09期 予想歴26年
◎クーデグレイス
4着/7人気
○ブエナビスタ3着/1人
×レッドディザイア
ブエナビスタが内枠になって打倒ブエナを掲げているレッドディザイアに有利になって来たのでしょうか?
レッドの不安点を書くと多く方を敵に回しそうですが・・・、
ここまで5戦して
京都1800m 外回り 新馬 34.2 7-8-8
京都1600m 外回り エルS 34.2 8-10-9
阪神1600m 外回り 桜花賞 33.7 13-12-12
東京2400m オークス 34.2 9-10-9-10
阪神1800m 外回り ローズS 34.0 10-11-12
すべて回りの緩い直線の長いコースでの成績、5走とも上がりの速いレース展開であり、オークスはやや前目で4角を過ぎましたがそれ以外は中団か後方で差しに徹したレースをして来ました。
外回りで直線が長いと立ち回りや瞬発力のなさがカバーでき、実力を発揮しやすい流れとなりレッドにとって外回りは好走条件となっています。
内枠発走を考えると先行あるいは好位からの前々の位置取りに、コース形態から落ち着く流れにはなりづらく、四位騎手の思いは後ろから来るブエナを意識しつつ4角先頭、できれば3~4馬身離してのシナリオになってもいいはず。
京都2000m内の傾向は差しが有利で、前を意識するが故先行崩れを引き起こしやすく、上がりが掛かるレースになります。
そう考えると、内回り~位置取り~上がりが遅いと初物づくしの三重苦を跳ね除けなければ、秋華賞の魔の手に捕まってしまいそう。
パワー型のレッドには、4角の立ち上がりのもたつきと手前を変える下地がまだできていない以上、直線の短い京都の軽い馬場には・・・。
クーデグレイス
ロースSは平均的ラップを刻み、先行馬には厳しい流れの中3着に。
12.4 - 10.9 - 11.2 - 11.8 - 11.8 - 11.4 - 11.4 - 11.6 - 12.2
11秒台が大半を占め、スピードとスタミナなくしては残れない先団陣、上位2頭には出走権がありじっくり構えることができ、前で積極的に権利を取りに来たクーデグレイスとは負荷の掛かり方に違いがあります。
トビ幅が大きく決め手には欠けますが、バテない強みは今までの成績に表われていて、函館札幌中山福島阪神と輸送やコース条件に左右されることなく12戦すべて掲示板というタフネスぶり。
東京500万下でレッドスパーダやストロングリターンに僅差、前走も格上相手に引けを取らないゴール前、スロー~ハイペースになっても好走、コースレコードや福島の荒れ馬場にも対応、相手なりという利点と流れに問わず常に善戦して来る同馬に格好の舞台になるかもしれません。
差し馬には不利はツキモノ、前にいる分の有利さを買って
そんな好運が訪れればクーデグレイスに花束を!
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秋華賞に変わってから達成したのは、スティルインラブのみ。
先行力があり、コース変わりにも対応できスピードとパワーを持った安定感のある牝馬でした。
ローズSでは+22kで敗退するも、2冠の余裕からか本番ではキッチリと仕上げての勝利。
出走権のある馬の利点ともいうゆとりは、陣営にとっても都合がいいのでしょう。
三冠馬と名乗れる馬はこの長い歴史の中、9頭のみ。
牝馬は、クリフジ⇒メジロラモーヌ⇒スティルインラブの3頭。
牡馬は、セントライト⇒シンザン⇒ミスターシービー⇒シンボリルドルフ⇒ナリタブライアン⇒ディープインパクトの6頭ですね。
牝馬は少なく、距離の融通性やフケからか難しそうなのでしょう。オークスではなくマイル路線を選び秋に秋華賞に戻って来るそんなスタイルもあり、三冠への夢より現実を見るようになって来てますね。
3歳馬が一生に一度のチャンスなどは、もう古いのでしょうけど
やっぱり今年は達成を願ってもいいのではないでしょうか。
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以前三冠目はオークスと直線の長い外回りの同距離でしたが、秋華賞となり条件が変更され直線の短い内回りの2000mと異なったものに。
現在では、三冠を制するには距離の違いのほかコース形態への対応が求められる難しいものとなっています。
今年の桜花賞は外有利の馬場状態で上位陣は外を回ってのもの、オークスは持続的な厳しい流れで力勝負に、有利を味方に付けた結果と力関係ではっきりと白黒ついたような結果が出た春の2冠。
ですが、今回は2000m内回りでは桜花賞とは大分違いますし、オークスのようなスタミナ型でもなく、春と同じような結果なら力関係の差に、違えば秋の成長とこの条件に合ったゴール前に。
後者のような気もしますが・・・、出来れば牝馬三冠の誕生を願いたい。
歴史が繰り返されるならブエナビスタに、先輩メジロラモーヌ共々縁起のいい
左後一白牝馬三冠を継いでもらいたい。
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ブエナビスタは札幌記念の中団から行ける脚があるなら、京都の内回りでも心配なく他馬を子供扱いにした春を見ても、勝つ可能性は高いと見るのが妥当でしょう。
古馬重賞であの内容は3歳牝馬にできるものではなく、2着でも中5週で遠征を控えた状態面なら上出来です。
秋の成長度ではレッドディザイアやジェルミナルには疑問があり、ブエナ以外の馬の勢力図に変化があるようです。
今年は開幕週の馬場には前残りという格言さえできるような結果に、昨年を踏まえても先行馬、内枠、格無関係からこの辺は頭に入れておきたい。
直線が短いため後続は3角から動き出し、4角まで待てる先行勢に余す脚を与えてしまいます。外枠の差し馬は1角までポジション取りをし、1~2角で外を回りなおかつ3~4角も外、いかに内へ潜り込むかがポイントです。
先行馬勢は、内外はそれほど関係なく展開利がある分条件クラスでも適性を行かせるなら好走してきます。春2冠馬と夏の上がり馬は毎年注意が必要で、他にオークスを敗退した桜花賞組の巻き返しもあり、その逆の然りです。
とにかく先行馬の馬券の絡みは確率が高く、瞬発力のある差し馬とが有利でしょう。
過去にメジロラモーヌという3冠牝馬に魅せられ、引退後北海道のメジロ牧場に会いにいったことを思い出します。人懐っこい馬で一緒に写真を取ってくれました。隣の柵には真っ白になったメジロアサマがおいらにも草をくれと歯をカッパンカッパン鳴らしていましたね。
メジロ全盛期の時代でした。
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