日経新春杯2017予想

ロックステディ八戒
08期 予想歴18年

◎ミッキーロケット
  1着/1人気

○カフジプリンス5着/3人
▲ヤマカツライデン6着/5人
△モンドインテロ3着/4人
×レッドエルディスト
×レーヴミストラル


雪は月曜日も降ったようで、更に火曜日も好天とはいかない予報なので、今日の中京よりも重い馬場になるという前提で予想を変えます。

展開としては、ヤマカツライデンが離して逃げるという、大逃げ宣言とも取れる陣営のコメント。
京都大賞典は完全なキレ負けでしたからね。
2番手以降実質スローからのロングスパートという展開になるのでは。


◎ミッキーダンス
ロングスパート戦としては前走の菊花賞が該当するでしょう。
適正外の距離だったと思いますが、ルメール騎手が最高に上手く乗ったサトノダイヤモンド以外には大差ないですし、ここでは充分なレベルかと。

重馬場としては、梅花賞とつばき賞の2着があります。
負けた相手はその後の若葉Sのワンツーですし、あの時点での完成度としては充分かと。
スプリングSの時も荒れ馬場気味でしたが、ロードクエストを凌ぐ末脚を使っています。
全く問題ないでしょう。


◯カフジプリンス
阿寒湖特別はラスト5Fが12.0以下になったスローからのロングスパート戦。
一転、1番人気に推された丹頂Sは終い3Fのキレ味勝負だったので、大敗もやむなしだったかと。
それだけにステイヤー気質、それも京都ではなく中山や阪神の、というのが見えてしまったように思います。

ただ、好位から35秒台の上がりで勝負になる馬場になれば浮上して来るでしょう。
渋った馬場は勝ち上がった未勝利戦だけですが、快勝していますし苦手ではないでしょう。


▲ヤマカツライデン
ハンデOP勝ちだけでハンデ2キロ増が可哀想という見解は変わらず。
ただ、キレ味不要で斤量があまり関係ない馬場だとは思います。

前走の京都大賞典で使った上がり34.5は、この馬としては過去最高の時計でした。
4角まで先頭で、過去最高の上がりを使って勝負にならなかったわけですね。
よくまた同じ条件のレースに登録したな、というのが正直な感想です。
天気が悪くならない予報だったら、回避してたんですかね。

明日は逃げていつも通りの上がりが使えれば逃げ切れるでしょうから、あとは道中どれだけ可愛がってもらえるか。


△モンドインテロ
ロングスパート戦としては札幌日経OPとメトロポリタンSが該当します。
稍重だった松籟Sは、展開的には今回と似通ったものになるのではないでしょうか。

ステイヤーズSをこの馬のせいで外したということ以外、嫌う理由がない。


シャケトラは大物感と条件戦としては充分なレベルの相手に勝ってきたことは確かだと思いますが、脚がどれぐらい長く使えるかは未知数。
とはいえキャリアが少ないだけで、あっさり対応する可能性はあるので紐には抑えたい。


ダコール経験豊富な8歳もとい9歳馬で、馬場は関係ないでしょう。
むしろ、若い馬や軽ハンデの馬のキレ味が殺される分、58キロのベテランに有利になるかと。
前2走の敗因は前述の通りで、馬体重的に昨年より良い状態で臨める今年も上位争いを、と思うのですが、荒れ馬場でタフなしょうふになって喜ぶ旨辛他に多そうなので今年も掲示板までか。


レッドエルディストは、カフジプリンスに大寒桜賞と神戸新聞杯で勝っていますが、どちらもキレ味勝負傾向。
特に神戸新聞杯は本番を見据えてか、カフジプリンスが追い出しを待っていたように見えた。
ロングスパート戦だったらカフジプリンスが上かと。
ロングスパート戦になった菊花賞も、枠順の差があるがカフジプリンスが先着している。


レーヴミストラルは成長力に不安のある血統と、足元にも不安のある血統なので、極悪馬場だった京都記念の反動がないか心配。
サトノクラウンは香港で勝ちましたが、2着のタッチングスピーチはその後追走で一杯一杯の競馬です。


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週末雪予報もあり、馬場がよくわかりませんが、それほど降らないように思うので稍重よりの良馬場くらいのつもりで予想します。


2400という長距離にカテゴライズされるレースの中でも、東京・阪神と京都はちょっと異なると思っています。
その思いを強くしたのは以前に小倉大賞典の予想をしていた時で、小倉大賞典@2013はヒットザターゲットが、小倉大賞典@2014はラストインパクトがそれぞれ制したわけですが、どちらもその年の京都大賞典の勝ち馬でもありました。
日経新春杯も小倉大賞典と親和性がないわけでもなくて、2年連続で出走して掲示板を確保しているダコールは、小倉大賞典でも複勝圏内に入っています。

また、昨年の京都大賞典ですが、8~10着に惨敗したヤマカツライデン・ファタモルガーナ・タマモベストプレイは、もう少し長い2600ぐらいが望む所だったでしょう。

ステイヤーではなく、中距離重賞でも通じるようなスピードが必要なコースだと言えるでしょう。

冬に開催する日経新春杯と、秋開幕週の京都大賞典は当然馬場が異なるでしょうが、昨年2着のシュヴァルグランは、東京・阪神の2400ならレーヴミストラルに0.3秒も離されなかった、というか負けないのではと思えます。

中距離適正がありそうな馬を狙いたい。


◎ミッキーロケット

3歳夏によくいる2600から出世した馬ではなく、中距離からの上がり馬で菊花賞まで出走した馬。
休み明けとはいえ、神戸新聞杯でサトノダイヤモンドとクビ差の実績は歴然で、3着以下を離していることからも地力に信頼を置けると思う。
ハンデ55キロもエアスピネルを思えば恵量と言って良い。
信頼して良いと思います。


○ダコール

このレースは一昨年5着、昨年4着、比例するように小倉大賞典の順位も3着→2着と上がっていて、今年こそは……、などということは少ししか考えておりません。

とはいえ、新潟記念は完全な差し決着を番手の競馬、マイルCSは逃げ馬と番手の競馬をした馬が1着3着の流れを差す競馬と、チグハグな競馬。
昨年は馬体を戻しながらの調整で大幅馬体増でも4着で、今年は昨年減り続けた馬体が前走で戻った(というか戻りすぎ?)状態からの参戦なので、臨戦過程に大きく差があるのでは。
上記の2戦以外は昨年本当に安定していたので、8歳とはいえ見切るのは早すぎる。


△アクションスター

前走京都大賞典は上がり最速で6着、とはいえ最後方から馬場が良い内差しを狙ってのものなので、それ自体を評価するわけではないのですが。
とはいえ、再会から3頭を占めたステイヤータイプの馬に勝ったのは間違いない。

今回もイン突きをしてかつ馬群が捌ければと条件はつきますが、キタサンブラックから0.4秒差の競馬をした馬がハンデ53キロでそういう競馬をすれば馬券には絡むのでは。


×ヤマカツライデン

京都大賞典では内有利・先行有利の馬場・展開で敗けているから消し、というのもあるが、一番の理由はハンデ。
ハンデOP戦を53キロで勝って2キロ増というのは、いかにも見込まれてしまったのでは。
レーヴミストラルのように、昨年勝ち馬が2キロ増になるならまだわかるのですが、OP戦からG2に格が変わっているのに2キロ増というのは、加齢を考えてもちょっと。
ミッキーロケットが0.5増、ヤマカツライデンが0.5減くらいならまだわかるのですが。


×カフジプリンス

これは明確にステイヤータイプでしょう。
中距離適正のある馬から狙いという今回の予想スタンスからも、切りたい。


本当は▲シャケトラのつもりなのですが、今回の予想スタンスからすると京都で買いたい馬ではないという自縄自縛状態。
当日の馬場・天気がわかればもう少し考え直すかもしれません。


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