、先行タイプが多い。過去8年の3着以内馬24頭中、BPRの3角及び4角の位置取りが6番手以内→5番手以内だった馬は17頭。例外7頭中、前述の特定血統馬は5頭いるので、脚質からのデータは、
「BPRの3角及び4角の位置取りが6番手以内→5番手以内を満たさない馬は、上がり2位以内経験がありかつ特定血統または今回外国人騎手への乗り替わりの場合を除き、消去する」
とする。

 また、中山のため指数はあまり信用しないほうが良いが、前走実績が悪すぎる馬の好走例は稀なため、絞るためのデータを追加する。
「BPR逃げ馬を除き、前走1秒以上(G1の場合は1.5秒以上)負けている馬は消去する」


 今年、上位人気(3番人気以内)に推されそうなコーラルプリンセスは指数が高くないので普通に消えても全く不思議ではない。あとの上位人気はアエロリットとキャスパリーグか。この2頭では、休み明けとなるが、BPR短距離のマイナスのないアエロリットのほうが上位だろう。

 枠順を見て。
 コーラルプリンセスが内枠に入ったのはちょっと消し辛い印象。バイアスはフラットの印象だが、昨年末に引き続き馬場が重いので指数もあまり通用するかわからず、ここは見とした。


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